今日も懲りずにちょこまかと

自分の正義に酔い、他人を裁けるとでも思って、

得意顔で振りかざす若者。

そういうのが、私は、苦手。



自分は論理的である、だから自分の方が正しいんである、

そういう激昂の仕方を眺めていると、

戸惑いを通り越して、おかしくなる。



まあ、３０か３５くらいまでは、放っておこう。

そのとき、余計なものを捨てていたら、

そのうち、酒でも飲みに行こう。



私だって、今年で４０になるんだが、

自分の内面を探ってみると、

もうホントに、イヤんなるくらい、子供。ガキ。

どうしようもない。

でも、周りからは、たまに

「あっ、今の発言、オっトナ～♪」

という程度に、オトナに見られる。



オトナとか、ガキとかって、

所詮、相対的なもんだろうと思う。



６０歳７０歳の方々から見たら、私なんて、

どうしようもないハナタレにしか見えないだろう。

定職にも就かず、結婚もしないで、当然子供もいなくて、

将来に対する蓄えも不十分極まりなくて、

政治に疎く、経済に盲目で、社会福祉に無知で、

祖先を知らず、戦争を知らない。



そして、何より一番よくないのは、

この状態のまま一生過ごすことになるかも知れない

というようなことに不安で眠れなくなりながら、

何一つ、大した対策を立てていない辺り。



自分をひどく子供っぽく、というかバカっぽく感じてしまい、

頭から布団をかぶって大声で叫びたい心境になることがある。



そんなバカでも、今日もご飯を食べなくては生きていけなくて。

こんなバカにも、お仕事をくれるクライアント様がいて。

せめて一生懸命お勤めしようと思う今日この頃です。