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カテゴリ:あたしゃ勝手に考える
アマゾンでもなかなかそろわなかったが
やっと手に入れイッキ読み 萩尾望都 「バルバラ異界」 全4巻 作者齢50を超えよう(超えた?)というのに あいかわらずのエネルギッシュな創作活動 いったい彼女の脳内は如何になっているのか!? そして誰もマネることのできない細いフワっとした腺で描かれるメルヘンチックな画 一度でいいから原画をみてみたい・・・ お話(アマゾンより) ************************************************** 西暦2052年。他人の夢に入り込むことができる“夢先案内人”の渡会時夫は、ある事件から7年間眠り続ける少女・十条青羽の夢をさぐる仕事を引き受けることになった。そして、その夢の中で青羽が幸せに暮らす島の名<バルバラ>をキーワードに、思いがけない事実が次つぎと現れはじめ…!? *************************************************** 本編で出てくる他人の夢の中に入れる「夢先案内人」というのは 夢枕獏さんの「サイコダイバー」シリーズにでてくる主人公の仕事 他人の精神の中にもぐりこみ、本人の気付かぬ深層心理など持ち帰ってくる人を思い出した。 この「夢先案内人」は起きてる人の中には入れないんだけど 「サイコダイバー」も確かそうだった そりゃ、意識がハッキリしてる人の中にははいれない罠 それができたら「テレパス」だわな。 全4巻で完結してるので、内容は濃いけどそんなに複雑ではないと思う。 でも小中学生にはちと難しいかも・・・ なにはともあれ久しぶりに萩尾さんの新作を読めて大満足でした♪ 気になったところ 死んだ子供の代わりに引き取った子を誰にも悟られずに実子として育てる(入れ替わった)てのは母親ならありえないと思う そんなことしたら死んだ子供は(存在したことすら)誰にも知られないで葬られるわけで。 それって母親には絶対できないと思うのだが。。。 まあ萩尾さんは母親になったことないし、その点は仕方ないかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.04.12 21:00:33
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