房総の片隅に佇むものの詩

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植物礼賛

2008.11.09
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カテゴリ:植物礼賛

まずお詫び。
サボリの期間が長すぎて、全てを回りきることが
出来ませんでした。
順次全てに目を通していきます。
失礼ながら、どうかお許しを。

では、「ぼちぼち」再開します。

この土日は天候が優れず、時折雨が降り出し
散策には良くない状況でした。
土曜は雨でこもりきり、日曜は午後から雨模様。
それでもどこへも出かけないのもシャクですから
日曜は雨の中出かけてきました。
ただ収穫はほぼなしで、ヤマイモのムカゴを
少量採取しただけでした。

仕方がないのでその1週間前のことです。

11月1日、曇りがちでも時々陽が顔を覗かせる
ような中途な日でした。
風も少し強く、被写体は右へ左へと容赦なく
動いてしまい、写真撮影には困難な条件下
でもありました。

そんな中、初めて図鑑で見てから幾歳、実物
を自分の目で見ることを願い続けていた花を
確認するためにある場所を訪れたのですが、
探すとなるとなかなか見つからないもので、
場所は合っているはずだと確信しながらも、
今年もまたダメかと諦めかけていたのでした。

コウヤボウキ
コウヤボウキ posted by (C)sasama_tea

昨年も記事にしましたが、そのときには花も終わり
かけで、ちょっと残念な思いが残されたのでした。
今年は悲願がようやく叶い、8分咲き程度の状態
でコウヤボウキの花を見ることができました。

近くにタイアザミの花がありましたので、比較の
ために一緒に撮影してみました。
どちらもキク科植物ですが、随分と様子が異なり
ますね。

コウヤボウキは木本(もくほん、つまり草ではなく木)で、
日本のキク科の植物では異色の存在でしょう。
地面からたくさんの細い枝を出し、ある意味
目立たない植物ではないはずなのですが、
秋に花を確認しに出かけると、藪の中では
見つけられないことが多いのです。

今回初めて花がたくさん咲いた状態で観察する
ことが叶ったのですが、ここでさらに気づいたこと
があります。
それはこの花に香りがあるということです。
キク科特有の酸味のある香りですが、甘みの
ある独特の香りはお気に入りのひとつなりました。

爪楊枝よりも細い枝に、メルヘンチックな花、
そして繊細な香り。
高野山で箒に使われていたというその由来とは
かけ離れた花でした。

ついでに同じ日に撮影した写真です。

リュウノウギク
リュウノウギク posted by (C)sasama_tea

基本的に白い花のリュウノウギクも、花の
終わりごろには周囲がピンク色に染まります。
そろそろ秋も終わりかな、と思い始める頃に
咲く野菊で、私はこの花も大好きです。

ただ今年は草刈りで刈られてしまったものも
多く、白く目立つはずの花が少ないのが
残念です。
昨年は暖冬の影響で年越しまでこの花が
咲いていましたが、今年はどうなのでしょう。
別件ですが、いくつかおかしな狂い咲きが見つかっています。
やはり人以外の生き物は地球上の異常に敏感なのか?

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最終更新日  2008.11.10 01:49:52
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2008.10.13
カテゴリ:植物礼賛

秋の深まりを感じる変化のひとつ、野菊の開花
が散歩を楽しませてくれています。
この周辺では、紫色の野菊は主に3種類ある
ようで、ユウガギク、カントウヨメナ、ノコンギクが
それに当たります。
ぱっと見はどれも似ていて「同じじゃん(関東弁)」
というところなのですが、よく観察してみると確か
に違いはあるみたいです。

ユウガギク
ユウガギク posted by (C)sasama_tea

葉を揉むと柚子に似た香りがあるとの理由から
ユウガギク(柚香菊)と呼ばれるということですが、
実際にはそれほどでもないですね。
他の2種に比べると花の色が薄く、白っぽい色の
花も多いです。
葉の幅も狭く、茎の上部の葉はかなり小さくなって
います。
花の数は他の2種に比べて多いような気もします。
気のせいかもしれませんけれど

