SUNNY　TOWN　DIARY

保健センターの遊びは月に1回。大体が火曜日の９：３０～１１：３０と午前中なので、この日の朝は毎回慌しい。

洗濯する日と重なるとなお忙しい。こういうときに限って出かけにリョーがうんちをしてロスタイム・・・などとやっていたりする。でも、そもそもが遊びの会なのだから、無理せずマイペースでということで、大体ひと心地ついた10時すぎに到着するようなペースで遊びに行くようになっている。

市が運営する保健センターの施設の正面玄関を入って、すぐ正面の一番広い部屋（３０畳くらいかな？）いっぱいに、家庭では購入しないような大きなオモチャ（滑り台やトンネル・お家の特大版・乗用自動車など）がランダムに広げられていて、子どもたちは思い思いに好きな場所で遊ぶ。
他にままごと道具・ガラガラなど初期のオモチャなどもある。ネンネの赤ちゃんも、ただ寝ているだけで終わってしまう場合もあるが、結構雰囲気を楽しみに来ている。

リョーをダッコから降ろす。もう母のことなど忘れてしまったかのように、気になるところにマッハでハイハイしていく。

ちょっと誰かと話し混んでいようものならば、うっかり見失ってしまったりする。（これは良くない！気をつけよう）

リョーはしばし会場をハイハイ＆高ばいで一周した後、まっしぐらに、おままごと場へ向かっていった。
リョーはおままごと道具が大好きである。特に、オタマ・れんげ・スプーン・コップ・フライパン・皿・包丁などが大好きだ。（つまりままごと調理用具の主たるものの殆ど）

時々これらの組み合わせの応用で、楽器演奏を繰り広げ、興奮が一気に高まると、激しく楽器を叩きまくり、「ヒャアー・ヒャアー」とまるでどこかのヘビメタのライブみたいに一人盛り上がるのだが、これはかなり周囲を驚かせる。一人よがりの世界に、いかにも没頭しているといったところだ。

ままごとをしているのは、やはり大概は２歳以上のお姉ちゃん達が多い。が、リョーはその中に唐突に、しかし、全く何事も無かったように滑り込み、そこから皿等の争奪戦がいきなり始まる。
「仲良くね～」「次に借りようね～」「あ、ごめんねぇ～。良いの？ありがとうね。お姉ちゃん優しいねぇ。ほら、リョーありがとう、しようね」てな具合である。

しばらくそこにいて、段々飽きてくるとこの頃のパターンで、ままごとのちゃぶ台の上にあるものをドンドン下に投げまくる。他の子には本当に良い迷惑だけど、１０月生まれのYちゃんというマブダチも、１歳過ぎの頃、同じようなことをよくしていたのを目撃している。時期的なものなのかなぁ、と心でつぶやきつつ、「ああ、お友達まだ使ってるよ～。ちゃんと戻そうね～。みんなごめんね～」と戻す。

そうしている内に、マッハのリョーは高ばいで、新境地を求めてさすらいの旅に一人既に旅立っていた。いつの間にか、他のお母さんの膝の上で休憩、なんてこともある。

リョーは芋虫さんの形のトンネルを見つけ、ノコノコと入っていった。反対側の到着ロビーで待つ母。今か今かと待つが現れない。・・・トンネルの入り口では新顔さんたちが次々に入っていくのに・・・。リョーが出てこないと新顔さんたちも入れないではないか・・・はて？

覗いてみると、リョーは大の字で寝ていた。「リョーいらっしゃい！リョー」と呼ぶと、ニタニタ笑って入り口方向へまたハイハイ。案の定新顔さんたちと鉢合わせだ。見るとみんなでヘラヘラしながら折重なっている・・・。こんなものである。

何とかトンネルを脱出。お次のターゲットは・・・滑り台だ。しかし、りょーは滑り台をやはり、反対側に回り始めた。ちょっと大きいお兄ちゃんたちが、正規の入り口で戸惑っている・・・。「リョーこっちから一緒に滑ろうね～」とダッコで何とか滑ってクリア。

すると今度は何もせずに床に転がりだした。ゴロゴロゴロ・・ごろ寝さながらだ。

持参のミルクを取り出して飲ませると、いつものように４００mlをほぼ、飲み干す。

今日は、午後から支援センターでBCGの接種がある。お友達のDちゃんも接種するそうだ。で、遊びの会もいつもより早めの１１時で終了となった。

まだまだちょっと物足りなさそうなリョー・・・。
帰りスーパーに寄るから少しそれで満たされるかな？