青少年厚生文化事業団

2006/02/23(木)14:28

「ふぬけ・・!」

現代社会を考えるー時事(169)

 もの申す!「小泉さん」   <ふぬけ!ー 廃止宣言>  議員年金は、廃止する筈ではなかったのですか・・・?「議員年金廃止法」(国会議員互助年金廃止法」が、参院を通過した。昭和61年「国民全員加入決定」がなされて以来、議員の「年金」に関する諸問題が指摘されてきたが、これでは「総国民」全てが納得しないであろう。  今回の法律制定前には、国民との格差(国庫負担率)が最大の問題点とされた筈のものが、まったく「蚊帳の外」、論議もされず現行法を「玉虫色の・・・」ごまかしにて成立させたのは、「小泉流言葉の遊び」でしかなかったのか・・・?。  そもそも「廃止」の掛け声には期待していなかったが、議員の年金に対する「国庫負担」の70%は改められるものと聞き及んでいた。だが、何ら手を付けるどころか「議員の選択」とやらの注釈を付けただけの、呆れた法案を成立させた事は、「小泉ふぬけー丸投げにて、ダメ法案を通した」としか評価できない。  「憲法29条に抵触する恐れがあり」と言い訳を弄しているが、法律家の目から視ると「国民年金制度」の方が、この感は否めないのが通説である。とにかく、改正議員年金法では「受給から3年で元が取れる」仕組みであり、格差どころの話ではない。 以前のように「退職金制度」を復活させて、「議員年金」を即廃止すべきである。  憲法29条の適用は、「国民年金」に適用すべきであり、国民を欺くのは止めて欲しいものだ。  因みに、憲法29条とは、 1、財産権は、これを侵してはならない。 2、財産権の内容は、公共の福祉に適合するように、法律でこれを定める。 3、私有財産は正当な保障の下に、これを公共のために用いることができる。  この条文を「議員の受給権」に適用する必要はなく抵触もしない故、国民年金に適用あって然るべきものである。  何故なら、議員は辞めても最低「国民年金」は入る。これこそ、国民と同等の扱いとなるであろう。    小泉さん、もう「言葉の遊び」は止めませんか・・?今回の「法整備」は、国民を裏切る最たるものと確信します。  ☆二月の仏声人語・・・「できないのですか・・?」「やらないのですか・・?」   <困った時、お尋ね下さい。>  

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