テーマ:パイプたばこを吸おう(1804)
カテゴリ:パイプ煙草インプレ
加湿したラム・ロイヤルを手巻きにすると、なかなか良い結果が出ました。それでは、これを本来のパイプで吸ったら、どうなのでしょうか。 加湿によって少しソフトな手触りになったラム・ロイヤルを普通のサイズのパイプに詰めます。パイプ煙草としては普通っぽい湿り気に感じますので、詰める硬さも、いつも通りにします。 これを吸ってみますと、前回よりも熟成系の甘味が増えているように感じます。舌を噛むような刺激は少し減り、前回よりも美味しい気がします。ただ、火付きも火持ちも悪化しました。 喫煙中盤になり、着香成分が抜けてくると、やはり出し汁系の味になるのですが、前回よりも甘味が増して、コクが良く出ているように感じます。 やはり、今回の方が美味しく感じますし、この味なら比較的慣れ親しんだ範疇です。という事で、喫煙終了。 以前どこかでパウチの密閉性についての疑念を書いてらっしゃる文面を読んだ事があります。私個人としては、今までそのような事はなかったのですが、今回のラム・ロイヤルの件で、もしかしたらコレの事なのかと思った訳です。 加湿以前と加湿後で、どちらの方がメーカーのブレンダーが想定した味なのかは分かりません。けれども、今回のラム・ロイヤルは私にとっては加湿した方が美味しかったです。 もしメーカーが想定した味が加湿後の方であるならば、パウチの密閉性に疑念が湧きます。逆ならば、パウチの密閉性には問題はなく、私の舌がおかしいのか、メーカーと私の舌の感じ方が異なるのかの、どちらかという事になります。 ただ、まぁ、そもそもパイプ喫煙というのは、喫味に対しての喫煙者自身の関与度が非常に大きい分野なので、好みの湿度に調整するのも、その範疇になるのでしょう。あんまりトヤカク言うのも無粋というものです。 パウチの場合は、開封直後の状態が、自分にとってのベストの喫味になっているとは限らないという事が分かったのは、今回の大きな収穫と言えると考えています。 [コクのある煙草ブログは此方 Click!] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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