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カテゴリ:在宅療養
昨日の午後、A病院から電話が入った。
医療費の未納は無いはずだし・・・と不思議に思っていたら、仰天する内容であった。 病院の担当者も、かなり慎重に相手との事実関係を聞いた上で内容を話し出した。 その内容というのは・・・・ 何と、父から電話がはいって受診した記憶がないとの問い合わせが入ったとのこと。 病院側も、セカンドオピニオンでの家族相談受診になっているのを確認したので即答は避けて折り返し返事をするするということにして、私に電話してきた次第である。 父が入院していた時から既に約4月間経過した今頃、どうしてわかったのか?おまけに、父自ら電話することなど通常では考えられないので、A病院の担当者に逆に聞いたら・・・ ○○市から送付されてくる医療費明細書を見て、A病院の名称が記載されていたので不可思議に思い電話してきたそうだ。 それを聞いて、私も「しまった!」 しかし、父が入院していた頃であるから其処まで頭が回っていなかった。父の主治医、病院側も本人には絶対に伏せるという事で、私が受診している病院の専門医に相談受診をした時のものである。 <下記は以前にも書いた内容> 父の主治医は、それなりの専門医であることは知っていたが、父を交えての病状説明でも 「何、この説明?」 父がいるので、迂闊な質問もできないし、質問自体も迷惑千万という態度。 いくら忙しくても私でさえ、病名が既に見当がついていているのに。。。 おまけに「心配するような病気ではないですよ!」「いやなら他の大病院へどうぞ!」 さすがに母も頭にきたようで、他の医師の意見も聞いて見たいということになり、私が気兼ねなく聞ける専門医に家族相談受診をした次第である。 他のセカンドオピニオン外来を設けている大病院もあるが、こちらが必要な情報提供までしてくれないので最初から除外したのである。 A病院の医師には、前日に全てのデータを渡して翌日に話を聞くと、診断名は私が考えているものと同じで、そもそも入院中の医師も同じ診断名を下していた。 画像、検査データーを交えて、今後の治療方向性、予後など、充分な時間をかけて納得のいく説明をしてくれた。 医師からのきちんとした説明の裏づけがないと、母にも今後の事を考えた説明ができなかったからである。 という経緯で、保険診療の家族相談受診をしたのが発端。 しかし母が長時間、家を空けることはないし、その手の郵便物なら母が開封しているはずである・・・。 考えられるのは、母が不在時に父が開封して目に止まったのであろう。母がいれば、わざわざ電話番号まで調べてA病院に確認することなどしなかったであろう。 A病院の担当者はカルテを見て、迂闊な返事はできないと判断して私の所に電話してきた次第である。 病院側が事情を説明すると追及される可能性があるので、私から電話してもらえないかというものであった。 頭の中で「何故、今頃!」「何で、自費にしなかったのか!」などの言葉がグルグル回って、私がかけないと薮蛇になるので承諾した。 実家に電話をすると、電話は母が取るのに父が取ったので電話を待っていたのと、これは母が不在だなとわかった。 私「今、A病院から電話があったよ。あれは、入院中に転院なども考えて相談したものだから・・」 父「そうか、わかった。入院中だったから、何かインチキかと思ったんだ。」 父の真意は恐らく違うのが想像がついた。自分の病状について、本当はもっと詳細に知りたいのであろう。しかし、現在の主治医は詳細な説明は無で治療に専念だけのタイプである。 後、どれ位生きられるのかが知りたいのであろう。 各病院で患者への説明の仕方は様々であるが、高齢者だから簡単に説明すればよいという病院側の方針に改めて憤り感じた一日であった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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