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テーマ:障害児と生きる日常(4432)
カテゴリ:伊吹
今日は小児医療センターの整形外科受診日。
ここで一昨年の11月に足底装具を作ってもらったのだが、 今や踵がはみ出し、すっかり小さくなってしまったので 新たに作り直してもらった。 小さくなったなぁ、とは何ヶ月も前から思っていて、 今日の診察を心待ちにしていた。 予約時間から待つこと1時間半・・・(;'A`) やっと呼ばれて診察室に入り「もう見るからに小さくなっちゃって・・・ 作り直していただけま・・・」と言いかけたところ、 先生は「え~?そぉ~?」 ・・・いや、先生。よく見てくれよ・・・ 「あ、ほんとだねぇ」気付いてくれましたか。 「土踏まずは出来てきたかな? もし出来ていそうなら、靴の中敷タイプのでもいいと思うんだけど」 ということで、コピー機みたいな機械の上に伊吹を立たせ、 足の裏の状態をチェック。 「まだ駄目みたいだね。じゃ、また同じのを作りましょう」 偏平足伊吹、相変わらず健在らしい。 それから技師の方に足裏の型をとってもらった。 と、一言で終わるほど簡単に済んだことではなく、 超敏感な足先にラップを巻かれ、(石膏で)濡れた包帯で 更にグルグル巻かれ、手で散々足をこねくり回されて 待ち時間だけで既にぐったりしていた伊吹は怒り心頭に達し 爆泣き怪獣に変身してしまった。 私が型をとっている最中の足、そうでない方の足、両手 (つまり全身だな)をがっしりと押さえつけ、 技師の方と二人、汗だくになって何とか型とり完了。 前回作った時は、装具の色は肌色で、他に色は選べなかったのだが 今回は7色ぐらいのプレート見本を見せてもらい、 「好きな色を選んで下さい」とのこと。 ショッキングピンクや淡いピンク、青、黄色、白など。 ショッキングピンクも悪くなかったが、何となく淡いピンクを選んだ。 出来上がりは二週間ほど後。 本当は来週にでも出来上がっているのだが、私の都合がつかなく 二週間後になってしまった。 お値段は前回と同じく、3万9千円ちょっと。寒い。懐が寒い・・・ 余談だが、今日は小児医療センターで二組の知り合いと遭遇。 一組はS園で一緒のダウンの男の子と、そのお母さん。 もう一組は、元S園の通園グループで、今は養護学校の一年生である 女の子と、その弟とお母さん。 弟くんが生まれていたという事実は、久しぶりに会ったので 今日初めて知った。 私の方も伊吹の下に生まれたということを相手は知らなかった。 女の子は、静かに待ち時間を過ごすことが出来、とてもいい子。 弟くんの方はもうすぐ1歳だというが、既にやんちゃぶりが垣間見え、 我が伊吹・和樹きょうだいを彷彿とさせた。 私が通園デビューする前のS園事情を色々話してくれて、 ひとしきり盛り上がった。 何か・・・結構すごいことを聞いてしまった~。 先輩ママさんと話をするって、楽しいものだ。色んな意味で。 それにしても、ここの病院やH学園に行くと、 本当に世間は狭いなぁと感じる。 障害児の存在そのものが普通であるかのようだ。 養護学校の類も今は子供で溢れているというので、 それも事実だろう。 しかし一歩外に出れば障害児者は圧倒的少数。 私自身、知らず知らずのうちにいわゆる「弱者」であることの プレッシャーが肩に食い込んでくる。 小児医療センターほか障害児施設が「居心地がいい」と 感じ始めたのは一体いつの頃からだろう・・・ その感じも、今は決して悪いものではない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年02月25日 01時14分28秒
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