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2006年11月18日
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インターネットウォッチにつぎのような記事が載った。

■ ことばが氷の結晶を変えるとの説を、科学的にでたらめだと解説
 電車の中でお年寄りに席を譲ったりすると、「どうもありがとうございます。本当に助かりますよ」と車内にいる間中ずっと感謝されまくって恥ずかしいけれど、気分はとても良くなる。感謝のことばは、人の心にとてもいい影響を与えてくれるのだ。ただ、一部で信じられているという「氷の結晶の形を変える力がある」との説には首をひねってしまうのだ。学習院大学理学部の田崎晴明教授が、「『水からの伝言』を信じないでください」と題したページを公開中だ。「言葉の出す『波動』が水に影響する」との説を、「科学としては、まったくデタラメ」であることを懇切ていねいに解説している。感謝のことばは、水ではなく、人のこころにかけてあげたい。

めたるまん(山崎一幸)


関連サイト:
「水からの伝言」を信じないでください
水の伝言wikipedia
スピリチュアルメッセージ



田崎教授は、「科学的でないものを信じないでください」と主張している。
サイトを読んでいくとさまざまなニュアンスがあるのだが、最終的に読み取れるのは、田崎教授がかならずしも「結晶が、言葉に影響を受けることはない」と主張していないということ。今後、解析がすすんで「言葉が結晶に影響を与えること」も全否定してはいない。



私の中で、「科学」と「信じること」というふたつの語がならんでいることに、いつまでも違和感が残った。

ことの真相はどうなのか。つらつらと数日考えていた。

そこでたどり着いた考えは、「不可知領域は否定も肯定もできぬ」ということだった。



そういえば、ライト兄弟の初飛行にしても、数年の間、否定されたという。客観的事実として成立していることも、主観の名において、「信じるor信じない」の論争から離れることはできないというのが実情だ。



ただ、否定できないことを根拠に、真実であると主張する不心得者も存在する。
そのような輩は、証明することで真実性が成立したと主張する科学者たちよりも、強欲で罪深い場合が多い。だから、通例では科学者が信用され、証明できぬものたちは自説を取り下げることが専らなのである。
とはいえ、証明できぬ世界を研究する住人たちのすべてが強欲で罪深いということではない。
もちろん、それを証明することはできぬのだが…。

占い師、霊視、教祖を名乗る者が世の中に多数存在するのは、彼らが証明できぬ事象を操るからだ。彼らが偽者かどうかは第三者には分からぬが、本人は分かっているはずだ。勿論、彼らの中には自分の心さえも騙している場合も多い。

一方、透視者は本人しか知りえない具体的事実を知るため、証明できる。とはいえ、それを第三者が確認できぬため、科学の領域に含まれることはない…。



「水の伝言」は、道徳の時間の教材として学校で使われており、それが問題だと田崎氏は主張します。
私も、それを支持する。なぜなら、不可知領域を語るのに、可知領域を援用するのは卑怯であると考えるからだ。

田崎教授は、「水の伝言を信じないでください」のサイトの中で、科学の主観性も科学が絶対性を確立できぬことも指摘する。その態度は極めて誠実だ。

しかし、この世界には、「正しい・間違い」や「信じる・ 信じない」を越えた世界がある。「主観・客観」を超えた世界がある。そのことを捨象した論理というものが、とても浅薄であるように、私には思える。



抽象的な物言いになっているので、端的にするために仏語を使えば、「色即是空」「空即是色」ということになる。

般若心経の一節であり、ひとことで理解することも、させることも難しいのかもしれない。

色即是空の概念を受け止めたうえで、そのようなプラットフォームというか、無限の地平である母集合の部分集合として、科学も宗教も主観も客観も含まれている。存在しているのだと認識することが重要であると思っている。



ということで、図説を書いてみました。
思いつき的な連想。イメージになっていますが、納得する人には納得していただけるのではないでしょうか。

ただし、部分集合の境界をダイアグラムにしたものであって、そこに含まれる個の真実性には無関係ですので、誤解のないようにお願いもうしあげます。




追記:私は伝統的な仏教徒であり、禅者でありたいと思っています。






Last updated  2006年11月18日 08時35分02秒

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