A Better Tomorrow

2006/02/04(土)10:29

風の谷のナウシカ

映画(45)

昨晩は前残無しで仕事に。 理由は録画しようにも「みんなのいえ」と被ってた、ナウシカを観る為。 久しぶりの鑑賞になるが何時観てもイイと思う。 いいシナリオに良い音楽、誰もが認める名作だろう。 物々交換では需要と供給のバランスが取れない為、人類は金を発明し、 それ自体価値を持つものからただの紙切れに変化し、人々はそれを求め資本主義は発展。 個人で競い合うのと同様、国家間でも競い、生み出された富と兵器。 誕生時点、威力の低い段階で使用され、それでもその破壊に使用を躊躇われる様になった兵器、核。 国家間でのみ流通していた時代は終わり、生きる為に技術を売る人々、 金の為に売買されるNBC兵器。決断は重りを背負った人間から、 自らの意思のみで決断できる人間へと移り、何時この物語の様な世界に成ってしまうとも限らない。 高度に発達した資本主義から巧く共産主義に移行できればその心配も無いだろうが、 現在の世界では遥か先の事。 あらゆる仕事には存在価値があり、上も下も無い。 供給側も需要側も対等。上司も部下も対等。それぞれが存在の為の依存関係。 とは言え、遥か先、精神的に人類が進化し対等で平等な世の中が来たとしても 個々の能力まで平均化する訳にも行かないだろうから、その差による感情が発生し、 また、繰り返すのかもしれない。 もしくは個々の役割を決める為に階級が発生し平等でない社会になるのか? どちらにしても人類にとっては早すぎる。もしくは到達できない理想なのかもしれない。 自然のペースより遥かに早く科学を発展させる人類は、 遅かれ早かれ、こめかみに当てた銃を暴発させ、中途半端な自殺を・・・・・。

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