|
テーマ:障害児と生きる日常(4432)
カテゴリ:伊吹
2、3ヶ月ぐらい前からだろうか。
伊吹の得意技とも呼ぶべきことが一つ出来た。 それは服を脱ぐことである。 服というのは、被り物のシャツは勿論のこと、 ボタンやファスナーが付いていても、 頭から脱ごうと思えば脱げるタイプならOK。 ボトムスもオーバーオールタイプでなければ何でもOK。 紙パンツも靴下も靴も上手に脱ぐ。 脱ぐべき時・・・例えば風呂に入る時や、他に指示をされた時なら 「何ていい子なのかしら」と喜びたくもなるが、 伊吹の場合はそうではない。 単に、脱ぎたいから脱ぐ。 感触に対して異常に過敏であることは これまでも何度か書いていると思うが、 伊吹にとっては「服が纏わり付く」感触も嫌なのだろうか。 一度脱ぎたいとなると、何度私が着せ直しても止まらない。 なので、休日家にいる時は、最も脱ぎにくい服 (上下がつながっている、いわゆる股スナップのロンパースタイプ) を着せている。 もうすぐ5歳になる子がロンパースかい!と思うと ため息が出てしまうが、まあ仕方あるまい。 昼間なら、まだ監視が行き届くのでいい。 問題は、夜である。 相変わらず夜更かしなので、私の方が疲れてウトウトしている間に 全裸になられて、しかもオシッコなんかされてた日には 頭を抱えてオーマイガーッ~~~~~!! という気分になる。 パジャマも、今時売られているタイプ・・・つまり 両脇や腹部分にボタンが付いてるタイプのでは ボタンで留まった状態のまま、蛇の脱皮のごとく 上下をいっぺんに脱いでしまう。 ボタンをはめ、尚且つ安全ピンで他二箇所ぐらいを留めても無駄だ。 で、結局夜はどうしているかというと、 股スナップが固めでしっかり留まる肌着+腹巻つきステテコ(?)。 腹巻部分が腹にフィットし、おまけに足部分もボディコン並に ピチッとしているので、伊吹も流石に脱ぎにくいらしい。 股スナップがしっかりした肌着を探すのも大変難しい。 安物だと布地がボロいのでスナップ周辺の布地が破れてしまったり スナップそのものが、すぐにバカになってしまったり・・・ 現在、パジャマとして重宝しているのは、 母がアカチャンホンポで買ってきた、安売りしていなかった品である。 たまたま当たりだったようだ。 だが、この特技?がこのまま直らず、体が大きくなってしまったら 市販の股スナップ付き肌着ではサイズが小さくなってしまう。 ちなみに、今の服のサイズは95から100センチ。 実は愛用中の肌着は90センチ。 ピチピチで、何とか着せている状態だ。 そう、あくまでもこういうのは「ベビー用」なので それ以上のサイズはどこへ行っても見かけない。 裁縫の腕があれば手作りもするのだが・・・ 我が家にはミシンすらねェ!!買うか?! 周りからは「脱ぐのが上手だね」と褒められるが、 伊吹本人に自覚があるのなら、確かにすごいことだ。 しかし、実際にはほとんど本能で脱いでいるようなもの・・・かな? これで少しでも知恵が付いてきたら、 かえって脱ぎ方を忘れてしまったりして。 伊吹の特技、というか、困った癖は 実はストリップだけに留まらないのだが、 これについてはまた後日・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年07月25日 16時14分10秒
[伊吹] カテゴリの最新記事
|
|