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カテゴリ:「ジャーナリズム関連(既存・市民)」
オーマイニュースを数値的に考察してみた。ヒントは、この方のページ。
解析01:オーマイニュース日本版vsJANJAN ただし、JANJANと比べているところに不満が残ったので、ちょっといじってみることにした。 やっぱり比べるなら、2ちゃんねるでしょう。ということで以下。 解析02:オーマイニュース日本版vs2ちゃんねる さて、オーマイニュース日本はと2ちゃんねるとは比べるべくもない。資本投下量とその成果を考えれば、その差はもっと広がっているだろう。 マスコミ人やその出身者やステークホルダーでなければ、実名がオープンな発言を制限する効果が読み取れると思う。 では、ご本家韓国のオーマイニュースとの関係はどうなっているのかと思って、比べてみた。 解析03:オーマイニュース日本版vs韓国(最近3ヶ月) なあんだ。日本版のオープニングですでに韓国でのアクセス数を越えているのか。 でも、そんな数字で韓国でオーマイニュースが成功しているってどーよ。ってことで、レンジを広げてみた。 解析04:オーマイニュース日本版vs韓国(最大領域) …んん。オ・ヨンホ氏が直面している状況がよく分かる。 2003年2月に大統領が就任し、そのための盛り上がりは前年の年末。このグラフがその当時の熱狂を伝えている。 あまり意味もないが、その当時の韓国の熱狂を味わってもらうために、日本の価格コムと比べておく。 解析04B:オーマイニュース韓国 vs 価格コム ということで、ちょっと別のものを見てみよう。 解析05:google vs YAHOOである。 Y軸の桁が違うことに気づく。そんでもって、4月第二週のYAHOOの落ち込みの原因は何だろう。 つづいては、昨今流行のYoutubeとYAHOOを比べてみた。 著作権の問題が喧伝されているが、着実にアクセス数を増やしていることを見て欲しい。 解析06:YAHOO vs Youtube やはり、オープン化にパワーがあることを実証しているだろう。そして、イザに期待している私は、イザとオーマイニュース日本版を比べてみた。 解析07:イザ vs オーマイニュース日本版 鳥越俊太郎氏を編集長に迎え、イニシアルコストをかけたオーマイニュース日本版。 一方、フジテレビを巻き込んでのプロモーションも可能だったにもかかわらず、比較的地味なスタートをしたイザは確実にアクセス数を伸ばしていると分析できる。だが、9月第2週の頭にピークができてその後落ち込んでいるのは何故だろうか。自意識過剰な私は、カレンダーをめくりながら、メイル誤配事故が8/31、社長氏のweb of the yearの選出が9/07、私の疑問点の提出が9/13と確認した。 だが、1日のアクセス数が100にはるかに及ばない私のブログが原因のはずがない。 きっと東アジア関連のアクセス数の波が原因であり、私の言動とは関係がないというのが結論。とはいえ、アクセス数の減少が受賞直後に起きていると考えると、まさに好事魔多しである。 さて、最後は、mixiを話題にせねばなるまい。mixiとYAHOOを比べてみた。 解析08:YAHOO vs mixi 日本の人口は1億3千万人であり、クローズドなコミュニティーであるmixiは、鼠講よろしくどこかでリミッターがかかる。このグラフを見ると、そのリミッターは、2006年2月あたりに既に迎えているようだ。ならば、すでに消費の一巡目は終わっており、mixiはこれからユニクロが経験しなければならなかった冬の時期を迎えようとしている。 さて、今回いじらせてもらったサイトは英語サイトであり、微妙なニュアンスなどは私には理解できぬ。また、その信憑性についても、IT力の低い私には確かめることはできぬ。とはいえ、大いに納得するとともに発見があった。そして、イデオロギーにイデオロギーで対抗することの無力さを悟った今、数的な根拠を援用したいと思ったのである。
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Last updated
2006年09月20日 17時21分15秒
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