空の色のもとに

[映画とかDVDとか、CDもね] カテゴリの記事

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• Wish You Were Here

  Wish You Were Here　(あなたがここにいて欲しい）（この曲は好きな人が多いじゃないかな？）http://jp.youtube.com/watch?v=IXdNnw99-IcShine On You Crazy Diamond　(狂ったダイアモンド)http://jp.youtube.com/watch?v=vyqgjCKm9nQPink Floydを聴き始めたのは、LP版の「The Wall」が発売されてからかなり後で、すでに活動のピークは過ぎていたとき。中古で買ったベスト版「時空の舞踏」に収められた曲の中でお気に入りの曲が含まれた過去のアルバムを探したものでした。今手元に残っているのは「The Wall」の後に発売された「The Fainal Cut」という海外で買ったCDだけです。The Fainal Cut、これは過去のPink Floydと雰囲気が違うのですが、Pink Floydとしての一つの区切り（終止符？）なのかもしれませんね。The Fainal Cuthttp://jp.youtube.com/watch?v=WKKOsVS3VQ4Pink Floydについて(Wiki)

  2008/02/06

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  今のこのときを胸に抱き大切に.....未来のために

  http://jp.youtube.com/watch?v=_cbLWX30M7EMr.Childrenの「くるみ」のPVです。このPV見ていると、今のこのとき、未来、ささやかな過去を大切にしたくなります。http://jp.youtube.com/watch?v=R8vP1YHJ75sYOSAKOIバーション？もなかなかいい感じ。なにかに熱心になりたくなります。PS.楽天ブログはYOUTUBEのタグがエラーになるんですね。許可して欲しいです。

  2007/11/13

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  GIFT 広瀬香美

  最近のお気に入りの曲が広瀬香美のGIFTという曲。広瀬香美はどちらかというとそれほど好きな歌手ではなかったが、ここ2,3日職場の有線で良い感じの曲が掛かっていて、誰の曲だろうと歌詞を手がかりに検索したら広瀬香美のGIFTという曲でした。あれ？こんなに胸に響くような魅力ある声でしたっけ？。初夏の星きらめく夜、街の郊外を自動車のルーフを開けてこの曲を掛けながら走る。うーん、なかなか良い感じ。........で、行き先は、コンビニ！、てか。↓視聴　アルバムGIFT+のGIFTという曲http://www.hmv.co.jp/product/detail/1226746↓歌詞http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND36655/index.html

  2007/04/17

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  ジュディマリのグッバイ

  思い出したの まだ外の世界が遠かった日ちっちゃなあたしは笑ってる清らかに広い額を夕日に染めて冷たい風を切って走る暖かいにおいのする方へ時が動くのを待ってたグッバイかわいいベビィ寒そうにショーウインドウ映ったグッナイ今夜は眠ろうグッバイかわいいベビィ..................................(グッバイ　JUDY AND MARY)この歌好きです。ジュディマリは雰囲気からしてティーンズ向かな？しかも女性向かな？と思うけど、このグループの曲の歌詞には共感できるところがあって、お気に入りの曲が多いです。歌詞は自然で素直な心の描写が多くて、そしてメロディーもいい感じ。先日も図書館で2枚組のアルバムを借りてきて、今週は通勤のときの自動車のBGMとして聞いてました（笑）。（あ、普段はハードロックやディスコミュージック聞いてますけど（汗））こういう優しい歌は時々聞くと癒されるんです。PS.シルバニアファミリーはもちろん娘のです。ジュディマリの歌のイメージに合うかな？と思って。アイニ　ツマヅイテ　ダイタ振り返る町は埃にまみれて涼しげな午前の雲が 音もなく追憶の海へ連れてゆく急ぎ足ふいに乾いて 下をむいてひざまずいているなら雛菊の空の中を私は歩いてゆこう..................色とりどりのガラスみたいな涙の美しさ七色は初秋の風に乗るわ白と黒の記憶もいつか落ち葉に満たされ神のお気に召されるように..................................(イロトリドリ　ノ　セカイ　JUDY AND MARY)この歌は、以前の会社で残業が続いて連日帰りが夜中になっていたころ、すれ違う車も少なくなった街灯だけが目に映った帰り道、自動車の中で聞いてました。けっこう癒されました。そんなふうに求めてばっかりじゃ　タマシイも枯れちゃうわ難しい言葉ばっかりじゃ　あの娘とも仲良くなれないの......春の散歩道には黄色い花のかんむりが夏の散歩道にはセミの行進が道をふさぐの何よりも大切なこと　手をつなごうやわらかい風が吹く少しだけ優しくなって　夕暮れにも早く気付くシアワセの形は変わってゆく　気付かずにのんびりとあたしが思うよりもずっと　あたしの空は広がってるんだわ............(散歩道　JUDY AND MARY)この歌聴いていると初夏の公園を散歩したくなります。セミしぐれのなか、木陰の公園のベンチで冷たい飲み物を飲んで、夕暮れまでゆっくりとしたい。そういう時間が取れればいいが....

