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2007年05月18日
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カテゴリ:シニアの山歩き

 閑話
「濡れ落ち葉」



 団塊の世代・日本経済を支えてきた企業戦士。
この大量定年時代を迎え、突然現れた「膨大な真空時間」に戸惑っている人が多いと聞く。一方、戸惑いを隠せないのが「家庭を守り続けた妻」であり、四六時中在宅する夫に「ストレス」を覚えるらしく、夫婦離反の家族崩壊の一因とならない為に、ちょっと昔「濡れ落ち葉」と表現した評論家「樋口 惠子」氏のことばを思い出してみよう!


 仕事一筋で、家庭を顧みず働き続けた主人が、退職後は妻にべったり。 妻の多くは、鬱陶しく感じるそうです。



 「濡れ落ち葉」の最大の問題は、濡れているのでべったりと纏わりつくことで、べったりしない「ただの落ち葉」であれば、これほど嫌がられる事は無いらしい。つまり、「ドライ」であることこそ定年後の夫婦円満の秘訣と云えるとも


 空白時間の戸惑いを避ける為、定年後も働き続ける人もいるらしい。また、一度退職してみたものの、家庭での「居場所」が見付けられず、再び職場を探す人も少なくないと聞く。だが、狭い会社内だけに生きて、社会性を喪失し、艱難辛苦を舐めてきた夫の労を労い、温かく家庭に迎えて欲しいと希望するのは「男の身勝手」だろうか・・・?


 老後に頼れるのは「お互い」であり、同窓会の度に一人又一人と欠けていく友人・知人への寂しさを感じる時、仲の良い「夫婦関係」は、宝ではあるまいか・・?「ドライ」な関係の構築には、それぞれの自律と云う。自分で出来ることは自分でやり、相手がやっていることには口出し無用! ちょっとしたことであるが、非常に大切な事と心得ることで、あなたの居場所が見付るかもしれない。



 常に自分と相手の間に一定の距離を置き、それぞれが「自律的」に動く事が大事であろうと思う。
(浄土宗「かるな」より一部抜粋)



<歩きま専科>http:bbs.goo.ne.jp/ac23435/message/








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Last updated  2007年05月18日 14時03分54秒
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