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カテゴリ:「ジャーナリズム関連(既存・市民)」
かねてより、固有名詞をあげずに言及していましたが、日本新聞労働組合連合のシンポジウム「ネットは新聞に何を突きつけているか」にパネリストの一人として参加することになりました。
基調講演は、 多摩大学客員教授で元毎日新聞編集局長の歌川令三さん(「新聞がなくなる日」著者)。 歌川先生は、東京財団の「それから」という研究会の座長です。 錚々たる経歴の先生ですが、私の言論にすくなからず興味を持っていただけたことを感謝しております。 先生の最近のご興味は、ブータン。ダライ・ラマと直接話しをしたこともある、うらやましい方です。 GNPではなく、GNH(Global National Happiness)という視点を提案されています。 そして、時事通信社の湯川鶴章さん(「爆発するソーシャルメディア」、「ネットは新聞を殺すのか」の著者)。 彼は、私がライブドアPJに反旗を翻したときに、興味を持っていただき、今回、歌川先生に私を紹介してくださった恩人。 彼が、「ネットは新聞を殺すのか」を出してから、すでに、4年あまり。現在は、湯川鶴章のIT潮流というブログにて、IT業界のキーパーソンの連続インタビューをアップしつづけていらっしゃいます。 最近は、それをまとめられた「ネットを進化させる人たち」という本を上梓されました。 彼の至言は、「ジャーナリズムは対話を続けなければならない」。 立場の乖離は甚だしいものの、学年が同じということもあり、ネットに関する認識は、私と近いと感じています。 ☆ そして、パネラーとしてご一緒するのが、フリージャーナリストの森健さん(「グーグル・アマゾン化する社会」著者)です。 彼とは、研究会の対談で議論をさせていただきました。 彼はフリージャーナリストであり、市民記者である私とは対立する立場にあるのですが、彼の興味の対象は広範囲に及んでいて、ネットや社会に対する認識について近いものを感じています。 きっと世代的にイデオロギーな視点に重要度を感じないのかもしれません。 ☆ パネルディスカッションが2時間もあるので、パネラー同士のディスカッションだけではなく、一般参加者の方々との意見の応酬も大いに期待できるのではないかと考えています。 ☆ 私以外のパネラーの方々は、報道出版界の現役の方々。 一方の私は、消費者の立場であり、ネット側の人間としての参加。 私のような異分子が、このようなイベントに参加させていただけることは画期的なことであり主宰者の方々に感謝するとともに、その中で、いかに有効な議論を生み出すことに、微力ながらも尽力することができるか。その責任を痛感しています。 ☆ このイベントに興味があるネット者の方で、新聞の未来に興味を持つ方は、参加してみるのもおもしろいかもしれません。 そこに行けば、生スポンタが見れます。 ...ORZ 否、そんな珍獣を見ることよりも、生・歌川、生・湯川、生・森(敬称略)が見れることにこそ価値がありそうです。 よろしければ、会場でお会いしましょう。 追記: このブログは楽天なため、アマゾンにリンクが貼れません。皆様にはご迷惑をおかけしていることをご容赦ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2007年04月29日 04時57分15秒
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