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カテゴリ:現代社会を考えるー時事
子どもを守ることを考えるとき、「犯罪者にしない」意識が必要と大阪商大・谷岡教授は説きます。そして、「しかり方」の大切さにも留意が必要で、厳しすぎる家庭も甘すぎる家庭も、親が「教えの一貫性」を以って接していれば非行には走りにくい、とも。
今、「子どもの見守り隊」の設置や「GPS」の所持等が検討されているが、いずれにしても、社会全体の「犯罪数」を減らす方向に持っていく必要があります。しかし、暴力団の人数が減らないし、最大組織「山口組」も膨張している報告もあります。不気味なのは、実態のはっきりしない「準構成員」の増大であり、一般市民に紛れ判別しずらい状況が心配されています。
☆警察用語では、「準構成員」のことを次のように表わします。☆
「生規メンバーではないが、暴力団と関係を持ちながらその威力を利用して不法行為を行うか、資金提供などで組織の維持・運営に協力する者」で、「周辺者」「関係者」とも呼ばれる。現在その数は、「構成員」の43,000とほぼ同数と視られている。 例えば、03年に摘発された山口系暴力団「旧五菱会」ヤミ金融組織は、数百の末端店舗を抱え、巨額の収益を上げていた事例を覚えているだろうか。そこで働く従業員は、求人広告への応募などで採用され、その多くは「元暴力団幹部」が統括している事を知らなかったとされている。
このように、市民が裏社会に引き込まれ、知らぬ間に協力者となるキッカケはどこにでもあることが憂慮されます。「覚醒剤」「窃盗」「傷害」「詐欺」から子ども達を守る方策はこれといった妙案はない。子どもの非行が即「暴力団」と結びつくとは云えないが、親の責任として「社会の悪」を根絶することを目指したいものです。
☆四月の仏声人語・・・「自分の持ち味を生かそう!」
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Last updated
2006年04月20日 15時07分50秒
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