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テーマ:脳性マヒ・体幹機能障害(592)
カテゴリ:リハビリ生活
脳性麻痺の友人からこのようなメールをいただきました。 これは私にも当てはまることだし、他の脳性麻痺の方にも当てはまる内容と思い ご本人に了解を得て、転記させていただきます。
自分のなかで受け入れなきゃっともがいているところもあるような…私です。 過去のもっと痛みなく動けた自分の身体を忘れられないから。 忘れられたら楽な部分もあるかも。 過去の記憶が邪魔をする。 今日はリハビリの日で、先生と話をしながら…リハビリの方法もいろいろありますよねっと。 私の場合、前の前の整形外科で柔整師の先生にリハビリをしていただいていたのですが、その先生は、痛みがあっても、ぐいぐい関節を曲げたり動かしたりのリハビリでした。その方法は、先生がすることなので間違いはないと思い、痛くて泣きそうなときでも我慢をしてこれが治療なのだと…リラックスより、異常に足に力が入るリハビリでした。そのことを今日先生に話をしたら、それは私にとってマイナスだったねって。 強制的に力ずくで動かすことによって、細い筋肉が切れてしまい、身体の安定性や支持力の低下に繋がってしまうっと。 ドクターが同じことを言っていたのをそういえばっと思いだした。 私の7年間はなんだったのだろうっと。先生を信じて痛くても足のためっと通っていたのに。 私の足は筋緊張が強いので柔整師の先生では対応はできないよとのこと。勉強する内容も違うしって。全部を否定する訳ではないけど…そう簡単にはいかない疾患だからって。 やはり、よくないリハだったのかって。どこかでこれでいいのか?って思っていた。 後悔あとに立たずだけどね。
という内容です。 まずはKさん、ご協力ありがとうございます。
さて、この手技のあり方なのですが 私のような ★痙直型(けいちょくがた)の場合、常に体中に力が入っている状態なので 力が抜けるときと言ったら寝てる状態のとき、それも熟睡してちょっとやそっとじゃ 起きないくらい眠りが深いときなんですよね。 それ以外は基本、ずっと力が最大限入った状態になっています。
私も今までに整形外科内で数人のセラピスト(柔道整復師)に施術していただいてきたわけですが 自分の「程よい状態」がわかるようになってからは初めてのセラピストでも 言葉で伝えられるようになってきました。
伝え方は、 「常に体中に力が入ってしまっている状態なのでゆっくりと筋肉をほぐすように」 と言っています。 大袈裟に言うと、「撫でるだけで良いです」みたいな。 そして、「緩めすぎないように」ともお願いしています。 筋肉を緩めすぎると返って脱力しちゃってその日はもう使い物になりません。 例えば、翌日になにかイベントがあるときなどは前日のうちにしっかりと 筋肉を緩めてもらうと翌日、ちょうど良い塩梅になります。 このへんはホント、人それぞれだし私自身もそのときによって体調が変わります。 あくまでも、参考ということでお願いします。
多分・・・ 痙直型(けいちょくがた)の脳性麻痺者にはこの手技でいけると思います。 柔道整復師の方。。。よろしくお願いします♪
★痙直型(けいちょくがた)・・・伸長反射、腱反射の亢進を認める。わずかの刺激で激しい筋緊張がおこり、
注:柔道整復師は筋肉の専門家では有りません。 また、整復師が開業じゃなくて病院だったらドクターの指示なのでオッケーです。 あくまでも整形外科医院の中で、という意味です。
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整形外科医に、長時間歩いていたら足がむくんで歩けなくなるのをどう防げばいいか、質問しました。そしたら足のふくらはぎを下から上に向ってなでるようにマッサージるとよいとのこと。やはり「なでる」のがポイントなのですね。アテトーゼと痙直の症状があると、身体が休まるときって、寝ているときくらいしかありません。
お友達の手紙の話、身体の悲鳴をストレートに受け止めたらよかったのかも。誰にでも第六感は備わっているのですから。 (2014年11月05日 16時03分32秒)
脳性麻痺に限らず困っている人誰にでも当てはまることかと思います。
ただ、その当たり前の感覚が皆違うんでしょうね。 バリアフリーを歌いつつも、心のバリアフリーはまだまだ、もっともっと世の中が変化していくといいですね。 お疲れ様です、お片付けの後はご家族で打ち上げですね。 台風が訪れる前で良かったです。^^ (2014年11月05日 16時28分39秒)
雨のち曇りさん
こんにちは ふくらはぎは第2の心臓とも言いますからね~ ここを程よく刺激してあげることはとても良いと思います。 私も、ふくらはぎのことはブログにも書いていますよ~♪ アテトーゼの方は、私なんかよりも緊張が強いですね~ 少しでも和らぐようになると良いですね。 (2014年11月05日 17時05分50秒)
milkyway.さん
こんにちは 体が少しでもラクになる施術を受けられるのが一番ですよね。 労いのコメントありがとうございます。 次回は梅屋敷です。 もしもお時間がございましたらお散歩がてら♪ (2014年11月05日 17時07分58秒)
私もコメント書いていいですか。
これは衝撃でした。 そういうことなのか。。。と。 >それ以外は基本、ずっと力が最大限入った状態になっています。 >筋肉を緩めすぎると返って脱力しちゃってその日はもう使い物になりません。 文章にできませんが、 衝撃的でした。をコメントにさせてください。 (2014年11月05日 22時59分11秒)
この年齢になりますと?ハハハ・・・と笑い飛ばせる部分が多くなってきましてね。(不謹慎者!)
重度のアテトーゼ型なので緊張が強く、手指が伸びず手の平に食い込んで痛いのですが、「ニャンコの手、カワユイでしょう?」とか言うと、療法士さんとか周りの患者さん達も、しょうもないなぁ~と思いながらもその場が和むのですよ~ そうですね・・・私の子供の頃の「訓練」は地獄絵のようでした。 固まって痛いのに、大の大人が「力ずく」で伸ばしたり開いたりするのですから。 ギャーギャー泣き叫ぶ声が、訓練室に響いていました。 現在は・・・だいぶん、改善されているようで。 昨日は、午後2時近くまで寝ていました。 しかも、起こしてくれたのは目覚まし時計ではなく「腹時計」でした。って、何日か前に作ったカレーがあるから、今日もゆっくり寝ていれそう・・・あぁ、怠け者の日々・・・ (2014年11月06日 04時10分00秒)
dokidoki1234さん
おはようございます。 コメント、残してくださってありがとうございます。 嬉しく思います。 これでも私の場合はまだまだラクなほうだと思っています。 ここに集ってくださる方々はもっと厳しい現状に立たされ、それは終わることのない現実・・・ どうしたら少しでも緩和できるのか? 私がこうして発信し続けることで、脳性麻痺医療の何かがほんの少しでも進歩してくれたらと願うばかりです。 (2014年11月06日 07時16分02秒)
巨大オムライスさん
おはようございます♪ 腹時計に起こされたなんて~~(笑) そういえば、最近カレー作ってないなー 久しぶりに作ろうかな。。 今朝のブログ、オムライスさんのコメントを引用させていただきました♪ いろいろ私も思うことあります。 多分、私意外にもここに集う方々は多かれ少なかれいろんな思いがあるでしょうねー 今更ながらですが、生きることをもっと丁寧に。。 と思う今日この頃です。 なーんて言いながら毎日焦っているのですが。。(笑) (2014年11月06日 08時16分55秒) |