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今夜はひっそりと"PRIDE武士道"。
やはり平日開催だと盛り上がりに欠ける。
というか、テレビ放送がないと盛り上がらない。
昨日の"K-1"との違いはそこだろう。
まぁ、選手には全く関係のないことだが。


◇"PRIDE武士道 -其の伍-"◇

◆滑川康仁(RINGS)vsショーグン
期待した"RINGS JAPAN"滑川、相手が悪かった。
強烈なパウンドを喰らっても立ち向かったが、何もできずにパウンドに沈んだ。
ショウグンの強さだけが目立った試合だった。
滑川の復活を望む。

◆戦闘竜vsタイガー兄
戦闘竜の事を、北野誠とますだおかだが"PRIDE GP"の前番組でバカにしてたので、曙以下の選手だと勘違いしてた。
思い返せば、あの巨漢･シルバをタックルで倒した選手、弱いはずはない。
今日は相手に何もさせず、スタンドでKOした。
戦闘竜の突っ張りとパンチ、当たったらやばいっす。

◆今成(ZST)vsブスカペ
両者動きのある試合で、前半は面白かった。
しかし後半は両者警戒しすぎて、ギリギリの間合いで見合うシーンが長かった。
ただ立って見合ってるだけとは違うので、その辺はましだったが。
両者のグラウンド技術は非常に高かった。
また両者の試合は見てみたい。

◆美濃輪(パンクラス)vs上山(U-FILE)
期待してた日本人対決なのに、残念だった。
上山がいつものように、自分から攻めない。
結局は印象が悪すぎて、判定で負けてしまった。
BTTから最初にタップを奪った日本人選手、上山はこのプライドを持って戦ってほしかった。

◆藤井(ZERO-ONE)vsボブチャンチン
やはり錆びても(?)ボブチャンチン、強かった。
最後の右フックなんて、全盛期のものと変わりないもの。
藤井だって強いのに･･･。

◆長南(DEEP)vsニュートン
1Rにニュートンに完璧な十字を取られたが、そこから長南が逆転。
2Rには打撃でボコボコにして、判定勝ち。
強いのは知っていたが、ニュートンに勝つとはすばらしい。

◆マッハ(修斗)vsグレイシー
前半はマッハが押しているような展開だったが、なかなかペースをつかめない。
結局最後は、マウントから十字を取られて、マッハの一本負け。
マッハはいつになったら、元気になるんだろうか？

◆五味(修斗)vsクレイジーホース
相手の打撃はすごかったが、ほとんどまともにもらわなかった。
しかし一発もらっただけでぐらっときてた。
何度もテイクダウンに成功し、最後はアームロックでレフェリーストップ。
タップはしなかったけど、完勝だった。
マイクではブスカベとの対戦を表明。
大晦日にライト級頂上対決が実現らしい。

トータル8試合、3時間半の興行は、うまくまとまっていたように感じた。
後半より前半の方がよかった印象。
僕の｢今日一｣は、戦闘竜ってとこで。
僕らしくないなぁ。笑


日本人選手名の後は、PRIDE以前に活躍していたリング。
言うまでもないが、PRIDEには自前の選手はいない。
ある意味、読○Gシステムだ。
それでファンが喜べば、それでいいのだろう。
だから僕は、"PRIDE"を好きになれない。