テーマ:パイプたばこを吸おう(1798)
カテゴリ:パイプ煙草インプレ
2011年の初頭にこのブログで煙草関連の記事を書き始めた頃、この煙草については一度レポートした事があります。その時はまだレポート形式が定まっていなくて、なんだかフワフワした記事になっていました。で、缶のデザインが変わった今回のレポートでは、最近のレポートスタイルに従って書き残しておこうと思います。 開封時の香りは、ビターチョコレートと洋酒といった所で、ほぼウィスキーボンボンです。(笑) カットはやや細かいリボンカットとラフカットの混合で、湿気はやや強めに感じました。 これを火皿内径22mmのパイプに普通に詰めて着火しますと、最初に来たのはビターなチョコレート風味でした。甘味はかなり控えめなのですが、微かな洋酒系の味と伴に、全体的には角の取れた円やかな味になっています。軽すぎず重過ぎない絶妙な味です。控えめな甘味も、バージニア葉から出る自然な甘味の範疇に感じられ、そういう意味ではベースの煙草の味を上手く取り込んだ好バランスな着香です。やはりラールセンは着香が上手いと感じさせます。 一方、香りの方は、やや洋酒系が強いでしょうか。 火着きと火持ちは良好です。且つ、燃え過ぎる感じもありませんから、かなり吸いやすい煙草です。 喫煙中盤でもビターなチョコレート風味が続きます。やはり甘さがかなり抑えられているので、飽きずに吸い続けられます。また、この辺りからベースの煙草のコクのような喫味も姿を現してきて、重厚感が少し増してきます。 喫煙終盤になると着香感は薄れ、割りとスッキリした軽い甘さ≒バージニア葉の自然な甘さが中心になります。そしてそのまま喫煙終了。後味はスッキリした甘味が残り、残り香は軽いチョコレート系でした。 全体的に見て、軽快で控えめな甘さのチョコレート着香が美味しい煙草でした。ニコチン感も割りとあって、そういう意味では煙草らしさもある銘柄だと思います。 くどくなく、割りと軽い喫味でありながら軽薄でもなく、絶妙なバランスのチョコレート風味が美味しい煙草です。やはりラールセンの着香は間違いがありません。 [自然な煙草ブログは此方 Click!] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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