カントウヨメナ
カントウヨメナ posted by (C)sasama_tea

もうひとつがカントウヨメナで、関西で見られる
ヨメナに似て関東地方に多く自生するために
そのように呼ばれています。
3種の中では個体による花色の変化が最も
少なく、大体全ての個体で青紫色の花が咲き、
それが見分けるひとつの条件でもあります。
写真では色がはっきり再現されていないのが残念です

ノコンギク
ノコンギク posted by (C)sasama_tea

そして最後はノコンギク(野紺菊)。
青紫から赤紫まで花色に幅がありますが、大体
紫色の花が咲いています。
前述の2種に比べると、頭花の中央の筒状花
(黄色の部分)が少なく、舌状花の幅も細い個体
が多いため何となく優しい雰囲気の野菊と私は
感じます。
開花時期も前2種よりも若干遅めです。

見た目だけで見分けるのはかなり困難ですが、
花の後のタネについた冠毛、いわゆる綿毛の
長さで種を見分ける方法がありますので、併用
すると確実性が増すと思います。
ユウガギクとカントウヨメナはヨメナ属で、見ても
生えているのが分からないくらい冠毛が短く、
逆にシオン属のノコンギクは冠毛が2種に比べ
長いため簡単に見分けられます。

私の認識している限りではこの周辺に似た種類
は無いように感じますので、それほど悩まされず
に済んでいますが、野菊を見分けるのはかなり
大変ですね。
中間の性質を持っている個体には困りますもの。
皆さんも苦労されていることでしょう。
頭から湯気出しながら頑張ってください。

ミゾソバとオオカマキリ
ミゾソバとオオカマキリ posted by (C)sasama_tea

天気が良いとは言えない空でしたが、雨が降らな
ければ、まぁ良しとします。
道端にはミゾソバの花も満開になっていて、畦も
随分と華やかでした。
そしてそこにはいろいろなドラマもあり、冬を目前
に虫たちは精一杯に生を紡いでいるのでした。

カマキリさん、カメラ目線ご馳走さまです。

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最終更新日  2008.10.14 02:27:52
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2008.08.23
カテゴリ:植物礼賛

ようやくカメラが修理から戻ってきました。
22日が納品予定でしたが、それよりも1日早く
21日には手元に届きました。
再び手にすると、撮りたい気持ちがふつふつと
沸き起こってきます。

・・・というわけで、22日の夕方、気になっている
花の撮影へと出かけてきました。

ガガイモ
ガガイモ posted by (C)sasama_tea

つる植物のガガイモは、民家近くで雑草として
見られることもありますが、その花をじっくりと
見られることもあまり多くはないのかもしれま
せんね。
花はそれほど大きくはないため、観賞価値を
見い出してもらえることも少ないでしょうが、
じっくりと観察してみると面白い花です。
毛深いし。。。スマイル

そして近くまで寄ってみますと、独特の酸味の
ある香りにも気づいていただけるかも。
人によってはお好みに合わないかもしれません
が、一度は試してみませんか?

この時期にいちばん気になる花が今回の目的
です。
足が速いので、花が散ってしまっていると
楽しみのひとつを失ってしょげてしまいます。
半分は嘘です。

センニンソウ満開
センニンソウ満開 posted by (C)sasama_tea

センニンソウの白い花。
つる植物ですから、条件さえ整えばかくのごとく
美しい姿で花を咲かせてくれます。
下地になっているのはムラサキシキブの木で、
紫色の実が熟す前の前座的な役割を担い、
この白い豪華な花を見せつけてくれます。
白い花の姿のみならず、甘い香りも大好きです。

上のほうから白い花で覆われた姿は、花嫁を
飾るブライダルベールのようでもありますね。
満開の純白の花をしばし堪能しました。

ちなみに、クレマチスとはセンニンソウ属の総称
で、まさにこちらが代表種となっています。
そしてキンポウゲ科である本種、樹液が皮膚に
触れるとかぶれることがあるそうですから、
花を採取するときにはご留意ください。
葉に触れたくらいでは大丈夫だと思います

