2010/07/07(水)01:43
ライトアップされた帽子岩
7月7日今日は七夕。
網走川の河口には、帽子岩と呼ばれる網走を象徴する岩があります。
高さが23mのこの岩は、シルクハットを海上に置いたように見えたことから「帽子岩」と呼ばれるようになったとか。
古くは渡良岩といわれていたそうです。
写真を撮った場所は網走の漁港から。
道の駅流氷街道網走から歩いてすぐ。
遠くには能取岬が見えます。
そして網走川の上流に目をやると、網走の町の灯りが見えます。
でも、なんでこんな時間に暗い中写真を撮りに来たかというと、この帽子岩が7月1日から8月31日までライトアップされているという情報を耳にしたからです。
午後7時半、点灯しました。
昨年試験点灯をして、今年はライトの数を増やしたとか。
カメラのモードをオートで撮ったのがこちら。
そして夜の撮影用のIS3200モードで撮ったのがこちら。
う~ん、やっぱり違いますね。
そしてさらにズームアップ!
ところでこの帽子岩、古くは渡良岩(ワタライワ)と呼ばれていたと書きましたが、「ワタラ」とはアイヌ語で「岩」という意味だそうで、この岩が「網走」の地名の発祥の場だという説があります。
古くアイヌの人達は、この岩を「カムイワタラ(神の岩)」と呼んで、漁に出るときと漁から戻った時にこの岩に立ち寄り、漁の安全祈願と漁に対する感謝を表したのだそうです。