2015/06/15(月)14:19
車椅子ママ 保護者会へ行く
息子が高校に入学して初めての保護者会がありました。
高校になったら保護者会があっても親はほとんど行かないらしいのですが
私はご存知、溺愛ハハなのでできれば行きたい。
車椅子利用者の私は前もって学校側に連絡をとり
到着してから車椅子を車から降ろしてもらったり校内での移動やトイレなど
サポートをお願いしなければなりません。
それを考えると行くのが億劫になる。。
こんなにも精神的なパワーが必要なのかと思うと・・・ね。
でも、そこを諦めてしまったらなにも前に進めないですから
がんばりましたよ。
まず学校側に電話をかけました
「自動車に車椅子を積んで行きますので到着したら車椅子を
降ろすのを手伝っていただきたいのですが・・・」
すると最初に出た事務の方が
「わかりました。
確認しますので少しお待ちください」
保留音楽~~
(今井美紀さんのプライドだったような。。)
しばらく待つと今度は学年主任という方が出てきました。
「自動車に車椅子を積んで行きますので到着したら車椅子を
降ろすのを手伝っていただきたいのですが・・・」
学年主任「あぁ~~そうですか。。
えっと、おひとりでいらっしゃるのですか」
私「そうです」
学年主任「では担任と変わりますのでお待ちください」
と言われてまた保留音楽~~~
最初っから担任の先生を指名すれば良かったと思いながらも
学校のシステムがわからないのでここは待つしかないと思いました。
しばらくして担任の先生に変わり~~~
「前もってお手紙いただいていたので車椅子でいらっしゃることは承知してますけど
車椅子降ろすのは私ひとりでも大丈夫かしら?」
私「35キロあるのでお一人じゃ無理かと・・・」
先生「わかりました。じゃぁ応援を頼んでおきますね~
お待ちしていますね。」
と、許可をもらいいざ学校へ
約束の時間よりも10分前に学校に着き待機していると担任が
数人の先生方を引き連れて登場。
その数なんと6人
ちょっと驚きつつも車椅子を降ろしてもらうことに成功!
降ろしてもらいながら、自分がどういう場面で介助が必要なのかを話し
私が行く日には車椅子用エレベーターと車椅子用トイレの鍵を開けて
もらえることになったり
今後学校に行く度に、先生方を呼んで車椅子を降ろしてもらうのではなく
その場に居る学生に頼んでも良いか許可願いをしてみたら快く許可して
もらうこともできました
そんなこんなで保護者会に無事出席することができ、今度は
車椅子を車に乗せます。
学校側にも許可をもらった私は早速その場にたむろしていた学生3人に
声をかけました
「この車椅子をあの車に乗せたいのですが手伝ってもらえますか?」
どんな返事が返ってくるだろう。。。
とちょっとドキドキしていたら
「あっ、良いですよ」
って3人とも声を合わせて答えてくれて~~
その3人を引き連れて車のところまで来たときにはなぜか生徒が
10人近く集まっていました。
「ここをこうしてこうして~~」
と私が言うと素直に返事をしながらあっという間に車椅子が車に収納
ちょっと離れたところで担任がニコニコしています。
そして先生は
「良い子ばっかりでしょ~~~」
と生徒に聞こえる声で。
私も負けずに
「本当に良い子ばかりですね~~」
と彼らの顔を見ながら答えました。
彼らはちょっと照れた様子でそそくさと戻っていきましたが
なんだかすごく嬉しくなって涙が出そうになって・・・
今、なにかと高校生の悪いニュースが多く流れていますが
悪い子ばっかりじゃないです。
むしろ、良い子ばかり
だと感じました。
いろんな不安を抱えて保護者会に行くことを一瞬躊躇してましたが
思い切って行って良かったです。
またひとつ私なりに階段を登った一日でした。
男子高校生~~~
たまりませんわ
夜は家族でサイゼリア
満たされた顔してるでしょ
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