あぁ、花はやっぱりいいですね。
久しぶりに心が癒されました。

ここ数日は気温が低下して、秋を感じさせるよう
な雰囲気になりました。
遠くからはカネタタキの声も聞こえてきましたし。
秋の七草であるクズの花もちらほら目立ち始め
ましたので、何となく秋が実感できます。
このまま暑さを忘れさせて欲しいものですね。

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ネタだけ握り締めて、ブログを更新する格好のまま眠気と
戦い、そして負け続けています。
新鮮なネタだけは持っていますが、握った手の温もりで
そのまま腐ってしまいそうです。
以上、ひとりごとでした。







最終更新日  2008.08.24 01:49:00
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2008.08.11
カテゴリ:植物礼賛

暑さでそろそろバテ気味になりつつあります。
ここ数日は少し涼しくなってきたようでひと息
ついていますが、体がすこーし重く感じるよう
になってしまいました。
とにかく食べて乗り切ります!

カメラから写真のデータが取り出せないため、
最新の状況報告ができなくなってしまいました
ので、さかのぼって春まで時を戻してしまいます。

梅が咲き、次いで桜が咲くその中間あたりに、
生まれて初めて見る花がありました。
それは桜の花に似て桜にあらず、どことなく梅
の花にも似ているも梅ともまた異なる。
バラ科の花には違いないと確信するものの、
図鑑で調べても分からないままの花がこちら
でした。

スモモ
スモモ posted by (C)sasama_tea

遠くまで香るほどではありませんが、近くで嗅ぐと
桜や梅とは格段の差、とにかく甘い芳香がその花
にはありました。
そのせいで完全にひと目惚れです。

スモモ
スモモ posted by (C)sasama_tea

木の高さは4mくらいで、幹も枝もかなり細め。
根元から数本の幹が立ち上がるのは野生の
桜と同様の性質。
桜の花に比べるとふたまわりくらいは小さめ
でも、たくさんの花が咲くためにかなり豪華な
木でした。

花の季節が終わり、甘い香りが気になって
しつこく調べるものの全く手がかりがつかめず、
ようやくしっぽをつかみかけたときに、下のよう
な実を見つけたのでした。
スモモ 08/6/14
表面には毛が生えていなくて、白いブルームと
呼ばれる粉が吹いています。(撮影は6月14日
見た目は、梅のような実です。
このあたりで確信が持てました。
バラ科のスモモだろう、という結論です。
おそらく間違いないでしょう。

スモモはもともと中国から渡ってきた植物で、
広く日本でも栽培されたり、庭木として植えられ
てきたようです。
私も子供の頃に、祖父の家に植えられていた
巴旦杏(はたんきょう)と呼ばれるスモモの実の
お裾分けに預かっていました。
スモモ 08/7/19
先ほどの写真からおよそ1か月後の7月19日。
まだまだ硬いままでしたが、外側は赤く色づいて
いました。

周囲には同様の木は1本も見当たらないようで、
誰かが植えたとしか考えられないこのスモモ
らしき木ですが、ついていた実は見つけられた
だけでこのひとつだけです。
もともとスモモは、単独では実をつけることが
難しいらしく、傍に桜や桃などの同時期に花を
咲かせるバラ科の木を近くに植えると実つき
を良くすることができるそうです。
この木の傍にはソメイヨシノとヤマザクラは
ありますが、双方を行き来する虫や鳥は
ほとんどいなかったのでしょうね。

たったひとつだけの実を観察し、野生のもの
だから甘くないかも・・・などと食べることを前提
にしていましたが、上の赤くなり始めた実を撮影
した1週間後。。。

見事に無くなっていました。
落果したのかと直下を探してみるも見つからず。
ある種の喪失感とともに、言葉が見つかりません
でした。

・・・来年は、私自ら受粉を行なうことにします。
きっと、いっぱいつくよ。。。ぺろり

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なお余談ですが、中国には
『君子は瓜田に履を納れず、李下に冠を正さず』
くんしはかでんにくつをいれず、りかにかんむりをたださず
という格言があるほど、李(すもも)は桃に並んで
人気のある木だそうです。
ちなみに、前述の格言を要約すると、
「誰かが見ているかもしれないので、紛らわしいこと
をするでない」という意味になります。
気をつけましょう。







