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テーマ:介護・看護・喪失(5338)
カテゴリ:高齢者との暮らし日記
松飾りがとれる日に集落をお獅子さまが各家々をまわる。
各地で風習が異なるのだろうが集落のは獅子舞ではないのでお獅子さまと呼ばれています。お囃子でどの辺にいるのかがわかります。無病息災などの厄を払い、そのときに新しい御神札(おふだ)を置いていきます。一般的には年末に神社などで新しい御神札に換えてもらい新年を迎えるのだと思いますがここの集落ではこの日に御神札を入れ替えます。 厄を払うときに獅子の歯をカチカチとならしますがこの時の決め台詞が「お頭おいで」です。よそでは頭を咬んで厄を払いますが獅子頭の前に頭をもっていってカチカチと鳴らすだけで咬みはしません。数件先の従兄弟は小学生の時にお獅子さまが厄を払っている最中に手を伸ばしてその鼻の穴に指を突っ込んで大目玉を食らいました(爆笑)。 子供の頃この「お頭おいで」の言葉-「お頭」という言葉が頭目いわゆるその家のお頭である家長を示す言葉だと勘違いしてました。実は頭を近くにもってきなさいと言う意味だということを大人になってから知りました(笑)。 家を留守にしていても必ず玄関先で家に向かってカチカチと厄を払っていきますがここ数年は家族でお獅子さまの到着を待っています。今日は天気が悪く大変です。 車椅子に座って お獅子さま を出迎える父 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.01.07 12:04:32
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