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アルゴリズムの時代(スポンタ通信 2.0)

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2007年02月20日
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湯川さんのブログで、セカンドライフでビジネスを開始した人がコメントしている

セカンドライフビジネス参入支援ビジネスをやっているコメント者には、もはや、セカンドライフを批判できぬステークホルダーを持っていることは明らかである。

とはいえ、MSのビスタが平面表現から立体表現になった2007年において、三次元空間のセカンドライフがポータルメディアならぬポータルアイランドとして発展していくという論理には合点がいく。


いまのブラウザやポータルサイトを経由して所望のサイトへ行くのではなく、セカンドライフのポータルアイランドを介して、SNSやブログに行く。今後、さらにCPUの速度は上がるだろうし、ストレージの価格も安くなるだろうから、オープンソースとして展開していくセカンドライフの将来は明るいと思っている。

ビジネス参入支援氏は、ECとして成立していくのは、来冬あたりではないか。と推測している。私も、そのような大まかなイメージを持っている。

ビジネス支援ビジネス氏は、セカンドライフは匿名であり、2ちゃんねるを流行させた日本人には、似合っている空間だと指摘する。
また、その一方で、その空間が、所謂、洋ゲー(アメリカ風テレビゲーム的デザイン)だとも…。



ここまではいい話。

だが待ってくれ。

私たちはインターネットバーチャルショッピングモールの失敗を経験している。

しかし、インターネット黎明期に登場した多くのバーチャルモールは、独自の決済システムを持たず各店舗毎に決済を行なう必要があったり、複数の店舗が出店しているメリットを活かせない「凡庸な商店の単なる寄せ集め」であったため、そのほとんどが失敗に終わっている。現在では、最新の技術やビジネスモデルを導入し、当時の欠点を克服した「楽天市場」などのバーチャルモールが活況を呈している。(IT用語辞典)


セカンドライフが、バーチャルモールの欠点を補っているのだろうか。
そして、「楽天市場」が三次元的空間的でないことを考えると、どうなるのか…。
回線速度とCPUの能力があがって、サクサク動いたとしても、3次元のわずらわしさを我々は享受するのだろうか。
一時期は、フラッシュムービーが企業のファーストページを飾ることが推奨された。だが、いまは、そんなものはskipされてしまう。フラッシュムービーに踊らされた時代は、3年となかったのではないか。

では、セカンドライフはどうなのか。
OSがアイランドという三次元表現になることに意味や価値はあるのか…。
それが男であっても、女であっても、美人は三日で飽き、ブスは三日で慣れる。問題は実用性ではないのか…。

私は、三次元デスクトップに魅力を感じないから、ビスタを購入していないのではない。アプリケーションとデバイスの支障ない動作に少しでも影響がでるなら、OSを変えないだけのことだ。

そして、インターネット空間が二次元から三次元に変化することが、本質的な問題ではないととりあえず考える。

きっと、セカンドライフが3次元ポータルとして成立するとしても、そこで重要な位置を占めるのは、たて看板が立ち並んだ、極めて2次元的なスペースなのかもしれぬ…。




とはいえ、私はセカンドライフに参入しようと思っている。

それは、リテラル(文章的)な文脈では、日本語という障壁があるが、ビジュアル(映像的)であれば、言語の障壁を越えることが比較的容易ではないかと考えるからである。

つまり、日本だけのコミュニティーを考えれば、セカンドライフは意味を持たないが、ワールドワイドなリンケージを考えるならば、ポータルアイランドというのは、極めて効果的な役割を果すと期待しているのだ。



2C.gif


追記:

ということで、セカンドライフに登録をした。そしてログインしようとしたが、私のパソコンのスペック、つーか、グラフィックボードのスペックが要件を満たさぬらしい。かつては、パソコンで映像編集もしていたスペックでダメだということになる。

だが、その不安定な動作を見ていると、私のローカルな問題だけでもないような気がする…。

ま、そのようにしてユーザーたちは、マザーボードを入れ替えたり、グラフィックボードを差し替えることになるのだろう。

とはいえ、このような重いシステムが普及していくためには、まだまだ時間がかかりそうな気がする。

セカンドライフはネットゲームをする人たちには受け止められるだろう。だが、それがECにつながるような時代になるのが、次の冬だ、などということはありえない。



では、セカンドライフに何の意義・意味があるのかといえば、ゲーム空間への広告参入に関して、マイナーな広告主も参加できるようにしたということである。

バンフォーレ甲府では、ローカルな会社や商店たちが広告を出す。ストレッチャーにも、甲府の病院の名前が踊っている。まるで、町内の盆踊りの寄付金の貼り紙コーナーのようだ。

ここにおいて、ビジネス参入支援ビジネス者の評価も上がるというもの。

いままで、ゲームの中に広告を入れようとするならば、ゲームメイカーとのアライアンスが必要で、それは、ビッグネームにしか果せぬことだった。

だが、セカンドライフは違う。
いまはビッグネームの広告主が参加しているが、この先は、新たなる展開になるはず…。


もちろん、ビジネス参入支援ビジネス者は、当面の戦略として、ビッグネームから攻めていくだろうが、そこが最終的な着地点ではない…。



世の中のすべての人がゲーマーではない。
ましてや、洋ゲーの人気は日本では低い。

ブロック崩し、スペースインベーダー、ファミコン、スーファミ、プレステなどのメディアリリースと普及の歴史を考えるべきである。

セカンドライフが、おたくやマニアの遊び道具であるうちは、ECなどが成立するはずもない。

どう考えても、あと5年はかかる…。









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Last updated  2007年02月20日 09時54分58秒
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