2007/03/19(月)16:52
気質は変わるか?
先日、気質についての話を書きましたが、
気質は変わるのかどうか、という事について。
気質は基本的に変わりませんが、状況によっては別の気質が
姿を表す事があります。
4つの気質は下記の通りです。
火―胆汁
風―多血
水―粘液
地―憂鬱
こちらも参考にして下さい。
4つの気質
4つの気質一覧表
例えば、私は、憂鬱気質(地)ですが、
その場に誰も音頭を取る人が居ないと、
突然、胆汁(火)になり、リーダーシップを取り始めます。
(地震を起こす?)
でも、基本は「地」なので、誰かがやってくれるなら
それに越した事はないと思い、人前に立つ事はしません。
先日登場した、息子の友達(風)のお母さんは、「水」です。
だから、あちこちにフワフワと飛び回っている息子さん(風)の
気持ちが分からなくて、手を焼いています。
仮に、「水」が「地」の力を借りて津波を起こしても「風」を制圧することは出来ません。
「風」は、「火」と相性が良いですが、
「水」や「地」は、「風」をどうにもすることが出来ないのです。
できることは、「風」を見守る事だけです。
諦めましょう。(^^;)
自分の気質と相手の気質を知り、その関係性を見ていくと
意外な発見や、対応方法が見えてくるかも知れません。
ところで、この4つの気質を、スピリチャルの世界に置き換えると、さしずめ
火―胆汁―マスター(ティーチャー)
風―多血―チャネラー
水―粘液―ヒーラー
地―憂鬱―人間
ということになるでしょうか。
「地」な私にとって、チャネラー(風)は理解不能です。
「風」は「火」を煽って、「地」を焼け野原にしてしまうので、なお更苦手かも。
カバラの「4つの世界(The Four Worlds)」に当てはめると、
火―Atziluth :アツィルト界(元型的世界)―創造神
風―Briah :ブリアー界(創造界)―大天使・スピリット
水―Yetzirah :イエツィラー界(形成界)―天使・ソウル(魂)
地―Assiah :アッシャー界(活動界)―物質世界
となります。
日本語だと、スピリットとソウルは両方とも「魂」なのですが、
西洋では全く別物です。
(具体的にどこがどう違うのかは、聞かないで。>,<)
また、下記のようにも言えます。
火―自我
風―アストラル体(感情や欲望などの深層意識を司る非感覚的な実体)
水―エーテル体(有機体をひとまとまりに保つ生命の力)
地―肉体
いずれにしろ、どの気質が良いとか悪いではなく、
どれエレメントも大切で、かけがえのないものだと言うことです。
相手の気質を知る事によって、その対応方法が分かるので、
自分の相手に対する気持ちが楽になります。