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テーマ:脳性マヒ・体幹機能障害(591)
カテゴリ:リハビリ生活
脳性麻痺の友人からこのようなメールをいただきました。 これは私にも当てはまることだし、他の脳性麻痺の方にも当てはまる内容と思い ご本人に了解を得て、転記させていただきます。
自分のなかで受け入れなきゃっともがいているところもあるような…私です。 過去のもっと痛みなく動けた自分の身体を忘れられないから。 忘れられたら楽な部分もあるかも。 過去の記憶が邪魔をする。 今日はリハビリの日で、先生と話をしながら…リハビリの方法もいろいろありますよねっと。 私の場合、前の前の整形外科で柔整師の先生にリハビリをしていただいていたのですが、その先生は、痛みがあっても、ぐいぐい関節を曲げたり動かしたりのリハビリでした。その方法は、先生がすることなので間違いはないと思い、痛くて泣きそうなときでも我慢をしてこれが治療なのだと…リラックスより、異常に足に力が入るリハビリでした。そのことを今日先生に話をしたら、それは私にとってマイナスだったねって。 強制的に力ずくで動かすことによって、細い筋肉が切れてしまい、身体の安定性や支持力の低下に繋がってしまうっと。 ドクターが同じことを言っていたのをそういえばっと思いだした。 私の7年間はなんだったのだろうっと。先生を信じて痛くても足のためっと通っていたのに。 私の足は筋緊張が強いので柔整師の先生では対応はできないよとのこと。勉強する内容も違うしって。全部を否定する訳ではないけど…そう簡単にはいかない疾患だからって。 やはり、よくないリハだったのかって。どこかでこれでいいのか?って思っていた。 後悔あとに立たずだけどね。
という内容です。 まずはKさん、ご協力ありがとうございます。
さて、この手技のあり方なのですが 私のような ★痙直型(けいちょくがた)の場合、常に体中に力が入っている状態なので 力が抜けるときと言ったら寝てる状態のとき、それも熟睡してちょっとやそっとじゃ 起きないくらい眠りが深いときなんですよね。 それ以外は基本、ずっと力が最大限入った状態になっています。
私も今までに整形外科内で数人のセラピスト(柔道整復師)に施術していただいてきたわけですが 自分の「程よい状態」がわかるようになってからは初めてのセラピストでも 言葉で伝えられるようになってきました。
伝え方は、 「常に体中に力が入ってしまっている状態なのでゆっくりと筋肉をほぐすように」 と言っています。 大袈裟に言うと、「撫でるだけで良いです」みたいな。 そして、「緩めすぎないように」ともお願いしています。 筋肉を緩めすぎると返って脱力しちゃってその日はもう使い物になりません。 例えば、翌日になにかイベントがあるときなどは前日のうちにしっかりと 筋肉を緩めてもらうと翌日、ちょうど良い塩梅になります。 このへんはホント、人それぞれだし私自身もそのときによって体調が変わります。 あくまでも、参考ということでお願いします。
多分・・・ 痙直型(けいちょくがた)の脳性麻痺者にはこの手技でいけると思います。 柔道整復師の方。。。よろしくお願いします♪
★痙直型(けいちょくがた)・・・伸長反射、腱反射の亢進を認める。わずかの刺激で激しい筋緊張がおこり、
注:柔道整復師は筋肉の専門家では有りません。 また、整復師が開業じゃなくて病院だったらドクターの指示なのでオッケーです。 あくまでも整形外科医院の中で、という意味です。
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