テーマ:機械式腕時計を語ろう(345)
カテゴリ:ドイツ時計情報
世界最大の時計見本市「バーゼル・ワールド・2013」が、現地時間5月2日に終了し、一通り今年の時計の新製品が出揃った感じです。その新製品の中から幾つかをピックアップして、これから何回かに分けて「あーだ、こーだ」とテキトーにご紹介しておこうと思います。 まず最初は、私も好きなブランド、ドイツ・グラスヒュッテのノモス社から「Ahoi」です。 「Ahoi」 ノモス社内で製造されている自動巻ムーブメントを使用したスポーツ・ウォッチという設定ですが、ダイヤルデザインはほとんど同社の「タンジェント」シリーズと同じです。ですから、既存の「タンジェント・スポーツ」と被る時計という事にはなります。 ただ、「タンジェント・スポーツ」はケース直径36.5mmの手巻きであるのに対して、新製品はケース直径40mmの自動巻です。また、リューズ周りのケースデザインや時分針の形状も異なります。でもまぁ、「タンジェント・スポーツ」の自動巻拡大版というような感じで考えても良さそうです。 デザイン的にも機械の内容的にも、なかなか魅力的な時計だと思います。 で、商品名の「Ahoi」なのですが、ドイツ語の辞書を引きますと、「船を呼ぶ声、おーい」などとあり、発音は「アホイ」だそうです。商品名で「おーい!」って・・・。(笑) 船上で使う言葉だと考えれば、スポーツ・ウォッチらしい名前だと言えない事はないかも知れません。 ノモスの自動巻の日本に於ける実売価格は30万円前後ですから、この時計はそれより少し高くなりそうです。とは言え、その辺の価格であれば悪くないと思いますので、ご興味がおありでしたら買ってみても良いのではないでしょうか。 [魅力的な時計ブログは此方 Click!] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.05.03 17:10:31
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