  2007/03/17

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  Hold on tight to your dream 夢をつかめ

  Hold On Tight (Electric Light Orchestra)Hold on tight to your dreamHold on tight to your dreamWhen you see your ship go sailingWhen you feel your heart is breakingHold tight to your dream.It's a long time to be goneTime just rolls on and onWhen you need a shoulder to cry onWhen you get so sick of tryingJust hold tight to your dreamWhen you get so down that you can't get upAnd you want so much but you're all out of luckWhen you're so downhearted and misunderstoodJust over & over & over you couldAccroches-toi a ton reveAccroches-toi a ton reveQuand tu vois ton bateau partirQuand tu sents -- ton coeur se briserAccroches-toi a ton reve.Hold on tight to your dreamHold on tight to your dreamWhen you see the shadows fallingWhen you hear that cold wind callingHold on tight to your dream.Oh, yeahHold on tight to your dreamYeah, hold on tight...To your dream.

  2007/03/14

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  Telephone Line

  Telephone Line (Electric Light Orchestra)Hello--how are youHave you been alright, through all those lonely nights,Thats what Id say, Id tell you everything,If youd pick up that telephone.Hey--how you feelinAre you still the sameDont you realize the things we did were all for real not a dream,I just cant believeTheyve all faded out of view.I look into the sky(the love you need aint gonna see you through.)And I wonder why(the little things are finally coming true.)Telephone line, give me some time, Im living in twilightTelephone line, give me some time, Im living in twilightO.k. so no--ones answering,Well cant you just let it ring a little longerIll just sit tight, through the shadows of the nightLet it ring for evermore.

  2007/03/13

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• 映画「サウンド・オブ・サンダー」

  古典SF小説レイ・ブラッドベリ原作の「いかずちの音」を映画化したこの作品はB級SF映画という評価も聞かれたりするけど、個人的にはなかなか面白かったと思うよ。（原作は名作とされてます。おれは読んでないけど。）SFXはところどころB級っぽさを感じたりはしたけど、次はどうなるだろうというワクワク感がもてて、また登場する生物もユニークでわりと楽しめました。映画の内容はというとタイムトラベルのトラブルが捲き起こした災害物です。（↓これより、ネタバレ注意。）過去への時間旅行が可能になった近未来、厳しい規則のもとで恐竜狩のツアーが組まれていた。ツアーは進化に影響を及ぼさないように、すぐに死ぬ予定の恐竜を選んでの狩で、それ以外の行為は絶対禁止だったが....しかし、ついに進化に影響を及ぼし、現在と進化の狂いのギャップは波として現在に現れ始めた。波が過ぎ去ると何かが変わる。その波は数度訪れる。植物が都会を覆いつくし、凶暴になる.....恐竜から進化したような凶暴な生物が崩壊した都市を支配し始める....そして次の波が来れば人類は絶滅する.....タイムトラベルのスタッフとその危険性を警告していた女性科学者はその進化を狂わせた原因を探るが、その原因はごく些細なツアー客のミスだった。彼らは次の波が来る前に時代を修正しようと試みるが。まあ、あの程度でこんなにも時代が狂うならば、ドラえもんとのび太の一行はなんと罪作りなと思ってしまいます。気軽に楽しむにはいいんじゃないかな。ただ出尽くしたジャンルではあるためか、見終わった後はさほど印象には残りませんでした。★★★☆☆

  2007/01/24

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• 映画「エミリー・ローズ」

  最初はながーく感じた連休ももう後半を通過、今からが加速が付いたかのように早く過ぎさるように感じてしまうんだよなあ。休み中に近所から借りたDVDも含めて数本見たけど、一番印象深かったのが実話を基にした「エミリー・ローズ」です。この映画、ホラーやオカルト映画ということで期待して見ると賛否両論かもなあ？とも思えます。↓これよりネタバレ注意個人的にはオカルトの秀作と思うのですが、法廷サスペンスドラマというほうがしっくりくるのかな。CMではエクソシストの原点かと思える怖いシーンで話題になったのだけど、確かにエミリー・ローズ演じるジェニファー・カーペンターの演技は真に迫って怖い、しかし、ホラー、オカルトとしての怖さはそれほどでもないと思う。てか、この映画、そういう怖さというより、メインは法廷劇だろうからね。映画は法廷のシーンを中心に、エミリーが悪魔に憑依され、悪魔祓いに至るシーンを、証言者や悪魔祓いの証拠品を通しながら回想的に描かれる。女子学生エミリー・ローズは学生寮で午前3時に焦げ臭い臭いで目を覚まし、そこで幻覚と一時的な激しい痙攣に襲われる。それ以降、幻覚に襲われるようになったエミリーは医者の投薬による治療を受けるが改善されず、悪魔に憑依されたと思い、ムーア神父を頼り悪魔祓いの儀式を受ける。しかし、エミリーは自虐行為と拒食のため死亡してしまう。そしてムーア神父は裁判にかけられる。法廷では、エミリーは病気で、神父が投薬医療を中止して死なせてしまった過失なのか、それとも悪魔の憑依だったのか争われる。ムーア神父の弁護を担当した女性弁護士エリンは当初はそういう見えない存在に懐疑的であったが、彼女も午前3時に焦げ臭い臭いで目を覚まし、幻覚を見る。その後のさまざまな出来事で彼女も目に見えぬ存在を信じ始める。エリンは悪魔祓いを法廷で証明しようと試みるが.....法廷ではエミリーが最後に書き残した手紙が読まれるが、そこに書かれた彼女の神秘体験とは？陪審員達に悪魔祓いはどう判断されるのか？、判決は？。おれ的評価　★★★★☆

