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2015/06/22(月)17:25

ドイツのパイプマッチ

パイプ喫煙(809)

 以前ドイツからパイプを個人輸入した際にオマケで付いて来たパイプ用マッチを使ってみました。  日本の普通のマッチが手元になかったので比較写真が撮れなかったのですが、上の写真の通り、長さはジッポの長辺と同じくらいの約55mmで、これは普通のマッチの1.5倍くらいになるでしょうか。太さは普通で、火薬の大きさも普通くらいですから、全体的に見ると何だか間延びしたような外見になっています。  箱には約60本ほど入っており、1回のパイプ喫煙で最低2本は使用しますから、1箱最高で30回のパイプ喫煙に対応します。1日2ボウル吸って約2週間分、1ヶ月でこのマッチ2箱+αを消費する計算になります。  因みに、このマッチの販売価格は、ドイツのお店のHP上でVAT(19%)込み0.35ユーロとなっています。1ユーロ=140円とすると、日本(VATなし&消費税8%)で買ったら1箱約43円となります。つまり、1ヶ月で約100円程度を消費する計算になります。1ヶ月で100円ライター1個分なら、悪くない金額です。 ツゲ パイプマッチ 喫煙具・パイプグッズ  一方日本では軸長75mmのパイプ用マッチが1箱200円前後で柘製作所から売られています。商品画像から推測すると、1箱に20~30本程度しか入っていないようなので、1ヶ月の消費量は4箱以上となり、金額で800円とか900円のレベルになってしまいます。ガスライター用の共用ガスボンベが500円程度の缶で半年以上は持つ事を考えると、柘製作所のパイプ用マッチは金額的にちょっと非現実的な選択のような気がします。  で、ドイツのパイプ用マッチを実際に使ってみますと、普通のマッチのような火薬臭がなく、しかも軸に火を移しても余裕で持っていられるだけの長さがあるので、パイプに詰めた煙草への着火作業に時間的余裕が生まれ、とても快適です。なるほど、パイプ用と謳うだけの事はあります。一方、例えば太い葉巻に対して使う事を想定したとしたら、ちょっと長さと火力は物足りないかも知れません。葉巻に使うのであれば、軸長が更に長い柘製作所のパイプ用マッチの方が有利だと思われます。  という事で、ドイツのパイプ用マッチはなかなか優れた品物でした。これなら、普通のマッチではなく、このパイプ用マッチを使いたくなるかも知れません。一方、日本で売られているパイプ用マッチであれば、それではなくてパイプ用ライターを使うか、もしくは普通のマッチでいいやとなりそうです。  ドイツのパイプ喫煙環境の良さが羨ましくなるアイテムでした。 [優れた煙草ブログは此方 Click!]

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