テーマ:家電よもやま(9605)
カテゴリ:家電
とある休日の昼下がり。突然、食洗機から「ピーピーピー」。
ピーピーピー? 漏水エラーで止まっていました。 つい先日もエラーで止まり、診てもらった業者さんに「ポンプがダメかも」と言われたばっかりです。 あの時は特に修理せず、様子見でそのまま使えてたのですが、やはりダメだったらしい。 次止まったら買い換えよう、とは思っていましたが、業者に頼むと20万円ほど必要になります。二つ返事で出せる金額ではない。 どうせ買い換えるなら、ってことで、ダメ元でいっぺんバラシてみることにしました。 うちの食洗機は、2003年製造のCWPM-45というクリナップのビルトイン式のやつです。 でも実はパナソニック製のOEMで、NP-P45X1P1CTと同じものです。底面に機種シールが貼ってありました。 実は同じようなパナソニックの食洗機で、水位センサーの清掃で治ったという人もいますので、一縷の望みを託してみました。 食洗器を修理!http://hideyaki.blog.fc2.com/blog-entry-251.html 折しも季節外れの雪&コロナ外出自粛で、じっくり作業するにはうってつけの日でした。 上記のウェブページと、パナソニックの食洗機TV https://sumai.panasonic.jp/dishwasher/tv/ を参考にして、取り外してみます。 当然ですが自己責任で。 まずは扉横のサイドパネルを外します。 隙間から機械の下部を覗いてみると、 水が溜まっているのを確認(鏡面反射)。ああ、漏水ですね。 細い隙間から機械の内部をみて、水が溜まっているのを見るのはとても難しい。 キッチンの食洗機でさえこうなんだから、福島原発で炉内の様子を見るのがいかに大変なのか、よく分かります。 引き出し防止金具は、右にスライドするとあっさり取れます。 下の収納の引き出しを外し、奥にある化粧パネルを外すと、電源と給排水配管にアクセス出来ます。 止水栓を止め、排水配管を外し、電源コンセントを抜きます。 そして、おもむろに機械を引っ張り出します。 このとき、水が溜まっているのを完全に忘れており、アホみたいにサッパーンと水が漏れ出してきました。水浸し(笑) 滴り落ちる水は、ダイソーで売っている灯油ポリタンク用のトレイで受けるとピッタリサイズでした。手元にそれしかなかったともいう。 背面が見えるまで全部引っ張り出し、適当な高さの台の上に乗せました。重くはないけど、大きいので取り回し注意。 給水配管は長いので繋いだままでOKでしたが、排水管は短いので外さざるを得なかった。 バックパネルを外します。 赤丸部分が漏水センサー。単に電極が2つ露出していて、漏水があると通電するっていう単純な仕組みです。 漏水検知している間は食洗機の電源をオフにしてもエラーが出続けますが、センサーを乾かし、コンセント抜き指しすればリセット出来ます。 水位センサー(青丸)を外してみました。 この内部に汚れが溜まって、フロートが動かなくなって、リミットスイッチが機能せずに溢水する、というのが先程のウェブページの紹介内容です。 しかしウチの水位センサーは全くキレイで、正常に動作していました。 漏水箇所がわからないので、この状態で動作させてみることにしました。 起動した瞬間に排水が始まるので、バケツで受けました。 すると、排水ポンプから水が滴り落ちてくるのを確認。 非常にわかりにくいですが、水滴が垂れてきた瞬間です。 ホースの継ぎ目とかじゃなくて、ポンプのハウジングから水がにじみ出てくる。となると、ポンプ交換以外に手はなさそうです。 前回、業者さんが下した「要ポンプ交換」という診断は妥当だったわけです。 バラしてオーバーホールすれば治る可能性もゼロではないですが、そこまでやる気はない。 ポンプ交換だと3〜5万円ですが、さすがに17年落ちの家電、ポンプは治っても他が壊れてくる可能性も高い。残念ですが買い替え時期です。 ここまで診てダメだったら納得も出来よう。 とりあえず、機械はモトに戻しました。 食洗機としては使えませんが、食器乾燥機としては機能します。 それだけでも十分ありがたい。 新しい機械が届くまで、余生を送ってもらうことにしましょう。 【超お得な交換工事費込セット(商品+基本交換工事+既存処分も)】 NP-45MS8S Panasonic製食器洗い乾燥機 関東地方限定(別途出張費が必要な地域有り) 明日に続く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.04.09 22:42:47
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