  2007/01/05

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• 映画「ロード・オブ・ウォー」

  ニコラス・ケイジ主演のアクションと言うと「ザ・ロック」を思い出すのだけど、そんな作品を期待するノリで借りたDVD、映画「ロード・オブ・ウォー」、この映画、ニコラス･ケイジがザ・ロックとはまったく違った役どころで面白かったですよ。「ザ・ロック」ほどの派手なアクションはないけど、実話に基づいていることや、冷戦時代からソ連崩壊そして現在に至るまでの世界情勢に翻弄される武器商人の暗躍が描かれていて、興味深く見れる作品です。（↓これよりかなりネタばれ、注意！）ユーリー（ニコラス・ケイジ）はウクライナからUSAへの移民で、両親の経営するレストランを弟と手伝っていた。ある日ロシアンマフィアの抗争を目撃したユーリーは、それを機会に武器販売を思い立ち、武器商人への道を歩みだす。そしてマフィア相手だった武器密売を弟と組んで世界的なビジネスに広げる。しかし弟は取引で得たコカインで中毒となり、施設へ入る。（弟はその後、回復し、彼女もできて、レストランを持つことを夢見ていたが、再び兄を手伝うことになる。しかし、取引現場で罪を感じ、兄を裏切り....）一方、ユーリーには昔から憧れだったモデルの女性がいた。ユーリーはその女性を、大枚をはたいて身分を偽り、心を射止めて妻とする。そして大きな屋敷に妻と子供と暮らす絶好の幸せを手に入れる。そんな中、テレビでゴルバチョフの開放政策を知ったユーリーは、ソ連崩壊をビジネスチャンスととらえ、叔父を頼ってウクライナへ行き、アフリカの某国々を相手にさらに大きな取引をする。そんな彼をインターポールのバレンタインは不法貿易の疑いで執拗に追跡する。インターポールの追跡等で家庭の危機を感じたユーリーは武器密売をやめてまともなビジネスをする。儲けは少なかったが、安全で平穏な家族との生活に満足していた。.....が、家族との幸せな生活の中、武器取引のお得意先であったアフリカの某国大統領が国連会談の帰りにユーリーの家に訪ねてきて、そして........この映画のタイトル”ロード・オブ・ウォー”は戦争の道ではなく、戦争の王の意味だそうです。まさに武器密売人としての戦争の王ユーリーなんですが、ユーリーはやがてバレンタインに逮捕され取調べをうける。その場面で、法に忠実で、国家に忠実のバレンタインに、ユーリーの販売する武器で多くの人が殺されていると責められるが、ユーリーは最大の武器販売商人はアメリカで、おれ（ユーリー）の一年分の取引をアメリカは一日でこなしていると語る。バレンタインは大量殺戮兵器を世界にばら撒いてきたユーリーを憎んでいたが、忠誠を尽くしていたアメリカが、武器販売で密売人達よりはるかに上を行っている事を知り少し動揺する、それでもユーリーを捕らえた勝利感につつまれていた。つまり、最大の武器販売業者は国連常任理事国のアメリカ、ロシア、中国、フランス、イギリスなんですね。アメリカ政府はすぐにユーリーを釈放します。必要悪として。戦争の王の王　それはアメリカってことだね。

