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テーマ:脳性マヒ・体幹機能障害(591)
カテゴリ:変形性足関節症
脳性麻痺の二次障害による、足関節(足首)の骨棘除去術から5週間が経ちました。
創の状態はこんな感じになっています。 ![]() ![]() (2013.5.15撮影) そして、下のが今から1ヶ月前。 ![]() (2013.4.17撮影) 少しですが、色も落ち着いてきた感じです。 痛みは触ると少しあるくらいで、施術中に先生がゴリゴリ触っても特に大きな痛みはありません。 このゴリゴリというのは、毎日施術で創をつねったり撫でたりするんですよ。 創付近の癒着を防ぐためみたいです。 歩くときは相変わらず足首の距骨あたりが痛いです。 でも、術前みたいに骨棘があたる痛さではないです。 日に日に・・・本当に日を追うごとに痛みが減っています。 足を地面に着いていなければ全く痛みもなくなってきました。 その反面、腰・背中・肩・首などの痛みに悩まされています。 手術をして良かったのか?・・・ 正直言ってその答えはまだわかりません。 でも、今は良かったと言えるんじゃないかな~~ 今日は、理学療法士先生のリハビリでした。 今回の手術をしたからと言って痛みが全部なくなるとは言えないし、 この障がいが治るということはない。 とはっきり言う先生です。 足以外の場所に出ている痛みに関しては 手術をしたことで、長年歩き慣れたフォームを大きく変えて動いているから 姿勢に無理が出てきている状態だそうです。 『平行棒にやや後ろに手を置き上体を少し反る感じで立ち胸を張る。 その状態で少し下向き加減で足踏み。』 このフォームが一番安定して歩ける。のだそうです。 でも、平行棒があるからできるのであって、普段歩くときには全く無理ですけどね~~(笑) ただ、意識するだけでも違うらしいです。 そうすることで、少しずつでも痛みが緩和していければ嬉しいです。 ここからは。私のように比較的軽いと言われている 脳性麻痺者の若いかたへのメッセージです。 なんて大げさですが・・・ ・無理をすればできちゃう・・・のではなく 無理をしてでも休むことを心がけてください。 ・筋肉量を増やすのではなく、マッサージなどをして筋肉を休ませる努力を。 ・無理して歩く!!ことをしない。 若いうちは無理をすれば大抵のことは出来ちゃうのがこの障がいの特性でもあります。私もずっとそうして生きてきました。 しかし、その毎日の少しの無理が今になって骨の磨り減りや痛みに繋がっているのです。 じゃぁ、過去の自分に 「後々辛くなるから無理しちゃだめよ。」 と言ったところで、果たして私は言うことを聞くかといったら多分聞かないと思いますが(苦笑) でも、やっぱり若いうちからの少しの努力でこの痛みと苦しみは確実に減らせることはできると思っています。 そして・・・ 今私は車椅子も使う決心もしました。 これは生涯、笑顔でいるためのアイテムとして。 車椅子に乗ってしまったら私の人生はおしまい。。。 みたいに思っていましたがそれは大きく大きく違っていました。 時と場合によっては車椅子に乗ることで、その時を共有する相手にとっても負担を軽くすることができます。 なにより、自分自身が疲れることなくずっと笑顔でいられるのですから。 しかしながらこれも、その壁を破るまでは本当に時間がかかりました。 でも、今はもっと早くに車椅子の導入を考えれば良かったと後悔すらしています。 使えるものはなんでも使う。 今の私の気持ちです。 もちろん、歩くことを諦めたわけではありません。 これからもしっかりと自分の足で歩き続けるために、必要な道具を使っていくというだけです。 これらの気持ちが大きく変化していった背景にはやはり、私に関わってくれている理学療法士先生の意見や、日々施術してくれているセラピストのおかげだと思っています。 これからも笑顔であり続けていきます。 ![]() 応援ありがとうございます♪ 励みになります♪
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