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カテゴリ:あたしゃ勝手に考える
数年前ならそろそろコタツを出しましょうかね~♪と
年寄りが騒ぎ出す頃だというのに。。。。 やっと涼しくなりかけた今日この頃。 というわけで読んだのはカーラ教授(河原泉)の 「ブレーメンII」 銀河系内の恒星間を行き来する貨物船。 乗組員が船長と密航した社長以外全部動物という のほほんSFコミック全5巻 それでもいろいろと本格的なSFだったぞ。 ここではツッコまない理論はまあ無視してだなww 最初にロシアから実験で宇宙に飛ばされたイヌの話とか 泣けました。 彼女の作品はマイペースで優秀な女性が主人公というのが多い そして一応相手役(?)と思われるイケメンも登場するのだが 主人公が愛だの恋だので悩むことはまずない。 それよりも目の前の問題をクリアすること(経済事情とか学業とか仕事とかもろもろ)が忙しいのである。 男のことを考えてる暇なんぞないのであるが きがつくとなんとなくイケメンのほうから寄り添っているのだなw そこがまた普通の女子にとっては魅力的な作品になるし 「人は人、自分は自分」ということに改めて気がつかせてもらえる 独特の雰囲気。 でもこの作品はいきあたりばったりではなく 最後まできちんと構成された、伏線もちゃんと生かされている緻密な作品だと思う。 さすがですカーラ教授。 私はずっとついていきますです(-∧-;) ついでに言わせてもらえば どこぞの行き当たりばったりでやたらと登場人物を増やした挙句 話の都合が悪くなると主人公が古代エジプトから現代に戻ってきたり 話を終わらせる気があるんか?と思わせる作品名を言ってしまえば「王家の紋章」(細川智栄子)とはぜんぜん違うのである! 「王家の紋章」ファンのかたすいません^^; 私も最初必死で追いかけてましたが、最近の展開はもうどうでもいいです おなじことの繰り返しだし(キャロルが行方不明になりメンフィスが救い出す) しかも最初の設定(少年王は17歳くらいで死んだ←メンフィス)とか 作者ももう忘れてるんじゃないの?てくらいだしww いろいろとつじつまが合わなくなってるよ(多分) タイムパラドックス物があんなに何度も(本人の意思でないにしろ)過去と現在を行き来したんじゃおかしくなるのも道理。 いったい何のためにキャロルは過去へ飛ばされたんだか(つまり歴史が彼女を必要とした。という前提がない) 作者は自分の寿命が尽きるまでこの作品を終わらせる気はないんじゃないの?という気さえしますよ。(´ _ゝ`) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.10.14 00:52:07
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