最終更新日  2008.08.18 02:01:20
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2008.08.02
カテゴリ:植物礼賛

カメラが故障してしまいましたが、ヤマユリの花が
咲いているはずですから見ない訳には参りません。
記録もとりあえず残しておきたいですから、使い勝手
は悪いのですが、ケータイのカメラで我慢することに
しました。

ヤマユリ
ヤマユリ posted by (C)sasama_tea

撮影した画像をケータイ画面で確認するのは難しい
ので、とりあえず枚数を多く撮影してきました。
満足できる出来上がりではありませんが、ケータイ
でもそこそこの写真は撮れますね。

先週はまだ蕾だけのこの小群落も、8割方の蕾は
開いた状態になっていましたので、辺りはその花の
甘い香りに包まれていて、いい気分にさせてもらえ
ました。
こうして日記を打ち込んでいるこの時点でも、
ときどきその甘い香りの記憶が脳神経を刺激して、
ありもしない香りを嗅いでいるように脳が錯覚して
いるようです。幸せな頭です。

ヤマユリ
ヤマユリ posted by (C)sasama_tea

まだ開いていない蕾もありましたので、この周辺では
あと10日くらいはヤマユリの姿と香りを楽しめます。

ちなみに、場所は明かしませんが、このヤマユリは
公園内に咲いているものなのですが、ひと月くらい
前に草刈りされたときにこの場所だけ刈られずに
残され、一部の人に見守られながら花を咲かせ
られる状況下にあるようです。

多くの人がこの場所に訪れるようですが、ヤマユリ
に興味を抱く人も少ないみたいです。
このときには近くには誰もおらず、盗掘されることも
ないようでもあります。
無関心というのは少し問題ですので、注目しつつ
見守れることのできる環境が必要ですね。

ヤマユリ
ヤマユリ posted by (C)sasama_tea

狭い範囲の個体群ですが、花の形質の個体差は
かなり大きく、上の写真のような赤みの強い個体
も幾つか見られました。
写真では分かりづらいのですが、赤と黄色の
グラデーションがきれいでしたよ。

シロテンハナムグリ
シロテンハナムグリ posted by (C)sasama_tea

こちらは少し小振りの花。
花弁の長さも、周囲の大型の花のおよそ半分
程度で、反り返る性質も弱いようです。

その小さい花を撮影しようと近づいてみると、
そこにはハナムグリの姿がありました。
ヤマユリの花には「よだれ」と表現しても良い
くらいに蜜が出ています。
その蜜を一心不乱に吸い続けるハナムグリの
貪欲なこと。
後ろから撮影されていることなど気づいていない
のでしょうね。

他にも小さな蜂やハエの仲間が花にいましたが、
期待していたアゲハチョウの仲間の訪問には
出会えませんでした。
見栄えがするのでしょうが、残念です。

庭の豪華な栽培ユリも美しいです。
ただ、山に自生するユリは紛れもなくその園芸種
に血を与えた原種ですから、絶やさないような
環境作りと、見守ることのできる心構えを伝えて
ゆけたら、と思っています。

甘く儚く夢の如き香りの山百合の姿が
辛く切ない
幻の花となりませんように・・・

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最終更新日  2008.08.03 01:49:18
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2008.07.27
カテゴリ:植物礼賛

曇り空の土日、暑さだけはしっかりと健在で、
自転車で移動の都度汗だくになり、行動が
かなり制限させられています。
おまけに日曜は予報どおりに今にも雨が
降りそうで、遠出を阻む嫌な圧力をかけらて
しまいました。
ぽつりと数滴の雨に出会うものの結局は
降らずじまいでしたが、日差しが雲に遮られ
ているはずが逆に暑いのなんの。
休み休み移動していましたが、帰宅後に
撮影した写真を見返してみると、ほとんど
写真を撮っていませんでした。