  2006/11/05

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• 映画「ポセイドン」　なんちゃって家族登場

  ああ、映画の記事書くとき、どうしてもあら捜しをしたくなるんだけど、昨日のTVで放送したポセイドンは、あらさがしどころかなんじゃこりゃーて感じだったなあ。リメイクというとおれは最新のSFXを使って、ストーリーも前作を元にさらに一味加えると言うイメージを持ってるのだけど、このポセイドンアドベンチャーのリメイク版は、なんてゆーか、前作の主要登場人物設定はメインを除いてほぼそのまま、死ぬシーンまで一部を除きほぼそのままって感じ。それはそれでいいが、どうも感情移入できなかった。SFXはパニック映画としての迫力はあったが、前作に比べ期待したほどでなかった。前作のほうが迫力あったと思う。もっとも前作は子供の頃見たのでそれだけ印象深かったかもしれないが、それでも前作のほうがすさまじかたっと思うよ。（↓以降、ネタばれ注意）前作では牧師と他のリーダーの対立が分かりやすく描かれていたが、今回もそういう対立はあったことはあったね。しかし今回はテロリストとそれを捕まえた捜査官も絡んで、なんか、誰が主人公やら.....で、なんちゃって家族の親父も目立ってたなあ。そんなこんなで、誰に主眼をおいてよいやら、ストーリーとしては散漫になっちゃたんじゃないかなと思う。この映画で一番目立っていた”なんちゃって家族”、娘は人命救助に加担するものの、息子は大惨事の中でスクープ撮影と言う私欲でビデオ取ってるし、親父は不倫中の恋人と奔走、奥さんは家庭不和でイライラ。（前作にはそんな家族いたっけなあ？）そして最後はこの親父、迫り来る危機の中で奥さんに、「本当はお前を一番愛してる。」なーんての恋人の前で言っちゃてる。まあ、全員が死の危機の中にあって、とっさに本音が出ただろうけど、それを聞いた恋人は動揺を隠せてなかったね。恋人にしてみれば二人でこの災難のなか逃げてきたのに、今までなんだったの、最後に”なーんちゃって、ほんとは奥さんが一番だよーん”だなんてー。しかもだよ、最後の最後に梯子が折れて、折れた梯子にこの親父と恋人が取り残され、この親父、恋人が自分より梯子の下にいるというのに、一人先に上がって家族の元へ。で、そこから恋人を励まし、上がってくるんだーと叫んでる。そして恋人は親父と奥さんの見ている中落下。話に恋愛的スパイスを持った唯一の内容がなんという結末だよ。おれはこの親父に、恋人を先に行かせるが、ともに落下するクライマックスを期待したのだが......。さて前作で、おれが子供ながら一番感動したシーンの、牧師の殉教なんだけど、今回ってなかったよね。前作ではこの牧師の神に対する問いかけが強調されていて、最後の生存者の脱出を阻む障害物に、「神はここまでもわれらを見捨てるのか？」と言うようなセリフを残し、その障害物を取り除くために犠牲になって、結果、生存者たちは生き延びることができたのだけど、このシーンがなかったよね。このシーンでは最後まで牧師に反発していた人物が改心し、牧師の後をついで、生存者を助けるんだよね。（なんせ子供の頃見たからうろ覚え。）まあ、そういった名シーンがなかったり、他に名シーンがあっても前回より若干あっさりとしてたためか、あのなんちゃって家族が目立ったりして、感情移入できなかったよ。まあ、そんなこんなでいろいろ批判しちゃったけど、おれは前作の印象が強すぎたからね。でも映画館で見れば迫力あったでしょうね。迫りくる海水の恐怖は倍増されてたし、それなりに現代のこの世相は反映した楽しめる作品ではあると思います。（レンタルでなくてTVでよかったーが本音だけどね。）

  2006/10/16

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• 映画「CURE」　癒し

  少し前、Gyaoで映画「CURE」を見ました。黒沢清監督、役所広司主演のサイコ・サスペンスです。サイコ・サスペンス、ホラーとして紹介されている映画なんだけど、タイトルはCURE（癒し）、なんで癒しなんだろうか.....映画のタイトルの意味、結末でなんとなくわかりました。（これよりネタバレ注意）手口が同じ殺人事件が多発する。いずれも犯人は逮捕されるが、殺意が感じられず、事件に至るほどの動機もない。この事件を追っていた役所広司演じる高部刑事は事件の背景に間宮という人物の存在を突き止める。高部刑事は間宮が催眠術によって殺人を犯させる殺人教唆の容疑で追い詰めていくが、間宮の正体を突き止めていくうちに、間宮の策略にはまっていく。萩原聖人演じる間宮と高部刑事の対峙はこの映画の最大の見せ場だと思う。二人の演技は秀逸で、間宮の淡々とした口調と、水や炎を使った暗示は不気味。高部刑事は間宮と接するうちに、間宮の話術と行動に、自らの狂気を呼び覚まし始めてしまう。高部刑事の捜査に協力する心理学者は間宮を伝道師と表現した。何の伝道師か？、やがて高部刑事は間宮の影を追ううちに、ある廃墟にたどりつく。間宮は高部に何かを伝えたくて、この場所に呼んだのだった。そして高部は、そこであるものを見て、そしてあるものを聞いてしまう.....間宮は何を伝えたかったのか？この映画でのCURE（癒し）という言葉をおれなりに解釈すると、間宮によってその人物の心の負担となっているものが明確にされ、それを抹殺することで癒しが得られるということではないだろうか。高部刑事は心の病気を抱えた妻と二人暮し。高部は愛妻家で、常に妻に気を使い、やさしくしていた。しかし間宮の話術によって、自らが持つ社会や妻への不満をあらわにしていく。高部にとって心の病をおっている妻は負担でもあったのだ。そして....映画の最後、癒しを得た高部はにこやかにレストランで食事している。すべてのストレスから開放されたかのように。そしてそのとき高部に接したウェイトレスは、なにかに解き放たれたかのように厨房より包丁を持ち出し、上司のいるところに向かって歩き出す。ところで映画の中でとても印象に残っているシーンがあるんです。高部が心の病ををわずらう妻のため旅行の計画を立てる。乗る気でない妻だけど、夫の気遣いが嬉しいのか沖縄のパンフレットを持って行き先を選定始める。そしてあるときバスでどこかに向かう高部と妻の姿。妻：「沖縄に行くのですね」高部：「いや、別のところさ」バスは空の雲の合間を走っていた......このバスのシーンは夢なのか現実なのかあいまいなシーンでしたが、代わり行く高部の気持ちをあらわしていたなと思います。映画全般では意味の分からないシーンもあって、なんかもやーとしたイメージが残るのだけど、役所広司さんと萩原聖人さんの演技は秀逸だし、余韻の残る映画でした。人によっては複雑な思いがするでしょうね。いろいろな解釈ができる映画です。

