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2015.10.15
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カテゴリ:クルマ関連
このナビを買うときに、実はちょっと悩んだのが「DSRCやらITSやらVICS WIDEやら、どうなってんだ?」ってこと。
私がナビを買った16年前はETCとVICSしかなかった。それらは料金支払いと渋滞情報提供で、まったく異なるものでした。
しかし最近はETC機能があるDSRC車載機で渋滞情報がITSスポットで提供されるとか? ワケ分からん。

結局のところ、渋滞情報が欲しければ何を用意すればいいの?

まず、「DSRC」はクルマと道路間の1対1の通信方式の名称で、従来のETCもDSRCの一種のようです。
DSRCには色々モードがあって、従来のETCは容量の小さいモードを使っていましたが、さらに容量の大きいモードもを使って渋滞情報提供や安全運転支援も行おうというのが「ETC 2.0」とのことです。
ちなみにこのETC2.0、以前は「ITSスポットサービス」と呼ばれてましたが、一向に普及しないので、お役所が知名度のある「ETC」にあやかった名前に変えたようです。
(個人的にはこれが余計分かりにくくしている元凶な気がする・・・混乱ポイント1)
ITSスポットサービス(ETC2.0)が普及しないのは、名前のせいではなく、対応車載機が割高なのに劇的に便利にならないからでしょう。
車載機が新車に無料で付いてくるとか、高速道路の割引率がやたら大きくなるとか、そういう実弾射撃なご利益がないと普及しませんって。

ということで、本来の意味で言うと従来のETC車載機も新しいETC2.0対応の車載機もDSRC車載機といえるのでしょうが、車載機メーカーはETC2.0対応の車載機をETC2.0車載機と言わず、DSRC車載機と言ってます。(混乱ポイント2)
そりゃETC車載機とETC2.0車載機って分けられてもかえって混乱するような気もするしね。同じようにETCゲート通過できるわけだし。
この記事でも、ETC2.0車載機はDSRC車載機と記述することにします(笑)

さて、ETC2.0のご利益の一つが渋滞情報の提供。しかしそれはVICSがあるじゃないか?わざわざETC2.0にする必要はなに?
実はETC2.0(ITSスポットサービス)は、高速道路にあるVICS電波ビーコンと同じ役割をします。ですがVICS電波ビーコンはもう古いので、平成34年(2022年)に廃止されてETC2.0に一本化されることが既に決まっています。
つまりそれ以降も高速道路で渋滞情報提供サービスを受けたい場合は、ETC2.0対応の車載機を用意する必要があります。逆に言うと、それまではETC2.0にする必要はないってことです。
ただ機能的にも上位互換的なものになっていますし、新規路線にはVICS電波ビーコンは設置されないし、道路公団は全国の高速道路にETC2.0用の電波ビーコンを既に整備し終えていますので、早くこっちに乗り換えて欲しいと思っていることでしょうけどね。

じゃあ光ビーコンもなくなるの?
VICS光ビーコンは一般道の渋滞情報を提供するものですが、なんとETC2.0で提供される渋滞情報は高速道路上のみなので、従来の光ビーコンは健在な模様。
光ビーコンの情報が欲しい人は、DSRC車載機を買っても無意味で、やっぱり光ビーコンを使わないといけません。
ETC2.0のHPを見ると一般道も渋滞情報提供するみたいな書きぶりですが、現状ではあれはウソで、絵に描いた餅状態です(混乱ポイント3)。

そういえばFM VICSは?
FM VICSは渋滞情報の提供だけで、ルート検索には使えないというのが電波/光ビーコンとの差別点だったはずですが、今年からVICS WIDEになって情報量が増え、ルート検索に反映させることも可能になりました。
FM VICSはほとんどのカーナビで標準装備なので、VICS WIDEも標準装備化されるでしょう。それならETC2.0いらないんじゃない?
実はVICS WIDEで提供される情報は一般道だけなので、高速道路に乗る人ならETC2.0は有用でしょう。どうせETCも必要でしょうしね。
言い換えると、将来的にはVICS WIDEは光ビーコンを駆逐するかもしれませんが、ETC2.0とは共存するはずです。



結論ですが、新しくナビを買う場合、渋滞情報が欲しければ何を用意すればいいの?ってことですが、

1、今までカーナビ(FM VICS)だけ使っていて満足してた人(一般道メイン)
 → 今までどおりFM VICSでOK。渋滞情報目当てでDSRC車載器を付けるメリットはあまりない。

2、カーナビ(FM VICS)+光ビーコンを使っていた人(一般道メイン)
 → DSRC車載機より、むしろ光ビーコンを買った方がいい。

3、カーナビ(FM VICS)+電波ビーコンだった人(高速道メイン)
 → H34以降はDSRC車載機必要。ETC車載機も付けるだろうし、ついでかも。

4、カーナビ(FM VICS)+光ビーコン+電波ビーコン(フルスペック欲しい人)
 → H34以降はDSRC車載機必要だけど、光ビーコンも別途必要。

5、カーナビ(FM VICS)+プローブ情報(カロナビやインターナビなど)
 → 渋滞情報目当てでDSRC車載機を導入しないといけない理由はないかも

結局のところ、DSRC車載機を導入してご利益あるのは、高速道路を多用する人がプローブ非対応ナビを買う場合でしょう。
一般道メインの人やプローブ情報が使える人はそれほどメリット無いかも。

しかしこれではいつまで経ってもDSRC車載機が売れない。困った?パナソニックが、VICS光ビーコン一体型の車載機を割安に売り出しました。
プローブ情報が使えないパナナビで少しでも多くの渋滞情報を入手しようとすると、これをつかってVICSフルスペックを実現する他ないです。
で、私はまんまとその手に引っかかり?、DSRC普及に一役買ったという訳です。
RS/RXシリーズとDSR140の組み合わせならば、VICSフルスペック+ETC機能連動となり、快適に使えます。


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そもそもETC2.0が普及しないのは、従来のETC車載機より割高なのにメリットが薄いからです。モバイル通信とスマホが進歩した今、渋滞や道路状況といった情報提供面では魅力を感じません。渋滞情報はGoogleマップなら断然きめ細かい情報がいつでもどこでも取得できます。緊急情報もエリアメールが鳴る方が先でしょうし、豪雨情報もXバンドレーダ-アプリで取得できます。
普及の時を逸した感はありますね。役所の方からもあまり本気度を感じませんし。(ETCの時は、割引が拡大されてかなりの本気度を感じましたが)

ETC2.0普及の方策は、もう駐車場決済しかないでしょう。駐車料金割引サービスがあれば完璧。
黎明期のETCレーンが渋滞時に優越感に浸れたのと同じく、満車の駐車場でもDSRC専用駐車場は空いている、とかできないかな。
ディズニーランドやUSJの入口ゲート付近にDSRC専用駐車場をつくったら普及すると思うぞ!?

ま、それをやったとしてもお役所としてはなんのメリットもないだろうから、やんないだろうけどね。

ではごきげんよう。







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最終更新日  2015.11.05 23:56:08
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