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アルゴリズムの時代(スポンタ通信 2.0)

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2007年02月15日
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池田先生が、マル経者と思しき方の言論に対峙されており、丁寧な対応をされている。

かたや、黒崎氏はあちこちで子供の理屈のような論が繰り広げられている。と、嘆かれている。



「教えてgoo」には、困っているので、すぐに答えて欲しい。暇な時に答えてくれればいい。などというタグ情報をつけて質問者は発信するが、ブログのコメント欄にそのようなタグはない。

だから、基盤の異なる言論や、土俵の異なる言論については対論などは不可能にも関わらず、いったんコメントされてしまうと、池田先生のような誠実なるブログ者は対応さぜるを得ない。

たしかに、基盤の異なる言論や、土俵の異なる言論が、ブログ者を触発して、効果的な言論を生み出す可能性は否定できない。いわゆる水平思考というものだろう。

とはいえ、その結果として、対照化さえされぬ、言論の乖離を露呈するならば、そういうコミュニケーションに意味はないのだと思えている。



ここにブログの基本的な問題が見え隠れする。

池田氏のように人気ブログは、すでにコミュニティーの態をなしているのだが、対話は管理人である池田氏とコメント者の1対1である。

これでは円滑に議論はすすんでいかない。

かつて、私は、湯川さんのブログで、コミュニティーを成立させようと苦心していた時期がある。

私はトリル氏と対論をしながら、湯川さんの登場を待つ。まるで、ベケットの「ゴドーを待ちながら」のようだったっけ。

情報の重要度の勘案は、発信者にも、そして、もうひとりの当事者である特定受信者にもなく、第3者であるブログ者にゆだねるべきである。

それは、セルフブックマークがバイラルとして許されないことと同じだ。


ここにおいて、私も気づくことができた。

オーソライズとは、情報に「絶対的な重要度というタグ」をつけることである。

それに比べれば、実名署名は、クレーム担当窓口を表示しているに過ぎぬ。価値のないことである。


このことは、ブランド力のないネット上市民記者メディアが、いかに実名・署名記事を連発しても、いっさいのオーソライズを成立させていないことからも理解できるだろう。



そして、池田先生や私は、けっして怯むことはないし、言論をやめることはないが、大概の場合は、けろやん氏のようにブログを閉じたり、湯川氏のようにまったく違う文脈でしか発信をしないようになる。

勿論、守るべきものがある人はそれはそれで仕方のないことなのだろう。

だが、結果として、対話が結果として言論封鎖につながっていくことならば、悲しいことである。

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Last updated  2007年02月15日 07時40分57秒
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