今年はカマキリと大型の蜘蛛が多いように感じ
ますが、気のせいでしょうか。
昨年は探してもあまり姿を見つけられなかった
のでしたが、今年は目を向けた先にカマキリが
潜んでいることがかなり多いです。
オオカマキリ posted by (C)sasama_tea
カナムグラの葉に隠れていたオオカマキリ。
状景を写し出せるように少し遠目から狙いました
が、例によって視線はカメラのほうです。
動きを止めてじっと待つ。
獲物がやって来るまでじっと待ち続けるのでしょう
か、効率が良さそうには見えなくても、この方法が
いちばんなのでしょう。。。
オオカマキリ posted by (C)sasama_tea
1枚目と格好はよく似ていますが別個体です。
今度はカラスウリの葉に隠れて、体をまっすぐ
伸ばした状態で待ち続けていました。
カメラ目線はまたもイタダキです。
オオカマキリ posted by (C)sasama_tea
こちらもカラスウリの葉の上。
両のカマを揃えて、ボクサーのファイティング
ポーズのような状態でゆっくりと移動して
いました。
上に示しました3枚の写真は、ともに9月13日
に撮影したもので、3個体の発見場所は数m
のごく狭い範囲でした。
私が「カマキリ多いなぁ」と感じる所以です。
その割にはトンボが少なく感じたりしますが、
均衡が崩れない程度にうまく成り立っている
のですかね。
何かが起きていたとしても、実際に分かるのは
ずっと後のことだったりもしますから、本当に
見たままを受け入れていいのかはよく分かり
ません。
(恐怖を煽るつもりではありませんが、どうなのでしょうね)
ところで、昨年ジョロウグモとカマキリの一触
即発の現場を目撃したのですが、当時は
私が手を出したために勝負はおあずけとなり
ました。
蜘蛛とカマキリ posted by (C)sasama_tea
カマキリの種類は特定できませんでしたが、
もう1回の脱皮で成虫になれるはずの個体が
コガネグモに捕らえられてグルグル巻きに
されていました。
すでに動きません。
絶対無敵に見えるカマを装備したカマキリも、
コガネグモナガコカネグモには抵抗し切れ
なかったようです。
(黒鯛ちゃんからの指摘で訂正しました)
勝ち負けの結果が今回のようになるとは限らない
のがまた面白いところで、カマキリが勝てないまで
も蜘蛛に一泡吹かせることもきっとあるはず。
カマキリの肩を持ってしまっていますけれど、戦闘
メカに通ずるようなカマキリには強くあって欲しい
と願ってしまうのでした。
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