さて、暑いさなか、秋は未だ遠く、想像する
こともはばかられそうですが、実りの秋は
着々と近づいてきているようでもありました。

山栗
山栗 posted by (C)sasama_tea

山栗のイガはゴルフボール程度の大きさまで
に生長しています。
マナーの悪い人との競争ですが、お口汚し
程度でも食べられるとうれしいです。

そして、こちらは水田の様子です。
稲穂 08/7/27
花といってもピンと来ないかもしれませんが、
こちらもれっきとしたイネの花です。

稲穂
稲穂 posted by (C)sasama_tea

台風などを経験しながら、これから秋に向けて
美味しいお米へと生長していくことでしょう。
食欲の秋が待ち遠しいですぺろり

最後は少し毛色が異なりますが、食欲が抑えられ
ない者の様子を撮影した写真です。

クサギ
クサギ posted by (C)sasama_tea

葉をすり潰すとニオイが酷いということでついた
クサギ(臭木)の花は、その名に反して良い香り
で好きな花のひとつです。
その花の蕾がそろそろ咲きそうな状態を確認
してきましたが、その蕾の脇にはハナグモの
幼体がすでに陣取っていました。

気が早いというか何というか、花が咲く前なの
にすでに匂いを嗅ぎつけて来たのでしょうかね。
いつも感心させられますが、蜘蛛たちは何に
惹かれて花へとやって来るのでしょう?
ふしぎですよねぇ。

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暑くてへとへとになって帰ってきても食欲が無くならないのが
幸いです。
本日はカレーでした。
暑いときはあっさり食べたいと思うことが多いものの、やっぱり
カレーも外せませんね。







最終更新日  2008.07.28 01:58:53
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2008.07.25
カテゴリ:植物礼賛

間が1日空いてしまいましたが、先日の写真の
話の続きです。

ムラサキツメクサの花は、その名の示すとおり
に紫色・・・実際には赤みを帯びた紫色の花が
ふつうですが、その花色は濃淡様々で、個々の
花を並べてグラデーションを作ってみるのも
面白いかもしれません。

ときに、その紫の花には白花品も現れまして、
その白さから『セッカツメクサ(雪花詰草)』という
特別な名で呼ばれることもあります。

セッカツメクサ
セッカツメクサ posted by (C)sasama_tea

白いですねウィンク
シロツメクサの花に似ていますが、花の直下に
葉がついていることで直ぐに見分けられます。

さて、前回の画像をもう一度載せます。
ムラサキツメクサの花いろいろ
画質を落としていますので少々荒れていますが、
私の意図している内容はよく表されていると
思います。
ちなみに、花瓶は使い終えたオイスターソースのビンです。

上の画像は、個体ごとのムラサキツメクサの花の
色の違いを確認するために、個体それぞれから
ひとつずつ花を採取して花瓶に生けてみたものです。

自転車を走らせながらある個体の花を見たとき、
「ん?!」
とその花の色に目が釘付けにさせれてしまいました。
その個体がこちらです。

青紫花のムラサキツメクサ
青紫花のムラサキツメクサ posted by (C)sasama_tea

夕暮れ時の赤い光が当たって色が変化している
かもしれませんが、何となく色におかしな感覚が
見られませんでしょうか。

ムラサキツメクサの花に色の濃淡があることは
周知の事実ですが、「青い」花って、ご覧になった
ことがありますか?
上の写真の花は、明らかに周囲の花色の系統
とは異質な色で、赤みが後退した青紫色の花
を咲かせる変異のように感じました。
写真では分かりやすくするためと、補正などを
行なっていないことを示すために、近くにあった
通常の赤紫の花を並べてみました。

青くないですか?

