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カテゴリ:PC 家電 グッズ
やっぱ世の中メーカーの宣伝文句に踊らされている気がする。昨日、ブログで地デジTVがちょっと話題になったので流れたTVCMや量販店のチラシや店員の説明にどれほど納得させられるものがあるのだろうか。
友人は「フルハイビジョンTVの値段がもう少し下がってから購入しようと考えている」と言うが、私はそれに対して「これ以上そんなに値段は下がらないと思うよ」というような会話を交わしています。 フルハイビジョンとは簡単に言うと1920×1080ピクセルの映像信号をそのままで映像化する装置のことだが大型量販店のAV担当者は「フルハイビジョンは綺麗ですよ、デジタル放送見るなら・・・」って言うけどフルハイビジョンの放映はデジタルBSのHHK、WOWOWや一部BS日テレでしかやってないし、地デジだけをみるなら(1440×1080なので)フルハイビジョン対応TVでなくても良いじゃんと思うのです。スケール(スクイーズという言い方をします)変更しなければ十分綺麗な映像を楽しめます。市販DVDソフトがすべてフルハイビジョンによるものにでも成らない限り必要あるのかなと感じます。現在ビデオレコーダーと一部のデジカメしか対応していませんし。 それよりもTVで気になるのは応答速度です。映像は一秒間に約30フレーム(一秒間に30枚の静止画を見ているような)ですので1フレーム当たり33ms(ミリ秒)となります。インターレース走査(2回に分けて画面表示する)なので理論的にあは16ms以上の性能があれば良いことになりますがスポーツなどの動いている画面を見るとなると話が違います。画面がぼやけてしまうのです。現在市販されている液晶TVの応答速度8msです、シャープで6msという製品がありますがそれでも満足出来ません。各メーカーでこのことを解消するエンジン部分を開発してますがイマイチです。おそらくは4ms(見たことないけど)くらいでないと画面の流れを押さえることはできないのではないでしょうか。 これは30インチ以上の大型液晶で特に気になる点で、時々地元の大型量販店でチェックしてます。小さい液晶画面だと余り気になりません。5年前購入の我が家のプラズマの方がまだましです、消費電力が大きいので液晶に買い換えを考えているのですが満足できる製品は出現しません。現在の技術での30インチ以上の液晶TV(プラズマでなく)は見た目の大きさや定員の口先に惑わされて購入するのがほとんど?ではないでしょうか、液晶だったら30インチより小さいのがお勧めです。 「友人に値が下がらないと思う」と言い切るのは実はこの辺なんですね。液晶やプラズマの大型TVの価格はここ数年で半値くらいまで下落して安定してきた感があります。それは性能に変化がないことを意味してます(結果どこのメーカーでも製造出来るようになったから)だからいかにも技術が進歩したよう(多少はしてます)に「フルハイビジョン」を売り込みたいのです。応答速度や日光が差し込むような部屋で見たい場合の輝度不足など解消される技術テーマは沢山ありますのでそれをメーカーが克服しながら価格が下がるというのはまずないと考えた方が良いでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.05.09 12:25:40
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