2008/02/17(日)23:22
題名のない音楽会
日曜日の我が家の好例番組は
題名のない音楽会です
あらら?クラッシック派?
というわけでもないのですが(?)
その時間はちょうど日曜の朝おきまりのアニメがひとだんらくして
ぼーっとした大人と子どもが題名のない音楽会を見つつ談笑しつつ
朝食を食べる時間帯なのです
ですが、今日は子どもたちの様子がいつもと違います
画面で探していたのは、先週演奏を聞かせていただいたばかりの
大谷康子先生の姿でした
私の仕事の関係もあり、月に1~2回の演奏会に借り出される子どもたちですが
演奏終了直後に
「すごかった!」
「面白かった!感動した!」
と話し続けるクラッシックの音楽会はそうそうありません
曲の合間にレクチャーがあり、曲の生まれる背景や
大谷さんの演奏に対するお気持ちなどを知る事によって
子どもたちも感情移入しやすかったのかもしれません
自宅に戻ってからも家人に演奏の様子を興奮気味に話していたところを聞く限りでは
やはり、間近に感じた演奏の『息遣い』にしびれた様子でした
実はこれまでお仕事でおよそ300人以上の弦楽器奏者の方々と
ご一緒させていただいてきましたが
スタンディングオベーションをしたくなる演奏家の中のお一人が
大谷先生なのです
初めてお仕事をさせていただいたのが、1994年頃のことです
淡島ホテルのオデッセイホールでお客様が4名という贅沢なコンサートでした
もったいないのでスタッフと私も客席で聞かせていただきましたが
気がつくと立ち上がって拍手してしまっていたほど素晴らしい演奏でした
ああ・・・文字で音楽を表現してお伝えすることのむずかしさったらないですね
無理しないことにします(笑)
ぜひ、生で 大谷先生のバイオリンの演奏を聴いてみてください
これまでお勧めした方の中で絶賛されない方は一人もいません
みなさん一様に
「クラッシックのイメージが変わった!」
「感動して鳥肌がたった!(とくにアンコール)」
「あのバイオリンって人の声が歌っているみたいに優しい!」
と 紹介したことを喜んでいただける演奏をされる方なのです
しかも 同性から拝見しても美しく明るく、トークもさわやかです
ボランティアの福祉施設での演奏会も力を入れていらっしゃるそうで
障害のある方から提供された曲をCD化されて
演奏会場で大谷さん自ら手仕事で販売されています