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カテゴリ:釣り
毎月恒例の山星丸の仕立て、今月のお題目は『イカの泳がせ』。 すごく楽しみにしていたお題目で、エビで鯛を釣るのではなく、 イカで鯛と釣るという、夢のような釣りにいつかチャレンジ してみたいと思っていたのだ。 しかし、朝船宿で集まっている時、幹事のYさんから『隊長よぉ、 まずはエサのイカ釣らないと始まんないよ!』っと専制パンチを 食らうほど、ヤリイカの模様が良くないようだ。 そう、夢を見るにはまず肝心なヤリイカを釣らなければならない。 ヤリイカの道具は、いつものバイオインパクトX180にFM800MK、 エサが釣れた時は海春にFM3000でイカ鯛に挑む。 凪が良ければ一応沖の瀬か洲崎沖ということで、期待を胸に、 朝日を背中に6:30出船。 今日は北よりの風が朝のうち強いと思っていたのだが、案の定、 城ケ島を抜けて三浦半島の陰から出た途端海況が悪い。 これじゃぁ沖の瀬とかまでは行けないなと思ったら、やはり 剣崎沖の辺りで船を止めて操業開始。 最初の水深は120m、糸は130mほど出るので、そこそこ潮が 早いのだが、糸の出が一辺倒ではなくなんか変な感じ。 船長も潮型が悪いから気を付けてねぇとアナウンスしている。 最初の流しは全員スカだったが、次の流しの水深160mダチ、 着底後に底を取り直したところで、隊長にヤリイカシグナル。 最初なので欲張らずに、最初だけゆっくり巻いて後は中速巻き すると、何点か複数乗っている感じ。 仕掛けを手繰ると、おおっいるいる、大中小と三つのヤリイカが やってきた。 こりゃぁ幸先いいなぁと思ったのも束の間、北風がブンブン 吹いてきて潮型も悪いということで、城ケ島西沖まで戻ります からキャビンに避難しててとのこと。 この時、8人のうち後ろ寄りの隊長含む3人しか顔を見れず、 5人はアタリすらなかったとのこと。 一番デカイのは泳がせのエサにはならないと思うが、これで 夢の入口が見えてきた。 しかし、エサ2ハイじゃ戦にならないだろうということで、 城ケ島西沖に戻ってからももう少しヤリイカ釣り継続。 しかーし、こちらはヤリイカの活性低く皆さん苦戦しているようだ。 そんな中、ポツンと一杯ヤリイカが釣れたので、隊長は 泳がせにチェンジ。 そう、このままエサ釣りに四苦八苦しているより、すっぱりと ヤリイカは諦めて、夢に掛ける作戦だ。 さぁ、鯛にでもブリにでも喰われちゃってきてください! っとイカ様を投入。 っが、皮肉なもので、泳がせ転向した直後、底でヤリイカの 乗りがいい瞬間がきたので、慌てて隊長もイカ角を投入。 すると、着ノリ成功で小型のエサにちょうどいいヤリイカを 2ハイゲット。 しかし、イカの活性が高かった流しはこの一回ポッキリ だったので、隊長は泳がせに専念。 結果この後、イカを釣ったのは終了間際に左舷大ドモの 叔父さんが乗せた程度と、燦燦たる結果だったので、 泳がせに専念したのは正解だった。 さて、道具をチェンジして小一時間、マッタリとした時間が 流れていたが、ようやく隊長に待ちに待った瞬間が! それまで沈黙していた竿先が、モゾモゾ、モゾモゾっと 誰かがイカを齧っている様子! そのまま突っ込め突っ込め、隊長の竿先! っと思ったら、あれまっ、、、また静かな竿先に戻ってしまった。 仕掛けを回収すると、孫針を掛けた水管の部分のみ残されて、 あとは食い逃げされてしまったようだ。 残念、エサにはデカかったのか、鯛が小さかったのか、 一飲みに喰えず喰い込みまではいかなかった。 この後、お天気は回復してきていい凪になってきたが、 イカの活性は相変わらず低く、探索時間も長くなってきた。 そんなこんなで、その後何もドラマは起こらず、回収した エサのイカは隊長のお腹に入ることになって終了。 うーん、イカの活性が低すぎで、皆さん泳がせの道具を 持ってきたのに、エサが釣れずに竿すら出せなかったようだ。 幹事で百戦錬磨のYさんですら、ヤリイカ5ハイ、同僚の 叔父さんが最初から最後までしゃくり続けて8ハイで竿頭。 以下、2ハイしか取れなかった、3ハイしか取れなかった という方もおり、終始イカだけをやった方には厳しい結果だった。 そんな中、早々に6ハイ釣って泳がせに専念して夢を見られた 隊長は恵まれたほうかもしれない。 で、釣果ヤリイカ6ハイで、1パイはネコババされてお持ち帰りは5ハイ。 今日は巫女様不在なので、ちゃちゃっと捌いて殿下と姫様の晩御飯。 一番デカかったのをお造りに。 次にデカかったは、子らの好きなイカソーメンに刻み。 葱を散らしてイカソーメンに。 もう一杯をお好み焼きにてご提供。 釣りたてのヤリイカは鯛と違って子らは爆喰いしてくれたのが 唯一の救い。 今日も楽しく夢を見させてくれた海の神様、天の神様、 ありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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