  2006/07/01

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• 映画「亡国のイージス」

  先日、知人の理髪店へ行った時、帰りにDVDをいろいろ貸してくれたので、連休最後の日に鑑賞しました。見たDVD：亡国のイージス、ナショナルトレジャーナショナルトレジャーってトゥームレイダーみたいな展開期待しちゃったけど、なにこれ？現在の都会が舞台の冒険ものだったにょね。まあ、それはそれでおもしろいが、期待した分がっくし、展開にめりはりなくてあくびでちゃったよ。まさにディズニー映画らしいや。で、亡国のイージス、これ期待したのだけど、まあ、ぶっちゃけ、角川映画らしいや。まず、こっれって小説読んだ人限定の映画なのかと？それとも、登場人物の相関関係が意味不明だろ？だから小説読みなさいと？アクション中途半端、ミサイルが発射したシーンでは、イージス艦がミサイルで撃沈される部分はアクションとしては最大の見せ場かもと期待したが、レーダーからイージス艦が消えるシーンのみで表現。これはこれでそれなりに演出効果あったけど、その後の戦闘シーンとかアクションの見せ場もなんとなく拍子抜けな感じでした。あと、人物の背景がよく分からない。イージス艦いそかぜの副艦長宮津は北朝鮮の政府転覆を狙うヨンファと共謀し、いそかぜの乗組員を追放し乗っ取る。彼らは化学兵器グソーと言うものを持っていて、それをもって日本政府を脅迫する。異常事態を察知した先任伍長の仙石はひとりでいそかぜに戻る。そして先にテロリストの行動を察知していて潜入していた、自衛隊の秘密組織隊員如月とともにテロリストと戦う。ところで、さまざまな戦闘シーンの合間に登場人物たちの回想シーンが出てくるのだけどさあ、如月と女性戦士の海中のキスはなんだったにょ？あの女性戦士と北朝鮮テロリストの関係って？気になる如月の過去も断片的な回想だけでよく分かりません。最後にヨンファはなんで仙石にとどめささずに、仙石からの銃の射程範囲で何の警戒心もなく、しかも仙石に背中向けて、グソー（化学兵器）をごちゃごちゃセットしてたんだ？あ、でもね、あれこれ書いたけどストーリーとしては面白いです。日本の防衛の弱さ突いてるし、イージス艦の内部もいろいろ見れて興味もてたし、でもね、せっかくの登場人物の背景がよくつかめない。そういう点では中途半端な感じでした。如月はかっこよかったね。自衛隊に如月や仙石みたいな隊員がいれば少しは頼りになるか、な？。

