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華麗の空~本を楽しく読むブログ

ジャイアニズム




⇔⇔⇔  ジャイアンはどこへ行った?  ⇔⇔⇔

――My Way, Or Highway?――





―都内某日―

ジャイアンは、自分探しの旅に出ていた。

自分の求める強さとは何か。


彼は動物園へ向かった。
百獣の王ライオンが、強さへの答えなのか。

…いや、何かが違う。

オレはライオンがそんなに好きではない。
ゆでたまごの「ライオンハート」の方が好きだ。


強いのは、誰だ。
蛇、象、あるいは、…


「パンダ」


思わず声を出すジャイアン。

瞬間、彼は走り出した。

一直線に、駆けた。

チョロQよりも速く、ミニ四駆よりは、遅く。


彼は、目的の檻の前に立った。

対峙するパンダ。

パンダもまた、彼を見つめていた。


睨み合う、ジャイアンと、パンダ。


立ち上がるパンダ。

巨大だった。

ジャイアンは驚愕した。
完全に迫力負けした。

カミソリ負けするには早すぎる。


「一体どんな種類のパンダなんだ、ドラえもん!!」


ジャイアンは恐る恐る案内板を読んだ。



「レッサーパンダ」






⇔⇔⇔  解説@ジャイアンはどこへ行った?  ⇔⇔⇔

――行間を凝感する――





「ジャイアンはどこへ行った?」
このタイトルは、「チーズはどこへ消えた?」のパロディです。
オリジナリティは低いですネ。

はじめは「ジャイアンとパンダ」というタイトルでしたが、
冒頭からバレバレなのもね、と考え直してボツにしました。


■―都内某日―
オーディション番組「ASAYAN」を連想した人はどれ位いるでしょうか。
もちろん筆者はそのつもりで書きました。
ジャイアンがオーディションって、想像したらチョット楽しくて。

アイツ勝ち残ってるんだ、みたいナ。

ジャイアンと都内某日って全然似合わないデスよね。
そのギャップの可笑しさを感じてもらえたら、と思った次第。


■ジャイアンは、自分探しの旅に出ていた。
ジャイアンが自分探し、、、想像つきませんネ。

一体彼に何があったのか。何に悩んでいるのだろう…?

自分は剛って名前でジャイアンはあくまであだ名なのに、
妹のジャイ子は本名であることに、兄として思うところがあるのだろうか。

それとも、映画でしか良いヤツになれない、
仲間に対して素直になれない自分にもどかしさを感じているのか。

などなど、色々なコト考えちゃいます。


■自分の求める強さとは何か。
ここは少し強引ですネ。
後の繋がりを良くするために、無理やり強さなんて言葉を課してしまいました。
ジャイアン=ケンカという安直な図式です。


■オレはライオンがそんなに好きではない。
ゆでたまごの「ライオンハート」の方が好きだ。
かなりマニアックです。誰も反応しなかったカモ…
「ライオンハート」は昔「少年ガンガン」に連載されていた漫画です。
「少年ガンガン」自体がマイナーですか?


■強いのは、誰だ。
■蛇、象、あるいは、…


「パンダ」


■思わず声を出すジャイアン。
ウーン強引だ。強さの代名詞で、普通パンダは出てこないですよねぇ。


瞬間、彼は走り出した。

■一直線に、駆けた。

■チョロQよりも速く、ミニ四駆よりは、遅く。
ここは主観と客観の交錯がテーマです。

ジャイアンはピンときて一直線に駆けた。彼の心は躍動したでしょう。風を感じたでしょう。

しかし、彼は小学生。
物理的にみて、スピードには限界があります。

ミニ四駆ってスピードあるんですよ。
スタートダッシュでつまづいたら追いつけないんじゃないかな。

そんなわけで、体感時間と実時間の違いをマニアックに表現してみました。


■睨み合う、ジャイアンと、パンダ。
ここのポイントは、「、」(句読点)を入れたことです。
ジャイアンとパンダ、と書いてしまうとすぐに気づかれるかな、と思って。
まぁ、ギリギリの悪あがきですネ。

それと、適度に句読点を入れることでリズム感をだすという目的もあります。
句読点の使い方は中谷彰宏さん山際淳司さんの影響を受けてますネ。


■立ち上がるパンダ。

■巨大だった。
巨大がオチへの布石なわけですネ。
もう「ジャイアント」は確定したのです。
それを最後でひっくり返す。そのための「巨大」表現。


■ジャイアンは驚愕した。
■完全に迫力負けした。

カミソリ負けするには早すぎる。
カミソリ負け~、はフト浮かんだフレーズです。
結構お気に入り(笑)。


■ジャイアンは恐る恐る案内板を読んだ。



「レッサーパンダ」
実は、今回のネタには筆者的に大きな誤算がありました。

その誤算とは、筆者は

「レッサーパンダの方がジャイアントパンダより大きい」

と思っていたことです。

配信前に確認のためネットで調べたら、何と!
ジャイアントパンダの方が大きいではないですか!!名前通りじゃん!(□ ̄; マジカヨ!!

これは困りました。。。

それは、今回の目的が「ミスリーディング(誤誘導)」だったからです。

以下、そのシナリオ―
1.みんな、でかいパンダといえばジャイアントパンダと思っているに違いない。
2.でも本当はレッサーパンダの方が大きいんだよね。この盲点をつくぞ!
3.「ジャイアン」「パンダ」で、ジャイアントパンダを連想させる。
4.「巨大だった」という記述で、オチはジャイアントパンダだな、と思わせる。
 バレバレのオチじゃん、と読者に見破るコトによる優越感を抱かせる。
 (ここまでは完璧なミスリーディング)
5.最後に「レッサーパンダ」で、「え?」と思わせる。何でやの、と。
 すかさず満面の笑みで
 「ジャイアントパンダって巨大なイメージあるけど、
  本当はレッサーパンダの方が大きいんだよ―ん(得意げ!)」

っとまぁ、こんな計画だったんですよ。

ジャイアンの面白さと、ミスリーディング。二本立てハズが…


総評
先入観って怖いね。下調べは重要さっ!



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