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カテゴリ:「ジャーナリズム関連(既存・市民)」
インターネットウォッチより、
この流れに一連のストーリーを感じない人がいるだろうか。
そして、法治国家の合理的な帰結として、「自由な言論の場」が消滅していくのだろうか。 西村氏がバッファーとなり損害賠償をメディア閉鎖に直結させないシステムが機能しなくなれば、2ちゃんねるは消滅する。 つまり、新たなる訴訟案件に対応できぬようになった2ちゃんねるはその変質を余儀なくされるだろう。 現代思想の金字塔的なトピックスであるリゾームなメディアが日本から消失するのだろうか。 ☆ 私たち無名な個は、そのような社会の退行現象を許していいのだろうか。 私は、そんなことがおきてはならぬと思っている。 そして、そのための善意や偽悪のダンディズムを2ちゃんねる愛好者たちに発揮して欲しいと願っている。 日本のネット者の多くは、すでに2ちゃんねるという共同幻想を獲得している。ならば、たとえ2ちゃんねるが亡くなろうともその復活はたやすいことだ。ただし、西村氏のような生贄をつくらなければ成立しないようなモデルでは同じことの繰り返しになるだけである。 さぁ、どうする。 答えは簡単だ。
もちろん、西村氏のことだから、うまく切り抜けることと思っている。だが、もし、万が一、2ちゃんねるが日本から消滅するようなことがあるならば、「自由な言論の場」を求める人たちは何かをしなければならないだろう。 どちらにしても、日本全体をまきこんで2ちゃんねるの存在を真剣に考えていくべき時が来ていることだけは間違いない。 私は2ちゃんねるなモデルが日本に存続するために全力をつくす。それはある意味、平成目安箱なのかもしれぬ…。ま、鳥越氏に言わせれば平成垂れ便箱になるかもしれぬが…。 ※垂れ便箱とは、明治に郵便箱が登場したとき、郵便の意味を理解せぬ市井人が垂れ便箱として、おしっこをした故事に由来する。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年08月31日 19時13分02秒
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