000000 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

アルゴリズムの時代(スポンタ通信 2.0)

アルゴリズムの時代(スポンタ通信 2.0)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Freepage List

Category

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

スポンタ

スポンタ

Calendar

Favorite Blog

まだ登録されていません

Comments

コメントに書き込みはありません。

Headline News

2007年04月02日
XML


朝日新聞のことを世界のクオリティーペーパーと評する人たちがいるという。

だが、ベルリンの壁が崩壊した以降、左翼言論が品質を保証するのだろうか。

出版人の花田氏は、「いま頭のいい人は、保守を語る」と言って憚らない。

いま、リベラルという語は輝いているのだろうか。

何に対してリベラルという問題はあるが、民主党の形勢を見ていると、リベラルなどというひとつの言葉で輝いていられるような時代はすでに終焉している…。

そもそも、民主主義の時代において、右左(x軸)・上下(y軸)・前後(z軸)など、すべての視点は偏差でしかなく、もし、民主主義を心底貫いていくならば、そのような偏差を解消し、とことん原点(0座標)をめざしていく。

そのようなことが今後のメディアは求められているのではないだろうか…。



さて、問題は、対話である。

一番の問題は対話である。

湯川氏も、これからのジャーナリズムに求められることは、対話の継続であると指摘する。

…だが、それができぬ。

絶望的にできぬ。




・ライブドアPJでは、市民記者同士の交流BBSが閉鎖されたところで、その停滞がはじまった。

・JANJANでも、市民記者同士の交流が蛸壺化している。また、記事批判・編集部批判などが棚さらしになることで、そのメディアの限界を明確に見せている。

・オーマイニュース日本版では、記事へのコメントは承認制にされ、自由に書き込むことができぬ。それでは、対話から始まる世論形成など望むべくもない。

・産経新聞では記者ブログを公開している。だが、実名で記者と対話ができるものの、一切の産経新聞批判・記事批判・ブログ批判は事実上許されていない。極めて対話は限定的であり、メディア側の自己都合による言論統制が仕組まれている。

・毎日新聞も自社ブログを解説し、読者が自由にコメントを書き込めるようにした。だが、自社に都合の悪い言論に対して、毎日新聞社側からは誰も書き込むことはない。これでは対話は成立せず、対話という名目のガス抜きの場所が誕生したにすぎない。


これが、2007年に、ネットと新聞に関わって起きていることのすべてである。

何故、このようなことがおきてしまっているのか。

その理由は、簡単。

新聞人たちが、ネットの特徴を理解していないからである。

ぐどいかもしれぬが再度指摘する。ネットの特徴は次のふたつ。

・インターネットのは永遠のベータ版
・インターネットはログが残る


新聞人たちが、それぞれのステークホルダーに縛られて、それらを理解できぬのは仕方のないこと。

しかし、ステークホルダーに縛られて、それらが理解できぬ自分達を嘆くことはできる。

そこからしか、新しい何かを生まれてこないと、私は思っている。



過去を誇る者はすべてエスタブリッシュメントであり、過去を捨てられぬものがエスタブリッシュメントである。

それは、フラットな時代にそぐわない…。

あるべきは、「過去を誇らず、今を高めよ」。

である。




…ということで、新聞人の皆様とお会いできることを楽しみにしております。

ご立腹の段ありましたら、切にお詫びもうしあげます。

また、御互いの気づきの中から、有効な議論が沸き起こることを期待しております。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007年04月02日 06時12分20秒
[「ジャーナリズム関連(既存・市民)」] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X