これを踏まえて花瓶の花を眺めてみると、
赤くない系統の花がお分かりになるのではない
でしょうか?
面白いですね。
鉢で簡単に栽培できれば、完全に青い花になる
まで栽培し続けても面白そうですが、すでに栽培
できるスペースがありませんので眺めるだけに
しておきます。

自然はきまぐれです。
見ないフリをしていないと、「ふしぎ」を教えて
くれない意地悪な一面があるようです。
見ないフリ、見ないフリ。。。
妙な個体がまた見つかるかも・・・

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最終更新日  2008.07.26 02:06:33
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2008.07.23
カテゴリ:植物礼賛

つい先ほど、細かい振動を伴う揺れを感じました。
Yahoo!の災害情報によると、東北地方で再び震度6強の
地震が起きたようです。
酷い被害が生じていないことをお祈りします。

ネジバナの栽培にいそしんでいることを何度か
このブログで取り上げていますが、皆さんの
参考になるかと写真を用意したまま放置されて
いたものがありますのでご紹介しておきます。
ネジバナの半熟果 08/7/6
ネジバナの実は、熟した途端にあっさりタネを
まき散らしてしまいますので、タネを採るのが
難しいかもしれませんね。
上の写真の株は、何度か紹介しました斑入り
のネジバナで、今回はこちらの株で人工交配
を行ないました。

ネジバナは虫がやって来ない限りは受粉も
確実にはされないようで、室内で外界から隔絶
して栽培している環境ではほぼ結実は起こら
ないようです。
写真では、花茎の下側から2番目と3番目の花
に人工授粉を行なっています。
特に3番目の実は他と違ってかなり膨らんで
いますので、容易に見分けがつくと思います。
いかがでしょう?

なお、受粉は6月21日で、写真の状態が7月6日
になります。
少し茶色を帯びたこの程度ですでにタネは出来
上がっていて、もう少し手前の緑色の状態でも
タネを採るのに支障はありません。
受粉から実が熟すまでの期間はわずか2週間
程度。超特急です。
写真の状態から2日も放置するとタネは飛び
散ってなくなってしまいますので、この段階で
実ごと採ってしまい、実を乾燥させると粉のような
タネが実の外側に現れてきます。

あとは、タネをまく場所を用意するだけです。
基本的に湿り気を確保できる場所であれば
良いようですが、高確率で発芽させるには
シュンランやネジバナなどのラン類を植えた
鉢にまくのが最適です。
その理由は、発芽に必要なラン菌を確保するため

そして、運が良ければタネをまいてから
ひと月も経つと発芽が見られます。
発芽からの成長記録はこちらからご覧いただ
けますので、ネジバナの栽培に挑戦される方
は参考にしてみてください。
ただ、記事を書くのが遅すぎましたか。
タネを確保できないかもしれませんね。

ちなみに私の予定では、3通りの組み合わせで
交配させたネジバナ実生苗を栽培することに
なっています。
ただし予定は未定で、上手く発芽・成長が管理
できない場合はご破算ですから、最終的には
成り行き次第です。
昨年分は上手く開花までこぎつけましたが、
さて今回はどのような結末となるのでしょう。
早くても結果が出るのは1年後ですから、気長
に付き合うことになります。

ところで、本日の内容が予定と少しズレてしまい
ましたので、予告の画像だけ載せておきます。
ムラサキツメクサの花いろいろ
自転車に乗りながら眺めていたムラサキツメクサ
の花に妙な違和感を感じて、じっくり観察したこと
で気づいたことがあります。
その点を実際に検証すべく、花瓶にそれぞれの
花をまとめて生けてみた光景が上の写真の状態
です。
何かお気づきになれましたか?

その内容についてはまた次回ということで。。。

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最終更新日  2008.07.24 01:56:54
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2008.07.20
カテゴリ:植物礼賛

暑さが日に日に増してくるようで、暑いのが
苦手な私としては辛い夏の毎日です。
それでも動かないことには見たいものも
見られない訳ですから、麦茶持参で、チャリ
をえっちら漕ぎつつ、体力と相談しながら
散策へと出かけています。
夜まで持ち堪えられないのは、どうかお許しください。

倒れそうになりつつ土日と散策してきました。
収穫があったのか無かったのか、自分でも
よく分からないのですが、ブログのネタに
なるようなものはいろいろとありました。
体と相談しながら書いてみようと思います。

とりあえず日曜日のことになります。
水分補給をしながら、やっとのことで目的地
にたどり着くと、花はあまり見られないものの、
虫の姿はよく目につきました。
ただ、疲れているので虫を追う気力は減退
気味です。
ハグロトンボを追い、名前の分からない蝶を
追い、それから・・・ああ、やめよう、はしゃぐ
と帰れなくなってしまう。