  2006/05/12

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• 映画「ハイドアンドシーク」

  ハイドアンドシーク-暗闇のかくれんぼ-　見ちゃいましたよー。テレビで散々派手にコマーシャルする作品に良い作品なし（おれの法則）と思ってたけど、一般的な評価はやはりそのとおりですね。不評です。でも、おれは、この作品結構面白いと思ったぞー。（記憶に残るほどではないが）作品的雰囲気は、スティーブン・キング原作の映画「シークレット・ウィンド」と韓国映画「薔花紅蓮（箪笥）」をたして2で割ったて感じ、簡単なあらすじは↓（これ以降ネタばれ注意）少女エミリーは母親の自殺現場を目撃してしまい、そして心を閉ざしてしまう。その後、父親キャラウェイはエミリーの治療のために、エミリーを連れて、ニューヨークから田舎へ引越しする。引越ししてしばらく後、エミリーは外で遊んでいて森に入る、そして森にある洞穴の入り口であるものと出会う。その日から、エミリーはチャーリーと言う友達ができたと言い、チャーリーと遊び始めるが、チャーリーはエミリー以外には目撃されない。エミリーはチャーリーとかくれんぼをして遊んでいると言う。それと同時にキャラウェイに執拗な嫌がらせが続く。キャラウェイは嫌がらせをした人物がエミリーだと疑い、チャーリーはエミリーが作り出した架空の人物だと疑うが.....やがて館を訪ねてきた者も、チャーリーとエミリーのかくれんぼに参加し、殺されていく.....そしてついにチャーリーが姿を現す。その正体とは？推理好きな人は中盤くらいからなんとなーくチャーリーの正体が分かるだろうね。それでがっくりする人が多いみたい。でも、おれは、その正体が意外だったんだよ。だから個人的感想としては面白かった。いや、実はおれもなんとなく正体はあの人だろうなあとは思っていたけど、さらに奥があると読んで、別の犯人を思い込んでいたんだ。だから意外だったにょだ。それと、実は心霊映画と思ってたので、そういうところもある意味おもしろく裏切られたよＷ。まあ、幽霊とか魔物より怖いものは人間てことですかな。

  2006/05/03

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• 映画「バタフライ・エフェクト」

  連休中に何本か見ようと借りてきたDVDのひとつ「バタフライ・エフェクト」を昨日見ました。バタフライ・エフェクトとはカオス理論のことで、蝶が羽ばたくとその影響で地球の反対側で台風が起きるというたとえらしいです。映画もそのような内容に沿ったもので、もし過去が少し変わればその影響は多大なものとなるといったものです。この映画の簡単なあらすじをば、（↓これよりネタばれ注意）主人公エヴァンは少年時代に小時間の記憶喪失を何度も体験していた。記憶喪失した時間帯の多くはなにか需要な事件がおきていたらしいが、その間何があったのかだれも教えてくれない。エヴァンには幼馴染で、お互いに惹かれあっていたケリーというガールフレンドがいた。やがてエヴァンは母親とともに引っ越すことになるが、エヴァンはケリーに「君の事は僕が守る」「必ず迎えに来る」と約束して分かれる。やがて学院生になったエヴァンは、少年時代から今まで毎日つけてきた日記を読み直してみた。日記は記憶を失う直前までのことも書かれている。エヴァンがそれを読み始めると、突然空間がゆがみ、その記憶の続きの場面に心身ともにタイムスリップした。しかし事件が起こる直前で現在に戻ってしまう。そのなかにケリーと一緒にケリーの父親にビデオをとられている記憶があったが、それがどのようなものか思い出せず、エヴァンは少年時代にすごした町へ、ケリーを訪ねに行く。そして、そのときに起こったことをケリーに尋ねる。しかしケリーはその時のことを話そうとせず、泣きながらその場を去っていった。そしてケリーは自殺してしまう。エヴァンはケリーの自殺を起こらなかったことにするためにもう一度日記を読み、ケリーが話すことを拒んでいた記憶、つまりビデオを撮られた時の続きを体験しはじめた。その体験はケリーにとってトラウマになる出来事、実の父親による、エヴァンとケリーのロリコンビデオの撮影だった。そこでエヴァンはビデオ撮影をしているケリーの父親を脅迫し、ビデオ撮影を阻止した。その後、エヴァンが現在に目覚めると、そこはケリーと一緒に幸せに学生生活をすごしている現在であった。あのタイムスリップした時の行為がケリーのトラウマをなかったことにし、ケリーの人生を変えたのだ。しかし、そのしわ寄せは思わぬところにきて、再びエヴァンとケリーに悲劇が襲う。それをまた食い止めるために、日記を読み、また別の失われた記憶に戻り、別の事件を阻止する。しかしその結果、またほかの別の友人が不幸になる。エヴァンはケリーとの幸せな生活を手に入れるため、何度も過去を変えるが、それはバタフライ・エフェクトとして、さらなる別の不幸を呼び、二人が幸せになることはなかった。やがてエヴァンは、ケリーを守り、ケリーとエヴァン自身の幸せのためにある決意をする。エヴァンが死を覚悟して最後に行った行為とは......この映画の終わりは美しいです。これもハッピーエンドなんだろうなあ、一応は。人間は後悔する生き物、後悔できる生き物だと思う。しかし、どんなに後悔しても過去は変えられない。過去に戻れるとしたら、自分自身の行動で阻止したいことはいっぱいある。そして自分自身のトラウマもわかっているからそれも何とかしたい。しかし、もし、そのようなことができたとして、変えられたとしたら、それはどこかに影響し、今より幸せになれるか、さらに不幸になるか、また、誰かを不幸せにするか、結果は分からない。そう思っている現在も、未来のことは分からない。結局わからない、カオス理論とは、そのようなことも説明しているのかな？、カオスって言葉は便利な言葉だなあ。

