アルゴリズムの時代(スポンタ通信 2.0)

2006/08/10(木)08:49

亀田父VSやくみつるの総括は、僅差で父の勝ちだそうだ。

スーパーモーニングの冒頭で、テレビ朝日に送られた視聴者の反応を集計して報告した。結果、僅差ながら、やくみつる支持派を亀田父擁護派をうわまったことを伝えた。つづく、やくみつる氏は、仕事場で考えたアイデアがスタジオで完全にすべってしまったという自己分析を行った。挑発したことはやく氏は反省することはなかった。 「言った奴より、やった奴のほうを評価するよ」という市民インタビューをオンエアしたことにぎりぎりのテレビ朝日の誠意をみる。 賛成派・反対派、相前後しているから、やく氏が謝罪することも、さらなる波紋を呼ぶ。その意味では、ぎりぎりの総括番組だったと思う。 ☆ さて、「2ちゃんねるがリゾーム」という私の推論がデマゴーグであるという批判がきた。トリル氏は、リファレンスしたものが適切ではないとの指摘もある。どちらにしても、コメントを頂戴した両氏には感謝の言葉をあらためて申し上げたい。 デマゴーグなるものが主観の所作であり、主観のあるところにデマゴーグがあることに気づかせてくれた。考えてみれば、ディベートとはデマゴーグの戦いである。ただ、そこで気づかなければならないのは、Aという主張に相対するものは、anti-Aではなく、Bであるべきこと。論および論拠ともにそうあるべきだ。 逆にいえば、ディベートの授業のように、議論を強いられているわけではないのだから、anti-Aの論陣を張る対立者は、共通の論理軸の価値の重要性を認めるものどうしであり、無限の地平を考えれば、最初に手を組める人たちであると期待できるのではないかとも思ってしまうのだ。 「2ちゃんねるがリゾーム」なのか、そうではないのか。はたまた、社会でリゾームとして機能しているものは何か。そもそも、リゾームという概念はいまの日本にとって有用なのか。そういうことについて語り合いたいのだが…。

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