蝶特急 セセリチョウ
ようやく風も弱まり、寒さもひと段落したようですね。とりあえず散歩へと出向いてみましたが、やっぱりまだ風の冷たさからは開放されていませんで、夕方近くでも日陰には霜柱が残されていました。去年のような暖冬も嫌なのですが、早く暖かい春が来て欲しいと思う今日この頃です。さて、もう少し蝶の写真を使用します。(去年の9月2日撮影)茶色の地味な印象で、セセリチョウの仲間にはあまり興味をそそられることも少なく、それまではほとんど詳しく観察することもありませんでした。写真の蝶、どこかからいきなり現れて近くのクズの葉にぴたりと留まり、意外にきれいな翅を開いている姿が観察できました。地味な印象ばかりと侮っていた訳ですが、意外や意外、はっきりした模様に食い入って見てしまいました。名前はヒメキマダラセセリでしょうか。(野鳥大好きさんの指摘により、キマダラセセリと判明)キマダラセセリとの区別がつかず、はっきりしたことは申せませんが、そのどちらかでしょう。セセリチョウの仲間の多くは弾丸のように素早く飛ぶことができます。その姿はまるで戦闘機のようです。耳の横を通り過ぎるときの羽音はバタバタと凄い音で、その存在に気づかないままセセリチョウが飛びすぎたときにはびっくりさせられます。セセリチョウの仲間には種類が多いようなのですが、動きが素早い上に、なかなか側に寄らせてもらえないので、判別が全くできていないです。見た目の地味さの割に、なかなか手強い存在ですよ。 それでは、今回も簡単なクイズをひとつ。要点をつくことができましたら、種類を同定できなくてもこのクイズの趣旨は想像できると思います。それでは質問です。この写真の虫はいったい何ものでしょう?ヒントは「騙されないで!?」です。明日、こちらの答えを出しますね。ではでは。ブログランキングへの投票はこちらから