ただ今22日1時過ぎ。
雨が激しく降っています。
明日はもっと荒れているのでしょうか。
写真の整理とか、ブログ記事をどうまとめようか
と決めかねている状態で、昨日エビネの植替え
作業を行ないました。
植替えも梅雨時が限界ですから急いで行いました。
ランの栽培では段ボール栽培が好結果をもたらす
ようですので、私も自身の作場の状況を見極め
ながら試行錯誤で行なっています。
段ボールはセルロースで構成されているわけで、
ランが欲するラン菌の繁殖に寄与していることが
その栽培に好結果をもたらすと想像されている
みたいなのですが、実際のところはよく分かって
いないようです。
ただ、事実うまくいくことが知られていますので、
私もそのことを実感しながら栽培を行なっています。
参考になるか分かりませんが、とりあえず私の方法を
載せておきますね。
まず、鉢底に軽石のゴロ(大きい塊)を敷き、鉢の内側
に段ボールの板を入れます。
写真では複数枚に分けて入れてありますが、1枚で
入れると鉢の内側の面から浮いてしまうために、
このような感じにしてあります。
そして、先ほどの鉢の中にランの本体を植え込むこと
になりますが、植え込む土の中にもある程度段ボール
を含ませます。
その段ボールは土の粒と同程度に細切れの状態に
して混ぜていますが、この大きさも厳密にこれくらいと
決めているわけではなくて、ほぼテキトウです。
(この写真のものでは大体5ミリ角程度です。)
もともと紙ですから軟らかいため、根に直接当たっても
傷つけることもないようですので、植え込む土と同程度
を目安に刻めば問題はないと思います。
あとはマグァンプKのような緩効性肥料を少量加え、
鉢の中に植え込んであげれば良いだけです。
土だけで植え込む状態よりは、段ボールが入ったとき
のほうが幾分元気なように感じます。
段ボールの適切な量がよく分からないのでその点は
書くことができないのですが、私が現在行なっている
量よりは多くても問題がないのではないかとは実感
しているところです。
(現在、段ボールは植え込み材料の2~3割程度混合)
手探り状態で分からないことだらけですが、ネジバナの
実生でも大活躍してくれた段ボール栽培のエビネ鉢の
様子から、ランと段ボールの関係は栽培を容易にする
上で無くてはならない関係になるのかもしれません。
ラン栽培で実績が上げられていないようでしたら、
だめもとで試してみてはいかがでしょうか?
ちなみに、下の写真は植替え時に撮影したエビネの
根の状態です。
段ボール栽培の様子 posted by (C)sasama_tea
根が段ボールに張り付いて伸びている様子が
ご理解いただけると思います。
植え込みからたった1年でこの状態です。
相性は折り紙つきですよ。
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