そのような中、ふと甘い香りに気づきました。
毎年夏になると香る花、そう、あれに違いない。
周囲をぐるりと探しても、見つからない。
いや、すぐ近くにあるはず。

一度先に進んでから戻ってみると。。。

甘い香りの出処
甘い香りの出処 posted by (C)sasama_tea

想像どおり、ヤマユリの花が隠れていました。
農道の脇の雑木林の縁、上から垂れたアケビ
のつると葉にすっぽりと覆われていたため、
外から見ただけではその存在には気づかない
みたいでした。
花を見ると採りたくなってしまう方たちが多い
昨今、これくらいの防備は必要かもしれません。

ヤマユリ
ヤマユリ posted by (C)sasama_tea

今年初のヤマユリでしたので、記念にアップで
1枚をパシャっと。
大きな花です。
世界に誇れる、日本の野生の花。
大切にしたいですね。

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花の写真は少ないのですが、虫との出会いは多かったです。
そのほとんどは写真に収められませんでしたが、妙な面々の
写真も撮ることができましたので、頑張って記事にしてみます。







最終更新日  2008.07.21 01:39:04
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2008.07.06
カテゴリ:植物礼賛

昼間は暑いですねぇ。
カメラを構えながら汗だくどころか、ぽたぽたと
汗が垂れていました。
水分補給をまめに行なわないと、生きて家へ
戻れませんね。
室内といえども、皆さんもお気をつけください。

午前中は家でいろいろ用事を済ませて時間が
潰れてしまい、午後から散策へと出るものの、
夕近くには雨が降り出しそうになったために
早めに切り上げることとなってしまいました。
結局2時間あまりの散策で不完全燃焼状態
です。

花木のきれいな花も大部分は散ってしまい、
見かける花は地味なものが多かったです。
ノブドウとマメコガネ 08/7/6
これまで花の咲いている様子に興味のなかった
ノブドウの花です。
マメコガネが顔を突っ込んだまま微動だにせず、
その花から蜜を吸っているようでした。

ぼやけた背景に写された丸い実がそのノブドウの
もので、花が咲いている最中、同時進行で実も
大きく膨らんでいました。
その実のほとんどはハエの一種が卵を産みつけた
虫えいとなるそうで、カラフルな実がつくことで有名
です。
その色彩に富んだ実はきれいですが、少なくとも私は
食べたいとは思いませんし、実際に食べても美味しく
はないみたいです。

ヨウシュヤマゴボウ
ヨウシュヤマゴボウ posted by (C)sasama_tea

そして、こちらは帰化植物のヨウシュヤマゴボウの
花になります。
人の背丈を越えるくらいにまで伸びるその姿は
少し異様です。
花後には赤い実をつけ、さらに不気味な姿にも
なりますね。

そこから考えると、ひとつひとつの花自体は意外に
かわいらしいもので、ギャップが激しすぎますね。
オートフォーカスが上手く効かずになかなかピント
が合わず、むきになって撮影してしまいました。

ところで、ヤマゴボウと聞いて思い浮かぶものは
ありますでしょうか?

しそ巻山ごぼう

同名の漬物が売られていることがありますが、
名前が同じだけで、先ほどのヨウシュヤマゴボウ
とは全く別種です。
漬物の原料はモリアザミの栽培品で、ヨウシュの
ほうは有毒植物です。
毎年有毒植物を誤って食べてしまうニュースが
流れるように、うっかり間違えて・・・という内容が
聞かれますね。
食欲をそそる植物ではないと思いますが、
「うっかり」食べてしまわないように気をつけましょう。

まさか業者が間違えて、ヨウシュヤマゴボウを
漬物にするとは思わないのですが・・・。

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今日はナワシロイチゴの収穫もしてきました。
少し出遅れたため、実は完熟状態になっていて軟らかく、
潰れやすくて取り扱いが大変でしたが、誰も見向きの
しないその実をたくさん収穫できました。
その内容はまた別の機会にて。







最終更新日  2008.07.07 02:38:51
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