心配や不安に襲われた時心配や不安に襲われた時「その日一日、その場の一時間、今の一分・一秒を大切に生きることです。 明日のことを思い煩うことなく、“今”という時に最善をつくすのです。あなた が煩悩をもつ人間的存在であり、未熟であることは、神は先刻ご承知です。 だからこそ地上に来ているわけです。もしも完全であれば、今そこに存在し ていないはずです。地上生活の目的はその不完全なところを一つでも無くし ていくこと、それに尽きます。」 「取り越し苦労は最悪の敵です。精神をむしばみます。霊界から送られてく るはずの援助の通路をふさいでしまします。あなたを包んでいる物的・精神 的・霊的雰囲気を乱します。理性の敵でもあります。透徹した人生観と決断 力という二つの人生最大の見方の妨げになります。」 「心配の念が心をよぎったときは、実質のないただの陰にすぎないものとし て、一刻も早く放り棄てることです。考えても御覧なさい。光のほうが闇に勝 るのです。知識のほうが無知に勝るのです。真理は迷信を打ち破り、必ず やその存在価値を発揮します。」 「暗黒の勢力と既得権にあぐらをかている宗教界との戦いのほかに、もう一 つ、人間の“心配の念”という敵との戦いもあります。無知から生じる無用の 心配の念が無数の人間の心に巣くっております。心配というのは想像の世 界にしか存在しないものです。実在しないということです。それで私は心配の 念を棄てなさいと繰り返し申し上げるのです。解決できない問題というのは 絶対に生じません。重すぎて背負えないほどの荷は与えられません。常に 明るく確信に満ちた雰囲気の中で生活していれば、必ずや援助し、導いてく れる勢力を呼び寄せます。」 2005.1.11 ジャンル別一覧
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