スパ郎の旅日記

今日はお客様の仕立てのお誘いいただき、ちゃっかりお邪魔してきた。



あくまで『運転手』として参加させていただいたので、内容はさらっと。

この港はお正月のハナダイでお世話になっているが、ヒラメで出るのは
初めてだ。



5時出船で6時スタートフィッシング。

中乗りさんが凄くこまめに動く方で、ちゃちゃっと各自の桶に大小
偏りなくイワシを配ってくださった。



隊長は欲をかいて、『朝イチはデカヒラメを狙ってデカイイワシ』を
くっつけて水深27m程の海底に送り出す。

船長さんはこれまたすごく丁寧に水深やら根掛かりするしないなど、
こまめにアナウンスしてくださる。

っが、、、『少し根掛かりするポイントです、注意してください』っと
親切に教えてくれたのに、いきなり根掛かりでオモリと仕掛けをロスト。

焦る隊長を嘲るように、ミヨシ、胴の間と連続でヒラメが捕獲され、
早い時間帯に一枚欲しいと思っていたところに、イワシが暴れ始めた。

よしよし、喰え、喰え、喰っちまえ！っと呪文のように唱えると、
『ぐぅ』っとイワシに喰い付いた感触。

ほれほれ、早く飲みこまないと逃げちゃうぞ！っと、かるーくテンションを
かけて引っ張ってやると、『ぐいっ！』っと反転したので『えいやっ！』
っで小さいながらもチラメ一枚ゲット。



しかし後が続かない。

船長は『潮が動かないので、小さなポイント廻ります』っと宣言して
こまめにポイントを移動。



っが、時折船中青物が上がる程度で、ヒラメが釣れる気配なし。



座布団を枕に空を見上げる時間帯が増え、、、。

1時間経過、２時間経過、３時間経過、、、っと曇りがちだったお天気が
どんどん良くなり、、、。



とうとう4時間近く経過して、ヤバい『良くなったのは凪だけ』なんて
フレーズが頭をよぎり始めた最後の流し。

それまで攻めていた25m～30mラインから、18mラインに変わった
最後のポイントで久し振りのヒラメシグナル。



よし！今だっ！っと血抜きソコソコで素早く仕掛けを落すと、やっぱり！



電光石火の奇跡の連荘でフィニッシュ。



いやぁ、渋い一日だった。

船中釣果が０～３枚、外道はハタ、イナダ、ショゴ、と一見華やかだが
数が出なかった。



下船後、港で美味しいカレーをご馳走になり、お客様をお送りして
3時過ぎには帰宅してチャチャッとヒラメの下処理。



晩御飯には美味しい塩焼きと、煮付けで酔っ払いの出来上がり。



天の神様、海の神様、お客様、今日も一日楽しい釣りと美味しい
海の幸をありがとうございました。