  2006/05/02

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  ザナドゥ

  映画「ザナドゥ」のサントラ版です。しかもLPですｗ。押入れを整理していたら出てきたもので、3年ほど前、ジャンクショップで新品同用品を見つけて、懐かしくて200円ほどで買いました。ザナドゥは映画の興行は不振だったが、サントラがヒットした作品。映画は不評だったんですね。でもダンスシーンとかを支持する人も多く、賛否両論もあるでしょうね。おれはまだ映画見てないけど。E.L.Oとオリビア・ニュートン・ジョンの組んだこのサントラは、前半はE.L.Oの音楽で占められ、前半最後にオリビア・ニュートン・ジョンがボーカルのザナドゥが流れます。ザナドゥ♪チャチャンチャ,チャンチャ,ザナドゥ～ウウ♪あの耳に残るリズム、このアルバムに収められている他のE.L.Oの曲もなかなか良く、E.L.Oはこのときがピークだったかもね。オリビア・ニュートン・ジョンはこの後、シングル版フィジカルがヒット、そしてそれから数曲出して、どうなったんだろ？このアルバムの思い出といえば、高校生の頃,同じバイト先の悪友が"ザナドゥ、買っちゃたー"とうれしそうにバイト先の厨房に入ってきた（バイト先は日本料理店の厨房）。なんでも数年前から欲しくて、やっと買えたらしい。おれは"そんなにいい曲だったら貸して"と。アルバムを借りて、そして以降、E.L.Oのファンになるのでした。当時、学校の帰りから夜9時までバイトしていて、土日もほぼ一日バイト、そして給料の4～5万はずべて小遣い、登校のときにお腹がすけば喫茶店でモーニング、土日は昼食は外食、ときに夕食も友達と外食、アルバムは週に1枚以上は買っていた。いまのおれよりもはるかにリッチに生活していたのでした。そしてバイト仲間とは時に帰りに居酒屋に誘われ、カラオケ歌って、泥酔いしてタクシーで家まで送ってんもらったり、テスト前は勉強という理由で友達の家に泊まって、酒飲んでそのまま寝て、翌日友達の家から登校。休みには繁華街でタバコ吸ってて、一緒に補導されちゃったし、まあ、悪友といえば悪友でした。でも、みっちゃん、悪友なんて言ってスマソ、悪友とは個人で成立するのではなく、お互いの関係だから、おれもあんたにとっては悪友だたね。それと悪友といっても法律に対しての悪ですからー。だから性格は良い友でした。そんなわけで、ザナドゥを聞けば当時のことが走馬灯のようによぎり、その友達の顔が浮かぶんです。てか、いまでも夢に出てくるぞ、当時の背格好のままで。あの、ちなみにうちの子供がタバコ吸ったり酒飲んだらきつく怒りますよ！あったりまえっじゃん。よくないことはよくない。当時はそういう方向に行っただけの話で、できればもっと他の方向にやるべきことはある。ほんと、将来のこと思えば、この時期はしっかりと関心あることに熱中すべきです。音楽（バンド）とか、イラストとか。そう思うと、やはり、そういう、同じことに関心持つ友達とも、もっと親しくいるべきだったろう。てか、そういう仲間がいたのに大切にしなかったことは後悔してます。この当時に将来のトレンドの基盤がほぼきるので、子供達には大切にして欲しい時期です。

  2006/03/19

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• おれとおまえ考え方が違うようだ....映画「宇宙戦争」より

