2012/11/24(土)16:47
エリンモア・フレイク 三度目
これまで吸ったフレイク煙草の中で一番好きなのは、この「エリンモア・フレイク」です。今回で3回目のレポートになります。
今回開封しますと、以前の2回の開封時よりも、柑橘系の香りが弱く、浅い熟成の干草系の匂いの方が強く感じました。また、写真のフレイクも28枚も入っており、この枚数は過去最高です。何か、枚数がだんだん増えてるんですけど・・・。(笑)
このフレイクを2枚ほど適当に折り畳んでパイプに詰めて着火しますと、前に吸った時よりも干草系のコクが強いように感じます。前に吸った際には、もっと柑橘系の酸味や香りを強く感じ、ほとんどレモンティーを口にしているような喫味だったのですが、今回はそこまで柑橘系を感知できません。雰囲気的には、オーリック「ゴールデンスライスド」に近く、割りと普通のバージニア&ペリクっぽい味です。
う~む、いわゆる製品のバラツキというヤツでしょうか。
火着き・火持ちは前回と変わりなく、フレイクとしては良い方でしょう。
しばらく吸い進むと、だんだんと以前の「エリンモア・フレイク」の味≒レモンティーのような味になってきました。もしかしたら、このパイプで前回吸った別の銘柄の味と香りが残っていて、それの影響があったために序盤の味が変わっていたのかも知れません。・・・でも開封時の香りもやっぱり少し違って感じたんで、前の銘柄のせいばかりではないと思いますが。
で、まぁ、そうこう考えながら喫煙終了。後味は「レモンティー+干草系のコク」といった感じで、残り香は干草系でした。
これまで、この「エリンモア・フレイク」は柑橘系の微着香煙草だと思っていたのですが、もしかしたら違うかも知れないと、今回は感じました。ペリクに代表される酸味は、着香によるものではなく熟成方法によって生まれますが、「エリンモア・フレイク」の柑橘系・果物系の味と香りも、そうした熟成方法によって生まれているような気がします。今回の缶では、以前よりも干草系の香りが目立ったのですが、その香りと柑橘系の香りが、境目なく連続した変化の中の一段階のようなイメージだったのです。味と香りのグラデーションとでも言いましょうか・・・。
着香ではなく、元々の煙草が生み出す味と香りの多様性については、もっと勉強していく必要がありそうです。
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