rikaの何気ない日々の記録

昨日、スパイダーマン３を観てきました。

テーマは、
「ポジティブ・インテンション（肯定的意図）」と「フォアギブネス（許し）」
「You always have choice（選択肢はいつもある）」
「人は常に現在可能な最善を尽くしている」
と、NLPerにとっては、シビレるメッセージが盛り沢山でした。

そして、「自分の中に潜むエゴとの戦い」


スパイダーマンに扮するピーター・パーカーは、映画の中で沢山泣いて
心の底から許しを行います。


スパイダーマンは、何故か、友人家族に誘われて1作目と2作目も見ていたのですが、
前2作は、この3作目のための布石だったのかと思うと、感慨深いです。


また、数年前にスパイダーマンのフィギアが流行った時、
息子は、誕生日プレゼントで何故か、様々なスパイダーマンの人形をもらい、
その中に、今回出てくる「黒い醜いスパイダーマン」もあったのですが、
その謎がやっと解けました。



～～～～～（ここから先は、ネタバレ注意）～～～～～～～

























1作目で、スパイダーマンは、伯父の車をカージャックした男が
伯父を殺したと思い込み、その犯人を追い詰め、犯人は窓から落ちて
死んでしまいます。

3作目で、ピーター・パーカーは、警察から伯父を殺した真犯人は、
その男の相棒で、たった今脱獄したばかりだと聞いて、再び復讐の炎を燃やします。


ピーター・パーカーは、犯人への怒り、自分がNY市民に愛されているという自惚れ、
恋人MJを友人のハリー・オズボーンに取られた嫉妬等から
ネガティブな感情に寄生する地球外生物に取り付かれ、
自分を失いますが、MJの「あなたじゃないみたい」と言う一言で
我を取り戻します。


伯母に「自分自身を許しなさい」と諭される場面もあります。


友人のハリー・オズボーンもまた、父親のグリーンゴブリンを殺した
スパイダーマンに復讐を誓い、ニュー・グリーンゴブリンとなりますが、
父親はスパイダーマンに殺されたのではなく、自害したと知り、
スパイダーマンを許し、窮地に追い込まれたスパイダーマンを助け、
自らの命を落としてしまいます。


映画の最後で、脱獄中に物理実験に巻き込まれ、サンドマン（砂男）と
なった伯父を殺した犯人がスパイダーマンに会いに来て、
彼には病気の娘がいて、その娘の治療費の為に、どうしてもお金が必要だったこと。
（ポジティブ・インテンション）


その結果、銀行強盗を行い、
（その時点では、彼にとって最善の選択だった）
伯父を殺したのは、相棒に不意に声をかけられ
驚いて拳銃の引き金を引いてしまったという、アクシデントだった事を知り、
サンドマンの事を、心から許す事になります。


サンドマンはこっそりと娘に会いに自宅に戻った時、
彼の事を恨んでいる妻に見つかり、こう言います。
「自分が行った行為は悪かったけど、
　自分はそんなに悪い奴じゃないんだ」と。


と言う感じで、もう、許しのオンパレード。

チョイス（選択）についても、チョイスを迫られる場面、
過去にそれが最善だと思って下したチョイス、と、
NLPの前提である「チョイス」を何度も念を押されます。


The Sercretもそうですが、NLPが一般に浸透してきた
証なのでしょうね～。


未来へライト Up!のLightさんのレビューも参考になります。






ところで、この許し、なかなかクセモノで、許したつもりになっている
だけだと、後で痛～いしっぺ返しを食らう事になります。

この辺りのことは、来週あたりのメルマガで書く予定です。