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アンティークな琥珀堂

アンティークな琥珀堂

世界有名ダイア一覧表

■ 世界の有名ダイアモンド一覧 ■



名前 カラット 簡単な補足


ブリオレット オブ インディア 不明
エレノオーラ王妃がリチャード獅子王に与えたダイア。
     後に王が十字軍に捕らわれた際、身代金となった。


カリナン
(アフリカの星) 530.2
南アフリカで発見された、世界最大のダイア原石をカットしたもの。イギリス王室所有で現在ロンドン塔にある。
尚、原石の時は3106カラットという巨大な原石だった。


ダリア・イ・ヌール
(光の海) 185 デリア・イ・ヌール(光の河)とも。
ムガール帝国の大きなピンクダイアで、現在はイラン王室の財宝。


ドリスデン
グリーン 41 世界最大のアップル・グリーンダイアとされる。
ザクセン選定侯所有の宝石だったが、現在はドイツのグリーン・ヴォルト氏所蔵。


ユウレカ 10.73 南アフリカで最初に発見されたダイア。
グレート・ムガール 280
(記録によると) 宝石商タヴェルニエの記録に残っている幻のダイア。
現在の詳細は不明。


ホープ
(フランス帝王の青) 45・7
(但し最低でも過去2度カットされている)
この宝石の所有者は次々と不幸な結末を迎えたという、いわく付きの青いダイアモンド。宝石収集家ウィストン氏がワシントンのスミソニアン国立自然自然史博物館に寄贈。
現在もこの博物館所有。


ジュビリー 245・35 世界で最も美しくカットされたダイアと呼ばれる。


コ・イ・ヌール
(光の山) 108・93 世界最古のインドの叙事詩「マハーバーラタ」に登場する宝石だと言われる、事実ならまさに神話世界から存在する4000年の歴史を秘めたダイアモンド。
現在はイギリス王室所蔵の秘宝。


オルロフ 189・6 オルロフ公がロシアの女帝エカテリーナに復縁を願い贈ったダイア。現在ロシアのダイアモンド宝物館所蔵。


ポルテュギース 127・02 ポルトガルの王家ブラガンサ家より、アメリカの著名人の手を転々とした、エメラルドカットされたダイア。現在詳細不明。


サンシー 55 ルイ15世の王冠に飾られた、世界で最も美しいといわれるダイアの一つ。イギリス王室所蔵。


シャー 88.7 棒状のダイアで、三つの銘が刻まれている。↓
アクパル・シャー、ニジム・シャー、ファト・シャー


リージェント 140.5 フランスのリージェント(摂政)オルレアン公フィリップの持ち物だったことからこの名になった。現在はパリの
ルーブル美術館所蔵。


ナサック 43・38 ヒンズー教寺院の女神像の目に嵌めてあったとされる。


フローレンチン
(オーストリアンイエロー) 137.27 ウィーン王室の財宝で黄色いダイアモンド。


ユージュニー 51 女帝エカテリーナから転々としナポレオン三世の妃ユージュニーの手に渡った。ナポレオン失脚後、オークションにかけられた。


ピーガン・ブルー 13.78 アガカーン四世の妃が愛用したブルーダイア。
ブルーダイアとしては世界最高の価値がついたダイアモンド。
1カラットあたり56万ドルもの値がつき、ギネスにも登録された。


エキセシオル 339
(21個合計) 969.5カラットあったが、21個に分割された。
青みがかかった白いダイア。


アバエテ 238 ブラジルで発見されたローズ・ダイアモンド。
ウォイー・リバー 31.35
(30個の中の最大) シェラレオネで発見された世界で5番目に大きなダイア。
原石は770カラットあったが、30個に分割された。


クィーン・オブ
オランダ 135・92 アムステルダムでカットされた青いダイア。
ゴルコンダ・ドール 95.4 インドのゴルコンダで採掘された金色のダイア。


テーラー・バートン 69.42 リチャード・バートンが女優エリザベス・テイラーに贈ったことで有名なダイアモンド。


ブラック・オルロフ 67.5
(研磨後) インドの寺院にあったという黒いダイア。195カラットあったが研磨され67・5カラットになった。


マウアワドの光輝 101.84 アフリカで採掘された222.3カラットの原石を101.84カラットにカットしたもの。宝石商ロバート・マウアワド氏所蔵。


季節の星 100.1 世界最高グレードのダイアと言われる。
1995年、ササビーズのオークションにて史上最高額の
1985万8500スイスフラン(約13億7000万)で落札された。
サウジアラビアの宝石商が所有。


<有名なダイヤモンド>
[ コ・イ・ヌール | リージェント | ホープ | ユーレカ | カリナン | テーラー・バートン ]

コ・イ・ヌール(光の山) (Koh-i-Nur)
1526 年までは相争う二人のインドの王侯の手を経たこの石は中国からインドへ侵入してきたムガール帝国がすべての王侯たちを征服してコイヌールを押収しました。 200 年たって、ペルシャのナディール王がインドを征服した時、そのコイヌールはペルシャに移りました。 そこで又相次いで起こった一連の暗殺、陰謀の中で、所有者は次々と変わりました。 ペルシャからコイヌールを取り返したのはパンジャブの虎といわれたラジット・シンでした。
そして1849年英国がインドを征服した時、シンはビクトリア女王にこれを譲り渡したのです。 残念なことにビクトリア女王はコイヌール (186 carats) を再カットし、重さは殆ど半分(108.93 carats) になってしまったのです。
現在、他のクラウン・ジュエリーと共にタワー・オブ・ロンドンに保管されています。

