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カテゴリ:医療関連
先達て、知人といっても仕事上でのお付き合い程度の方から電話がはいりました。
唐突に入る電話は大概、何か聞きたいことがあると相場は決まっています。これは、何も電話相手に限らず、現在進行中の仕事以外で電話が入る場合は・・・ほぼ同じケースが多いです。 知人の身内の入院先や治療についての情報を教えて欲しいというものである。 自分では特別に詳しいとは思っていないのだが、よく考えると確かに医療関係者の知人が多いせいか日頃から何気なく情報収集している感じです。 癌で、高齢の為、手術はしないで様子を見ていたらしいのですが最近になって痛みがでてくるようになり緩和ケアの病院に入院したいということでした。 しかし、担当医からも緩和ケア病棟は「待機待ち状態」ということを聞かされて驚いたそうです。 緩和ケア病棟そのものが限られた病院にしかありませんので待機待ちなのは、もう大分前から当たり前だったので、私としては特別に驚きもしなかったのですが・・・ 今の御時勢で、高齢者のターミナルを引き受けてくれる病院は探すのも困難だと思います。とりあえず、いくつかの例をあげて説明しました。 「高齢者の入院も大変になっているのね・・・・」と初めて実感したようです。 重い病気(病気にもよります)でターミナルなら入院は容易であろうと想像していたのでしょうが、そこに「高齢」という要素が加わるだけで入院できる確率が低くなるというのが現実です。 在宅療養で最後の緊急時だけ急性期病院に入院という現在のスタイルは地域によっても差があるでしょうが難しい問題だなと改めて思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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