  「おれとおまえ考え方が違うようだ....」映画「宇宙戦争」でトム・クルーズ演じるさえない父親が、自分たちを助けてくれた男に言われたセリフ。ラストサムライ、コラテラルとかっこいい男を演じてきたトム・クルーズさんでしたが、この作品ではほんと自己中なさえない男でした。（これよりネタばれ注意）磁気嵐と落雷とともにトライポッドという３本足の宇宙人の殺戮兵器が地下から地上に現れ、人類抹殺が始まると、トム・クルーズ演じる主人公の父親は、息子と娘を連れて逃げ惑うのみ、それはあたりまえだよなあ、まったく太刀打ちできない相手に対して逃げるしかないよ。人の車を盗んで、逃げ惑う人々をよそ目に、ただひたすら安全地帯へ向かう。うーん、まあ、車は誰も乗ろうとしていなかったっし、必死だったからこれはよしとするか。一方、そんな逃げ惑うだけの父親に、反抗期の思春期の息子は嫌気がさしていて、「ぼくはやつらに復讐する。」と軍隊と合流して宇宙人と戦おうとする。それを父親は「幼い自分の妹も守れないのか！。」と力ずくで引き止める。フェリーに乗って逃げるときも、息子はフェリーに乗船しようとする人を手助けするが、父親はおどおどするばかり。そしてフェリーは転覆し、一向は岸に逃れたものの、そこはトライポッド群と軍隊との戦場だった。やがて息子は父親の制止を押しのけ、「たのむ行かしてくれ。」と、最前線へ走っていった。そして軍隊は全滅。一方、父親は娘を連れて逃げ、そして一人の男に地下室にかくまわれた。男は地下室に隠れ、宇宙人への反撃のときを伺っていた。その地下室にやがて宇宙人が現れる。主人公たちは隠れて、様子を伺う。男は宇宙人にライフルを向け、狙撃しようとする。それを主人公はおさえ、静かにするように諭す。主人公に２回も、宇宙人やトライポッドの触手への攻撃を阻止された男は、主人公にこう言う。「おれとおまえ考え方が違うようだ....」男は宇宙人に破壊され尽くした世界を見て、行動がおかしくなり、地下壕を掘り始め、レジスタンスを組んで復讐すると騒ぎ始める。やがて自分たちの身の危険を感じた主人公は男を殺してしまう。（え？敵は宇宙人じゃないの？）息子や男は宇宙人と戦うことを選び、主人公は自分と子供たちを守ることを選んだ、この２つの考えはどっちも理解できる、が、命の恩人を殺すこの行動は、おまいそれはないだろう....と思ったねえ。最後は、主人公は爆弾をトライポッドに仕掛け、一機だけ破壊するという活躍を見せたが.....これまでの行動を見るとどうも感情移入できない。まあ、映画自体は迫力ある、特撮もすごい、面白い映画でした。PS:ET、未知との遭遇と友好的な宇宙人の映画を撮ってきたスピルバーグが、今回、凶悪な宇宙人の映画を撮ったのは、”アメリカ政府が凶悪な宇宙人の情報をつかみ、宇宙人へのイメージの転換を計った”という情報が......なんちって、ただハリウッドの素材不足なだけでしょね。

  2006/02/25

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• 映画　CASSHERN　（キャシャーン）

  昨日、レンタルビデオでCASSHERN（キャシャーン）のDVDを借りてきて見ました。これはこれで、映画としてアニメとは関係ないものとしてみれば、ストーリーも面白いし、楽しめるかもしれない。重く悲しいストーリーの構成はアニメと結構同じなんだけどね。でも、CGがなんか中途半端ってゆーか、登場人物以外はCGか？と思えるような作り方。全体的に重苦しく暗い配色。それがまた、荒廃した未来の恐ろしさを表しているのかもしれないが、出来上がりはアニメでもなく、実写映画でもなく、ストーリーのあるプロモーションビデオをつなげ合わせたような中途半端な特撮作品という感じがした。あと、全体的なテーマがよく分からなかった。根本としては人間とは？なんだろうけど、それに、愛とか、戦いとか、憎しみとか、いろいろごちゃ混ぜで、そういう壮大なテーマをアニメに絡めて映画化したことに無理があったかもしれないね。結末も、結局どうなったのかあいまいだし、勝者もだれなのかあいまい。アニメのことを考えなければ、SF好きなら近未来を描いた一つのSF作品として楽しめるでしょう。もう少し工夫すればドッラグムービー的な出来上がりだったかもしれない。それにしてもアニメとしての多くの素材を抱えている日本なのだけど、このところ乱用過ぎではない？デビルマンにしても、キューティーハニーにしてもね。いつのまにか鉄人28号も映画化されてたし。デビルマンは見てないが、賛否両論ながら、駄作という話を結構聞く。素材としてはスパイダーマンのように続編を作ってシリーズ化も考えられるのに、最初にこけちゃったね。監督とか、脚本家とか、適当に決めすぎじゃないのかな。アメコミヒーローみたいに大切に扱って欲しいものです。最近見たDVD1.O（ワン・ポイント・オー）人間に感染する、企業の宣伝のためのコンピュータ・ウイルスの話。感染すると特定の商品が欲しくなる。アイデアは面白いけど、映画としてはつまらなかった。宇宙戦争古代から地球を観察していた宇宙人が地球侵略を始める。圧倒的な威力の敵の兵器は怖いなあ。旧作は子供の頃見たのだけど、今でも記憶に残っている。総合的に旧作のほうが面白いかも？最後は、お決まりの宇宙人は微生物で全滅するのだけど、もうひとひねり欲しかった。映画の中で、主人公が噂話として、大阪人が敵の兵器を何台か倒したと聞くのだけど、どうやって倒したのか気になる。アイランドクローン人間が自分達が作られた理由を知って、自由を求め、脱走する。エンターテーメントとして楽しめました。なんかアイロボットににてるなあ。近未来世界がある部分は進んでいるが、ある部分はローテクと中途半端に思えました。デアデビル見るの途中でやめちゃいました。なのでよく分かりません。ディープ・ブルー海洋のドキュメンタリーとして秀作と思います。ボーン・スプレマシー記憶を失った工作員？の話と思うのだけど、結局、真相がよくわからなかった。でも面白かった。

  2006/01/15

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