リージェント (Regent)
1701 年、インドのダイヤモンド鉱山で働いていたある男が大きな原石 (410 carats) を発見しました。 男は自分のふくらはぎに大きな傷をつけ、その傷の中に原石を埋め込んで鉱山を逃走しました。 その後、男は一人の船長にどこかの遠い国へ連れて行ってくれるように頼み、原石を渡しました。 船長は約束を守らず船が沖にでると男を海の中に投げ込んでしまいました。 船長はその原石を 5000 ドルでインドの商人に売り渡し、商人はそれをマドラスの英国人知事サー・トーマス・ピットに 10 万ドルで売りつけました。 サー・トーマスは原石を研磨しました。 大きさは半分ほど (140.50 carats) になったものの素晴らしい美しさでした。 後のリージェント・ダイヤモンドの誕生です。
それを、オルレアンズ公爵(フランスの摂政 Regent of France)が 60 万ドルで買い取りました。 その後、フランス革命のどさくさに王冠に輝いていたこのダイヤモンドは盗まれました。 しかし、数週間後にエリゼ宮の溝の中から発見されました。 泥棒も余りにも有名なこのダイヤモンドは売ることができなかったのです。 フランス共和国政府はこの貴重なダイヤモンドを接収し、後になって、それはナポレオンの儀式用の剣の柄にはめこまれました。 
現在ルーブル博物館に展示されています。

ホープ (Hope)
有名な旅行家のタベルニエが 1642 年にインドから持ち帰った大きなブルーのダイヤモンドの一部がこのホープのダイヤモンドになったと言われています。 このタベルニエの石は、1668年ルイ十四世に売られ、転々と変わった持ち主を次々と不幸に陥れた宝石として有名です。 このダイヤモンドを受け継いだルイ十六世と王妃マリーアントワネットはフランス革命で断頭台の露と消えました。 1792年にフランスの王冠の宝石が盗まれ際に紛失してしまいました。 それ以来、もとの姿のままで見た人はいません。 しかし、1830年にホープのダイヤモンド (44.50 carats) は同じ色合いのもっと小さな石と共にロンドンの市場に現れました。 そして結局ホープのコレクションの一つになったのです。 ホープ家では不慮の死や不幸が続きその後の持ち主も不運に見舞われました。
この有名なホープのダイヤモンドはワシントンのスミソニアン博物館で見ることができます。

ユーレカ (Eureka)
アフリカ大陸で発見された最初のダイヤモンドでユーレカ(我、発見せり、というギリシヤ語)という名前が付けられました。 原石 (21 carats) は欧州でカットされて (10.73carats) になりました。 その後、この石は南アフリカに戻されてキンバリーの金鉱博物館に展示されています。

カリナン (Cullinan)
1905年、世界一大きなダイヤモンド原石として南アフリカのトランスバールで産出しました。 その鉱山会社の主任であり、また所有者でもあった人の名にちなんで、カリナン・ダイヤモンドと命名されました。 原石の重さは 3106 カラットありました。 このカリナン・ダイヤモンドは最後には英国のエドワード七世に献上され、王はこれをカットして9 個の大きな石と 96 の小さな石にしました。 そのうちの一つカリナン1 (530.20 carats) はペアシェープでアフリカの星と呼ばれるもので、カットされたダイヤモンドでは世界最大のものです。
現在、タワー・オブ・ロンドンに保管されています。

テーラー・バートン (Taylor-Burton)
リチャード・バートン Richard Burton が最初にエリザベス・テーラー Elizabeth Taylor に贈ったダイヤモンドは 33.19 カラットのエメラルド・カットのクルップ Krupp と呼ばれるダイヤモンドでした。 ミス・テーラーはこの石を指輪として使いました。 そのほか有名なペルグリナ La Peregrina と呼ばれる素晴らしい真珠を贈ったりしています。
そして、1972年のエリザベス・テーラーの 40 回目の誕生日の贈り物として、後にテーラー・バートンと呼ばれることになる 69.42 カラットのペアシェープ形のダイヤモンドを贈っています。 このダイヤモンドはプレミア Premier 鉱山でとれた 240.75 カラットの原石をハリー・ウィンストン Harry Winston が買ってカットさせたもので最高の品質のDカラー、Flawless の宝石であるといいます。 この石は 1969年にオークションにかけられ、百万ドルを越える値がついて、カルチエ Cartier が落札しますが、その後リチャード・バートンに買い取られます。 グレース王妃の 40 回目の誕生日にエリザベス・テーラーがつけてゆくなど話題を呼んだこのダイヤモンドも 1978年にリチャード・バートンと離婚したエリザベス・テーラーによって競売にかけられ、約 50 万ドルで落札され、現在はサウジアラビアに渡っていると言われます。





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