テーマ:パイプたばこを吸おう(1803)
カテゴリ:パイプ煙草インプレ
ボルクムリーフというパイプ煙草は人気が高いようで、色んな味のバリエーションが輸入されていますし、話にも比較的良く出てくるような気がします。私も以前「シャンパン」を試した事があるのですが、他のシャンパン着香に比べて、だいぶ美味しかった記憶があります。 けれども、このボルクムリーフのシリーズの中で最もポピュラーであろう「ウィスキー」はまだ試した事がありませんでした。私は、普段の生活の中では酒のウィスキーはあまり呑まず、どちらかというとシャンパンの方が好きだったので、「ウィスキー」は後回しになっていたのです。 さて、どんな煙草なのでしょうか。 開封時の香りは、不思議とウィスキーの香りは非常に弱く、むしろ発酵した干草のような香りの方が強いです。着香煙草というより、深い熟成の非着香系のように感じます。 葉の刻みは、細いリボンカットで、市販紙巻煙草の細さに近いです。この細さだと、手巻きでもいけそうです。 湿気は、普通くらいでしょうか。 パイプに詰めて火を着けますと、やはり香り立ちは弱く、ウィスキーらしき香りは微かにしか感じ取れません。それよりも、発酵した干草の香りの方が前面に出てきています。 味は熟成系の煙草の甘味で、これも香りと同じく、決してドンとは来ません。最近試した手巻き煙草「フランドリア・ブラック」にも似た風味もあって、ちょっと葉巻っぽいと感じる部分もチラホラあります。 これ、本当に着香煙草なんでしょうか、というぐらい着香感が薄いです。 記憶の中にある「ボルクムリーフ シャンパン」の方は、もっと熟成感が浅く、シャンパン着香の風味がもっと前面に出てきていたように思います。今回の「ウィスキー」と前の「シャンパン」では、どうも使っている酒の種類以上の違いがあるようです。 喫煙中盤になると、薄い着香感はいよいよなくなり、味も香りも深めに熟成された非着香煙草のようになります。発酵した干草系の香りは益々前面に立ち、ウィスキー的要素はほとんど行方不明になります。 この段階でも甘味は薄めで、粉っぽい渋味の方が目立つ感じがします。この辺りは本当に「フランドリア・ブラック」をパイプで吸った味に似ています。 喫煙終盤で甘味が少し強まりますが、大筋で中盤と同じような感じで喫煙終了。後味はさっぱりしてますが少し粉っぽく、残り香は発酵した干草系の匂いが微かに漂う感じです。火付き・火持ちは普通でした。 全体的に着香感は非常に希薄で、目隠しで吸ったら、これにウィスキーを感じ取れる人は少ないのではないかと思います。 日本では非着香煙草を好む人が多いと感じていますが、そこから考えると、着香感の薄いこの「ボルクムリーフ ウィスキー」が、日本では珍しい200g缶が販売されるほど人気があるのも頷けます。 飽きの来ない煙草であるとも言えます。 [飽きの来ない煙草ブログはココ Click!] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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