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Happy Spiritual Life

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☆ tiara ☆

☆ tiara ☆

2004/11/17
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カテゴリ:Kosodate
じゃんけんしても、勝った・負けたを理解していても、
誰が勝った、誰が負けた、と言えない子がいるらしいの。

というのを、幼稚園の懇談会で先生が話していた。(年中)

それはね、誰もその状況を判定して、
次の行動へ仕切るリーダーがそのグループにいなかったからだって。
鬼ごっこの鬼を決めるのに、じゃんけんをしてそのまま棒立ち。
誰も何も言わず、事も進展せず…。

自分で判断して、自分で行動に移す、
そんなことが今どきの子供には難しいものなのかしら。

でもね、子育て支援で色々な場に遭遇するので振り返ってみると、
「転ばぬ先の杖」というか「何事もなかれ」という子育てが確かに多い。

ぶつかりそうだから、ぶつかる前に障害物をどかす。
風邪をうつされそうだから、風邪ひきの子供には近寄らせない。
子供がケンカをしそうなら、その場から立ち去る。
洋服が汚れないような遊びをさせる。
とにかく危なそうだからやらせない。
何かトラブルがあって、泣くと気をそらしてその場をおさめる。

そんなこんなで、赤ちゃんの時から無難に育てられている子が多いのかな。
で、幼稚園で親がそばにいなくなると、何をしていいのかわからない。
何か起こっても、どう対処したらいいのかわからない。
嫌なことをされても、「イヤだ!」と言えない。

自分の気持ちを相手に言葉で伝える。
工作に紙が欲しくて、「紙」と先生に言うのか、
「紙ちょうだい」と言うのか、
「青い紙ちょうだい」と言うのか、
「海にするから青い紙ちょうだい」と言うのか、
自主性・自己表現はとて多様だと先生が言っていた。

まあね、0歳からの子育てで、取り返しのつかない事故にならないよう、
子供を大切に育てるのは重々理解できるのよ。
でも、必要な経験を取り上げるのは、どうかしら?

ケンカもね、相手の親のことを知らないと、見守ることも難しいよね。
それに、最後に「どっちもどっち」と判定をするのも気がひける。
そんな状況を見ると、親同士も「何事もなかれ」と付き合っているものね。(勿論わたしも)

幼稚園、小学校とどんどん親の手元から離れていくのだから、
それまでに、人との付き合い、自分で行動する、自分で対処する、
そんな経験を時期相応に出来るだけ積めるには、
親自身も、見守る我慢が必要だし、上手な導き手でありたいね。

幼稚園でウチの子供は、いいたい放題、やりたい放題、やっているみたいですけど、
その後の対処、子供なりにいい経験・苦い経験を積んでいるようです。





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Last updated  2004/11/17 05:52:59 PM
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